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ミッション・デフオイル交換

2008-06-06 | Z32の話-駆動系
いつだったかミッションオイルとデフオイルの交換をした時の写真を発見。
このときオイルサクションガンを買ったので、おうちで交換です。

まずはジャッキアップしてウマをかけたら下に潜って、さあ作業です。
いろんなところにも書いてありますが、いきなりドレンを緩めてオイルを抜くのではなく、まずはフィラーが緩むことを確認します。このとき、オイルの量を確認すれば漏れによる減りがないかも確認できます。



ちょっと写真が見にくいですが、ミッション本体の真下についてるのがドレンプラグ、右側についてるのがフィラープラグです。
これらのプラグ、正方形の穴のタイプですので専用ソケットが必要です。



1/2のスピンナで…なんていう人もいますが、専用ソケット、アストロで350円ですので、買った方が安心だと思います。

オイルを抜いている間、プラグの掃除をします。ドレンプラグにはマグネットが付いており、スラッジが集まるようになっています。今回もそこそこ付いてました。
キレイにしたら、シールテープを巻いておきます。なぜかミッションやデフのプラグは管用テーパーねじが使われています。エンジンのドレンはメートルねじ+パッキンという仕様なのに、なぜなんでしょう?謎です。



オイルが抜けたらドレンを締めて、いよいよ新しいオイルを入れます。
サクションガンもアストロで買ったもので、1500円くらい。安いです。
ただ、このガンの組み立てが甘くて最初エアが漏れまくりで全然オイルを吸い上げませんでした。一瞬??となりましたが、一度先端部分を外して清掃、きちんと締め直したら大丈夫でした。



ガンは500cc、ミッションオイルは2.8Lですので、6回注入することになります。
ある程度入れたらタイヤを回してミッション内をかき混ぜて、その後フィラーからあふれるまで入れておきました。
オイルを入れたらフィラーを締めて完了です。

今回、オイルは値段重視でBPの安価なタイプを使いました。
ミッションは冷えているときは少しかたいかな?という感じですが、暖まった後のフィーリングは向上したので良かったと思います。
BPのミッションオイルもいくつか種類があって、今回入れたのは低温操作性のランクが高くない製品なのですが、それは本当なんですね(笑)


さてさて、デフもやることは同じなので同時進行で行いました。
デフは純正ビスカスLSDですが、オイル交換の体感は難しいかと思います。しかし、抜いたオイルは結構サラサラになっており、新油とは随分粘度が違っていたので効果は無くは無いと思います。
Z32NAのデフはR200(ターボ車はR230)で、シルビア等と同じなので部品の流通はたくさんありますので、出物を見つけたら機械式の導入をしようと考えています。ケースやフランジに多少違いがあるようですので、純正中古も用意して組み換えをするのが良いかと思っています。現車の部品を降ろしてしまうと何かしらトラブルがあったときに困りますし、部品を別に用意した方が余裕を持って作業できます。
と計画は出来ても、シルビアやスカイライン等の人気車の部品は流通量も多いですが入札数も多いですね。買えるのはいつになるやら…。



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