ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

どんな村でも、誰かのふるさと

2010年06月12日 | 中国(2)呼市→西寧
小さい寧夏はあっという間に抜けてしまい、
次は甘粛省に入ります。
この間は山越えです。景色も劇的に変わります。
(写真ばかりでごめんなさい)



○道は良かったり悪かったり


○岩山が迫る。夕方の放牧。


○この日は宿にありつけず、警察の敷地内に一泊
 標高1500m。朝が寒い。


○回族の女の子
 恥ずかしがって「この服が良くないのよ」


○今日も黄河は黄色の大河


○下痢地獄(写真はありません)
 トイレ行き放題でよかった。
 バックパッカーの人は大変だろう。


○宿屋の夫婦は、深夜も交代で加水の番をする。
 時折、夜通し走るトラックが停まる。



○いくつもの山を越える


○どんなに田舎でも、商店の品揃えは充実。
 安いボールペンを買おうとすると、旦那さんが「これを持っていけ!」と
 自分の胸ポケットから上等なペンをくれた。


○店員さんの目の色が緑だった


○最新式太陽光湯沸かし器
 …じゃなくてテレビのアンテナ。
 中国は衛星デジタル放送に完全移行済み。


○商店で一戦交える(トランプ)
 「え?もう行くの?泊まっていかないのか?


関係者の方へ宛てた旅行企画書の中で、中国の大都市から
名もなき寒村まで見て回る…と書きました。
しかし、それは誤った表現だったと思います。
地図を見せながら「ここはどこ?」と聞くと、そこには載っていなくとも
指をさしながら必ず名前を教えてくれます。

どんな村でも人は暮らしを営み、生まれそして死にゆく。
砂煙に包まれた荒れた道を、バスに揺られて戻ってくる。



○回族の赤ちゃん。今はなにも話さないこの子が、
 「水」という字を「ショエ」と読む日は近い。
 そして唯一神アッラーを信じ、生きてゆく。



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