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リヤのトー調整

2010-04-22 | Z32の話-サスペンション関係

トー調整の図
前回アライメント調整をしたときの話。実験的にリヤトーを大きめにつけていたんですが、結局標準的な値に戻しました。具体的には約0.5°(ゲージの読みで2mm)→約0.2°(ゲージ読み0.8mm) です。これはmmでいうとトータル10mmくらいから4mmくらいまで減らした感じです。

リヤトー過大の時はやはり曲がりづらくなりました。いつもの感覚より操舵角を増やさねばならず、いまいちスムースに曲がれません。ただ、安心感というかリヤが乱れにくいというのもわかります。で、これを0.2°くらいに戻したところ、感じていた違和感は無くなりました。だいたい純正の基準値(0~4mm)内ですので、良くて当然と言えば当然なんですが、「リヤトーインを大きくするとアンダーステア傾向」というセオリーを実際に試してみて実感できたので面白いです。

トーの調整は純正の場合は偏芯ボルトで行いますが、調整しづらいので少し前からトーコントロールロッドは調整式のものに変えています。ピロテンションと同じセクション製です。このメーカーにこだわりは無いのですが、青いのや赤いのはどうも…と思っていると対象が絞られます(笑)少々ねじのピッチが粗いのが気になりますが、調整はやりやすくなりました。片端はピロになりますが、テンションロッドと違ってたくさんあるブッシュの一箇所だけのピロ化の恩恵は感じにくいですね。

…と、こうしてときどき自分なりにアライメント調整しているわけですが、なんだか最近いまいちまっすぐ走らなくなってきました。アライメントの用語で「スラスト」というのがあって、この手の用語を解説をしているサイトによればリヤトーの左右差がクルマの進む向きを決めているということになっています。いちおうリヤのキャンバとトーは左右差があまりない状態にしてるつもりなんですが…うーん、まだまだです(^-^;)

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