ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

何十年ぶりかの市民劇場

2022-09-30 19:54:08 | 日記


何十年ぶりかの市民劇場鑑賞でした。
こう書くと、お芝居にあんまり興味がないと思われるかもしれないけれど、そんなことはないのです。
お芝居も映画もコンサートも好きですし、興味があります。
でも、私の場合、興味のあるもの、すきなもの、全部にはまっていたら、大変なことになります。若い時分から、いろいろなものを我慢するのはなれています。
お芝居だって、高校の時演劇部に所属して、文化祭での配役も決まっていたのに、強制的にやめさせられ、部員の人たちに申し訳なかったし、自身どんなに悔しかったか。
共働きで子育て中は、日々の生活に追いまくられ、それどころではありませんでした。

やっと自分のために時間が使えるようになっても、一番やりたいこと=「絵を描くこと」のために、他のことは我慢することにしているのです。
いい絵を描くためには、ただ絵を描いているだけでなく豊かな文化的・社会的経験があるほうがいいことはわかっているけれど、主婦の悲しさ、あるいは乏しい収入では、制限せざるをえません。

いろいろ理屈を並べましたけれど、それでも今回市民劇場に行ってみようと思ったのは、今回の出し物「おとうふコーヒー」が認知症の施設であるグループホームが舞台となっていたからです。

前置きだけで、「おとうふコーヒー」の感想は書けなくなってしまいました(涙・笑)


新手の特殊詐欺?

2022-09-27 20:46:36 | 日記
(息子が高校?の時に描いた自画像)

今日、久しぶりに集中して絵を描いている時に電話が鳴った。

「こちら岡山大学の(大学病院とは言わなかった)耳鼻咽喉科の医師の✖✖ですが」(えっ、何事!とドキンとする)
「〇〇さん(息子の名前)が声が出なくなったということで、付き添いの方といっしょに来られたのですが・・・」(ん?遠くにいる息子が、何でわざわざ岡山の病院に?)
「診察したところポリープができていまして、どうもガン、しかも非常に転移しやすい△△ガンの疑いがあり、検査しなくてはなりません」(何か怪しいなあ・・・)

私「ちょっと納得できないんですけど、息子を電話に出してもらえませんか」

「今、看護師が処置をしている最中で、付き添いの方がついてくださっています」

私「付き添いって誰ですか?名前は何という人ですか?」

「同じ職場の方のようです。処置が終ったらこちらから電話をするようお伝えします」

私「何かおかしいですねえ。ともかく息子が直接電話するよう言ってください」

     プツン。何も言わず一方的に電話は切れた。

バカヤロ、バカヤロ!
詐欺だと確信したけど、念のため岡山大学病院の耳鼻咽喉科の外来へ電話する。
診察は午前中で終わっているためか、誰も出ない。
仕方なく岡山に居る別の息子に電話する。
「そりゃ、詐欺だ!」と、一言。
名前を使われた当の息子本人にもラインで電話する。
聞いた息子は大笑い。
一件落着。

それにしても、久しぶりに集中して絵を描いていたのに、とんだ人騒がせ。時間泥棒だった。
腹が立つ。
でも、もし岡山に居る息子の名前を使ってきていたら、だまされたかしら?
いやいや、医者が電話して来るより先に、息子の方から電話かメールがありますよ。だまされるもんですか!!

皆様、詐欺は本当にあの手この手を考えてきます。お互いに気をつけましょうね。

本の借用期間延長

2022-09-26 09:24:05 | 日記


今泣きそうな気分でいる。
日展制作が進んでいないのだ。
暑い期間は、時間があっても身体がだるくて、遅々として進まず、ようやく涼しくなってきたら、今度は諸々の用事がどっと押し寄せ、時間がない。
自分のことだけにかまけていられない性分だから、仕方がない。
こうなりゃ日展は来年に回したっていいんだ・・・と、開き直る。
まあ、それでもできるだけは頑張るとしよう。

2冊ほぼ同時順番がまわってきた図書館から借りた本、次の予約が入っている「楽園のカンヴァス」(原田マハ)は、何とか期限ぎりぎりに読み終え、返却した。
ルソーの「夢」という作品をめぐる物語だ。どこまでが現実で、どこまでが創作かわからない。以前、ルソーの物語(かなり史実に近い)を読んだ記憶があるが、あれは誰が書いたものだったか忘れてしまった。しかし、理解不能だったルソーの作品のすごさをを少しはわかる気がしたものだ。
生き方も作品も好きではないが・・・。

もう1冊の「暗幕のゲルニカ」は、まだ読み始めたばかりなのに昨日期限が来たので、これは延長を申し込んだ。
最近特に本を読む速度が遅くなった。あと2週間で読めるかしら。

さてさて、今日は久しぶりに家に居れるので、絵を描くぞーーーー!

随筆集「緋」70号発行

2022-09-24 08:46:21 | 日記


随筆集「緋」70号が無事発行できました。
毎回ほんとに「無事」と書くほど、次号は発行できるだろうかと思うことです。
高齢者ばかり3人、しかも私以外は90歳を越えていらっしゃる、風前の灯のような随筆集です。

今回の私のテーマは、3年前に長島愛生園を訪問したことを書きました。
コロナが流行する前です。
かなり忘れているけれど、なんとか資料の助けを借りて書きました。

表紙は、最近は「自由に描いて自由になる絵画教室」で描いた絵を使っています。我家のプリンターを使うので、色彩は原画どおりにはいかないけれど、画集ではないので許容します。

「続けましょう!」「続けてください!」のお声に励まされています。次号も発行できますように!

