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ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

ヤブカンゾウの若芽

2025-03-21 22:37:16 | 日記

一度食べてみたいと思いながら、せっかく我家の庭に顔を出してくれた若芽を摘むのが忍びなくて実現していませんでした。今年沢山芽を出してくれたので、間引く気持ちで少し摘みました。さっと茹でて酢味噌で和えましたら、クセがなくてシャキシャキして、美味しくいただけました。

話変わって毎年3月は、確定申告に始まって、随筆集「緋」の発行、日春展出品と続き、気ぜわしい毎日です。確定申告提出に続き、やっと日春展出品作の筆を置きました。今年は無理かなと思いつつも頑張って描きあげることが出来ました。今日は、再度見直し、細かい所の修正をして、額に入れました。

実は数日前、80%くらい出来上がった所で、師に見ていただいたところ、真っ赤に塗っていた所を白くした方がいいと言われて、焦りました。

和紙(麻紙)に、赤い絵の具を塗っている所を、筆で洗い落すのですが、赤が染料系の絵の具だったので、洗っても完全には落とせません。うっすらと赤い色が残ります。その上にドーサをかけて、胡粉をぬると、どうしても胡粉の白の下から赤い染料がにじみ出て、ピンク色に見えてしまいます。洗ってドーサをして胡粉をぬる、また洗ってドーサをして胡粉をぬる、結局3回同じことを繰り返し、やっと気にならない程度に白くすることが出来ました。ふーーーっ。

それにしても、和紙は強い。3回も水で洗ったにもかかわらずびくともしません。でも、何故何度も洗うのか?胡粉を何度も重ねてぬれば、その個所だけ分厚くなってしまい、絵全体のバランスが悪くなってしまうからです。

( ※ 作品については、出品要項に「SNSなどに作品をうかがわせるような内容をのせないこと」という注意書きがあるので、結果が出るまでアップできません)

さて、次は随筆集「緋」です。今月中には発送しなければなりません。頑張ろう!と、いつも自分を励まします(笑)


宮城県牡鹿半島のワカメが届いた

2025-03-21 11:38:16 | 日記

宮城県牡鹿半島のワカメが届きました。金沢市内で「おしゃべりカフェめてみみ」を経営する三男夫婦が送ってくれました。

「めてみみ」は、「読者の目となり手となり耳となる」という三男が以前勤めていた新聞社の社訓から了解を得て使わせていただいて店名にしたものです。「めてみみ」は本来軽食も出すカフェですが、たまに産地の方と提携して、ご希望の方に産地直送品をおわけしていて好評です。

そして、私たちもおこぼれを頂戴した次第。生の塩ワカメは、柔らかく磯の香りが豊かで、サラダ、酢の物、味噌汁、ごま油で炒めてもおいしい。そのまま冷蔵庫で長期間保存でき、冷凍すれば1年ぐらいは大丈夫です。

 

さてさて、日春展制作も大詰めとなりましたが、今日はちょっとお休みして、夫の医大病院歯科診察に付き添いました。前回も付き添ったのですが、一人では不安だと申します。ワーファリンを飲んでいるので、近所の歯科医院では、大きな治療はしていただけないのです。夫の通院に付き添うなんて・・・としみじみ思います。甘えることが嫌いな夫は、つい最近まで「一緒に行こうか?」と言う私に、「一人で行く」と拒否していたのです。