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パワステ実験 その2

2010-11-07 | Z32の話-電装系
先日のパワステ実験の続きです。
とりあえず先回動くことはわかったので、今回は電流可変式の実験です。
10Ωの可変抵抗(2.5W)とロータリースイッチ(3接点)を用意しました。
LM317で簡単に定電流回路を組むと、抵抗にそれなりに電流が流れることになるのでちょっと大きめを選択。オーディオ機器っぽい?つまみは別売りです。アルミのつまみにしては破格の@90円でした(^o^)

ボリュームとスイッチ試作1号改

で、変更点は先回の試作1号にスイッチとボリュームを割り込ませただけです。
ロータリースイッチの3接点をそれぞれ
・コントローラOFF
・電流可変(ボリュームで調整)
・最大アシスト(ボリュームをスルー)
としておきました。
そうそう、試作1号は1/4Wの小さい抵抗を並べてましたが3Wの抵抗に変更です^^
スイッチとボリュームはむき出しだと操作しにくいのでケースに収めて、なんだか怪しげなスイッチボックスができました。その前に本体をケースに入れろよという突っ込みが聞こえて来そうですが…

調整幅はだいたい0.2~0.8Aくらいでかいので違和感ありまくりです^^;

LM317を使った定電流回路の電流値は、(1.25V / 抵抗値[Ω])となります。
今回は固定抵抗と可変抵抗を直列にしていますので、最大値は固定抵抗の方で決まることになります。
先回1.0Aくらいで実験して、軽すぎかなと思ったので最大は0.8Aくらいで良いかな?と1.5Ωの抵抗を用意しました。実測1.9Ωでちょっと焦ったのですが(1.25/1.9=0.65Aで低すぎるかなと)、電流の実測値は0.16~0.77A。抵抗の誤差ちょっと大きいような気もしますが(±10%って書いてあったけど大丈夫か?)、まあ結果オーライです(笑)

早速テスターを繋いだまま試走。ボリュームをぐりぐりまわすとハンドルの手ごたえが変わるのは面白いです(笑)
ちょっと走ってみた感じでは

・0.7Aあれば駐車場でもそれほど苦にならない
・0.5Aくらいあれば街中OK
・0.4Aくらいになると手ごたえはけっこうしっかり
・0.2Aくらいだと、もうOFFとあんまりかわらない

ってな印象を受けました。
意外とちょっとの変化でフィーリングが変わるもんだなあという感じです。操舵力の変化はソレノイド電流に対してリニアというわけではなさそう。とりあえずはもう少しこのまま色々いじりながら様子を見てみます。

ただ、スイッチをいじりながら乗るのはめんどくさいですね(笑)
やはり最終的には普段は速度感応、任意でOFFができるような感じにしたいと思います。

<追記>
その後スイッチをパチパチ切り替えながら走っています。
ちと面倒ですが特に不具合なく安定してます。駐車場ではMAXで楽ちんです。
でもこれ、定電流回路じゃなくても良かったような。こんな大きな抵抗使う必要もなかったな(´・ω・`)
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2 Comments

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Unknown (MAZ)
2010-11-07 22:26:58
いつも面白いことをやられていますね。
ウチの車のパワステはまだ元気なので考えなくても良さそうですがそのうち考える日が来るのでしょうか?

私も遅ればせながらアルミプロペラシャフトに交換しました。
センターベアリング交換より・新品プロペラシャフトより遙かに良いですね。

振動が全くなく車が軽く感じます。
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Unknown (HRD)
2010-11-08 00:14:58
MAZさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
メッセージ返信しようとしたらメアドがなくて困っていたとこでした(笑)
アルミシャフト、いいですよね^^
パワステのコントローラはけっこう壊れやすいみたいですね…なぜかTT(HICAS)よりもNAのが壊れやすいのか、事例が多いみたいです^^;
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