ゴーヤーのカーテンもそろそろ終わり

2022-09-21 09:51:05 | 日記


台風一過急に涼しくなってきた。
夏の間、一度は室内の気温を下げてくれていたと思うゴーヤーのカーテンもそろそろお役御免となる時がきた。
一度ぐらいの差では焼け石に水、今年の夏も本当に暑かった。

暑さに弱い私は、頭痛がするやら、身体全体に重しがかかったようなだるさに何事もする気力がわかず、好きな絵も進まなかった。
涼しくなると俄然描く意欲がわいてきた。

日展制作は、7月からあまり進んでいないのだけれど、やっと7割程度ぐらいかけたかな?と、いうところ。
単純に考えれば、それじゃあと3割だからもう少しだと思うのは、甘い考え。
ここから迷い出すと、泥沼にはまるということもある。
泥沼にはまると、どんなにあがいてもいいことにはならないことが多い。
自分でも気に入った絵というのは、案外すっと描けた場合が多い気がする。

さあ!がんばろう!(と、自分で自分に気合を入れる・・・笑)

自由に描いて自由になる絵画教室(台風が近づく中で)

2022-09-18 17:14:16 | 日記


日展制作が遅れているけれど、「自由に描いて自由になる絵画教室」を休むということは、絶対したくない。
それは私の主義というか、生き方というか、「一つのことのために、別の一つをおろそかにする」のが嫌いなのだ。
もちろん、やむを得ない場合もあるけれど、簡単に「〇〇があるから△△はできない」と言いたくない。

だから、今日もこの教室を楽しみにワクワクしながら参加しました。
テーブルの上に用意してくださったたくさんのモチーフたちを眺めて、今日は一番に注ぎ口のある瓶が目につきました。
いつもならばガラスのビンは難しいので避けがちですが、今日は透明なビンの光と影が面白くて描いてみようと思いました。
黒い線は油性ボールペン、水彩絵具で着色。光の部分と中間色の部分にご指導を頂きました。



時間があったので、もう一枚は、あんまり難しく考えずに、楽しく心おもむくまま描いていきましたが、最後に行き詰まって先生のご指導を仰いで何とかなったかな?

それにしても、いつもながら皆様の作品を拝見するのがたのしいこと!!
最初の頃は戸惑いながら描いていらっしゃった方も、すぐに自由に描くことの楽しさを知り自分なりの気持ちや意志を込めて描くことが出来るようになられていると感じます。そして、きらっ、きらっとすてきな感性をきらめかせて、感動します。


破棄することにした

2022-09-16 20:48:23 | 日記


ボツにした絵をアップするのも変だけれど、悪戦苦闘した結果、どうしてもいい具合にならなくて、結局この絵は破棄することにした。
春ごろから9点同時に描き始めた絹本作品の最後の作品、カラスウリ。
8点は完成して裏打ちに出している。

あれこれいじってみたけれど、どうしても納得できないのは、やはり構図とデッサンに拙さがあり、それが目につく限り、いいものにはならないことを今更ながらに思い知った。潔く破棄することにした。こんなこともある。

こんなことをしている場合ではないのだ。日展出品作を描かなくっちゃ。

慌てるよ

2022-09-14 11:48:11 | 日記


県立図書館に何か月もずれて予約申し込みをしていた本がほぼ同時に順番がまわってきた。
この忙しい時期に困ったね。人気の本を図書館で借りようとすると、こういうことも起きる。
困ったと思いつつも読みたかった本だから、「楽園のカンヴァス」は、もう半分以上読んじゃった(笑い)
日展制作は手つかずのまま・・・(涙)

原田マハの本は面白い。このところよく読むが、買ってまでは読まないのでこの作家の本をすべて読むに至っていない。
(最もどうしてもすぐ読みたくて2冊ほどは買っている)

絵を描くのと同様、本を読む速度が遅くなった。
若いうちにもっと読んでおきたかったとつくづく思うが、後の祭り。当時は共働きの子育てと生活に追われ、本ばかり読んでおられなかったんだから、仕方ない。



山部泰司 青波緑風山水図 展

2022-09-13 09:00:17 | 日記


暑さでバテながらもバタバタと忙しい日を送っていると、あっという間に過ぎ去る日々。
もうどれくらい日展制作ができていないだろう。ちょこっと手を入れたこともあるけど、基本全く進んでいない(涙)

そうした中ですが、中学時代の親友・友人たちが団体で県展を見にきてくれた。
そして、いつものごとくランチをしておしゃべりを楽しんだのも、早や数日前・・・(ありがたきかな友!)

岡アートギャラリーで開催中の「山部泰司 青波緑風山水図 展」を見に行ったのも三日前・・・
最近「自由に描いて自由になる絵画教室」に入れて頂いて、抽象画(半抽象も含めて)に心惹かれることが多い。
ほぼ一色(と思えた)の濃淡で表現される山水。
画面から伝わるのは、清らかに流れる水、吹き渡る風、揺らぐ木々・・・

18日(日)まで開催されています。

岡山県展開幕

2022-09-07 18:24:57 | 日記


今日から岡山県展が始まりました。
絵友といっしょに天神山文化プラザの会場入り口でパチリ。マスクはあえてとらずに(笑)


一昨日4回目のコロナのワクチンを接種したので、副反応が心配でドキドキでしたが、今回は翌日熱がでましたが夕方には下がって、2回目・3回目に比べて軽く済んだのでほっとしました。
実は今回も通知を頂いてから、しばらく考えていたのです。
でも、身近な人がコロナに感染・発病して、ワクチンを打っていた人が軽くて済んだと聞きましたので、やはり申し込みました。
副反応も我が夫のように何ともないと言う人も多いけど、私のように八度を超える発熱が1~2日も続くとしんどくて迷ってしまいます。
こんなこといつまで続けなくてはならないのでしょう。
5回目はやめようかと真剣に考えてしまいます。