冷房のしくみ |
◇プラン1【そのまま直す】
リビルトコンプレッサとレシーバードライヤー交換(R12もしくは代替ガス)
もっとも妥当な方法。リビルト品は30000円程度からあるようです。交換作業は自分でやり、真空引きとガス入れをやってもらって予算は5万円くらいでおさまる感じでしょうか?
◇プラン2【レトロフィット】
プラン1+レトロフィットキットでR134化
Oリングを組み替えるのが一般的みたいですが、ケミカルのみという製品もあるようです。レトロフィットには諸説あるようですが…
◇プラン3【最新コンプレッサ移植】
最近の軽自動車などの小型コンプレッサ移植で低抵抗化・軽量化・R134化!
もちろん最低限ブラケットの自作や加工、配管の製作が必要になります。
プラン1と2はまあ普通なんですが、禁断のプラン3があるのでいろいろ考えてしまいます(^o^;)
なぜプラン3が出てきたかというと…L250のミラ(ターボ)に乗っている兄が、
「エアコンのON-OFFなんて、パワーやレスポンス的には気にならない」
と言うのです。昔は軽といえばエアコンをONにすると一気にパワーダウンするというイメージでしたし、それなりに排気量のあるZ32でもコンプレッサON-OFFでは、はっきりレスポンスの違いを感じていましたが、現代はどうも事情が違うようです。
こんな話を聞くと、今さら古い設計のコンプレッサを買うというのもしゃくだな…などという考えが浮かんできます。ベルトも掛けていない今の状態のレスポンスは結構気に入っているので、余計に考えてしまいます。現行車種のコンプレッサが移植できれば…と、プラン3が出てきたというわけです。
そんなことできるのかな~といろいろ調べてみると、どうも出来なくはなさそうです。車種は全く違いますが、実践されている方もいます。
冷媒の違いによって異なるのは、①コンプレッサ、②各所接続部のOリング、③レシーバー、④エキスパンションバルブの4点が主なようです。逆に言うと、これをクリアすればクルマの配管などをそのままに置き換えることも可能ということになりそうです。
コンプレッサを他車種から移植し、Z32の配管に接続するということは全く仕様の違うホースが必要になりますが、高圧ホースをワンオフしてくれるところというのは案外あります。たとえばここでは仕様の異なる改造ホースも「見本があれば製作OK」ということになっています。値段もかなりリーズナブルで、純正より安いんでは?と思うくらいです。
また、Z32にはR134モデルがありますので、レシーバーやエキパンもR134仕様の部品があります。また先ほどの会社ではエバポレータの製作なども請け負っています。
それにレシーバーやエキパンはレトロフィットなどでは変えない場合もあるようなので変えなくてもそれなりに効くのかもしれません(どのように仕様が違うのかいまいちわかっておりません)。
とりあえずヤフオクで軽のコンプレッサを色々みてみると、軽自動車というのは新車でもガンガンぶつけられて廃車になっていくのか、走行2000kmの解体部品なんていう信じがたいものがあったりします。
そんな中、ちょっと見た感じではMH21or23ワゴンRのコンプレッサがVリブド仕様でなんとなーーく形状的にZ32のものに似ているので良さそうな気がします。寸法もわかりませんので勘のみなのですが…
…どのコンプレッサを選んでも取付けにはそれなりに加工が必要になるでしょうし、仮に本体がうまく取り付けられでも配管のレイアウトができるかという問題や、プーリーの違いによる回転数の問題がでる可能性も大いにあります。
そんな変なこと考えてないで早く直せよ…とも思うのですが、これが実現できれば低抵抗化・軽量化・R134化が一気にできて万々歳!?なエアコンライフが送れるかと思うとチャレンジする価値はあるんではないかともう一人の自分がささやいており困っています(笑)
このブログを訪問しているZ32所有者にとって一番現実的で興味があるのはプラン2でしょう。「本当にOリングも交換せず134にして漏れないのだろうか?」「12と変わらず冷えるのだろうか?」など当然の様に知りたい情報だと思います。取扱業者が「何万台の実績!!」とは言っても本当に聞きたいのは実際に使っている中立の立場の感想です。
しかしプラン3も気になります。アイドルアップが必要ないほどの低抵抗ならエアコン作動時の水温上昇もある程度、抑えられるのではないかということです。
この場合すべてのOリングも交換するということですよね?となるとエバポの脱着=ダッシュボード脱着ですか?エライこっちゃ…
私のZはBBSの通りです。本日も快調に冷やしてくれております。
コンプレッサーは従来通りですので、エアコンのON・OFFで若干のパワーダウンは感じますが、気にしないようにしてますw
Oリングは10箇所くらいあるので交換するとそれなりに大変な作業になりそうです。
もともとR134のコンプレッサにレトロフィット剤を入れるとどうなるんでしょうね…?
ここを見ると、エバポレータは一応ダッシュを外さなくても取り外しができるようですが…
http://blog.goo-net.com/fmaintenance/35
私の技量で出来るかはまた別問題です(笑)
た~ちゃんさん
プラン3を実行する場合、ブラケットなどは自作するつもりなので予算的にはあまり変わらないと思います。時間とプライスレスな努力はそれなりに必要になりそうです(^o^;)
>本日も快調に冷やしてくれております。
すばらしいですね!私もこれが言えるように何とかしたいと思います。
暑さに負けてプラン1にするかもしれません(^o^)/
まずレトロフィットに使われる冷媒と一般に使われているR134aが同じものなのでしょうか?なにせ半月程前に初めてこのレトロフィットというちょっと怪しげな言葉を聞いたもので全然分かりません。説明を読む限りではガス取り入れ口を換えて134を入れるだけの様に受け取れるのですが…
しかしそんな虫のいい話があるのだろうか。
タダでさえくたびれ始めているZのACラインに12よりも高圧な134をOリングも交換しないで入れれば漏れて不思議はないと思うけどどうなのだろう。
「レトロフィットキット」あ・や・し・い!
前のオーナーがした様ですが。
やはり効きはR12の7割程度になるようです。
ケミカルだけのレトロフィットはR12用
コンプレッサーオイルと134a用のオイルの
親和性がないためそれをごまかすための添加剤
です。
ベストはコンプレッサー移植ですが、結構大変
だと思います。
一部のホースなども作らないといけないし。
システムそのままで、R12の代替ガスである
HC(ハイドロカーボン)系ガスがいいと思います。
コンプレッサーの圧縮圧力も少なくて済みます
から、レスポンスもあまり落ちないかと。
先日自分で真空引きして、ガス注入しました。
可燃性ガスなので、ちょっとそれが心配ですが。
「レトロフィット」という言葉自体は「古い機械に新しい部品を適用する」といった意味合いで、カーエアコンに限った言葉ではありません。
ですから一概にレトロフィットと言っても、上で紹介したケミカルのみの簡易な製品もあればOリングやエバポなどを交換する作業を指す場合もあり、さまざまです。便宜上ひとくくりに呼んでしまいますが、その内容によって状況も変わってくるものと思います。
AQUAZさん
レトロフィット実体験者の声ですね!
以前は寒いくらいでしたので、冷えが多少和らいでも実用には問題なさそうな気がします。
ご自分で真空引きが出来る設備&技術、うらやましいです(^o^;)
http://www.midoriseibi.co.jp/tuning/r32/r32-r134agas-airconkit.html
こんばんは。GTRとの人気の差ですね(^-^;)
そのうち私が作ります!なーんて…
中古エバポASSYを1万で手に入れ、1or8でそのまま取り付け
COLD12を3本注入、あと半缶位足りないかも
知れませんが、バッチリドアの吹き出し口で
外気温32度時で、16度まで冷える様になりました。
なかなか良いですよ、HC冷媒。
結局トータル15000円で直せました(笑)
おおー報告ありがとうございます。すばらしいですね!
やっぱりとりあえずプラン1(with COLD12)で直そうかな~と思いつつ、もう最近暑さに慣れてきた気さえします(笑)