ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

着物の処分「

2024-09-12 09:07:18 | 日記

値段が付かず売れ残った着物

終活の一つとして、もう着ることもない着物を着物買取専門業者に買い取ってもらうことにしました。以前から二束三文だとは聞いていましたから、特別いいものでもないし、最初からそんなに高く買い取ってもらえるとは期待していませんでした。(さすがに母の形見の大島の着物は残しました)

 

業者さんは、怪しげなところではなく(全国ネットで我が家の近くにお店もある)、対応してくれた方も丁寧でしたが、「これはシミがありますので300円、これは500円・・・」と、一番高くて800円と、次々に値段がつけられていきます。

 

従兄の連れ合いさんが「これはあなたにもらってほしい」と言ってくれた喪服の着物。もらいたくなかったけれど、結局押し付けられた形で持って帰ったもの。買った時には、飛び切り高価でいいものだと聞いていましたが、申し訳ないけれど、サイズが小さすぎて私に合わないし、誰ももらってくれないので、どうかなと聞いてみたら、「喪服は買い取れません」の一言。

 

喪服以外にもウールの着物、羽織、襦袢類、コートも買い取れないとのこと。結局三分の一ぐらいは残ってしまいました。そして、買い取り価格の合計5800円也。まあ、ゴミになってしまうより再利用されると思ってよしとしましょう。それにしても、残ったものは、資源ごみにだすしかないかなあ。


想田和弘監督の講演に感動

2024-09-09 08:56:10 | 日記

想田和弘監督の講演が聞きたくて、久し振りに「私たちのまち岡山を考える市民のつどい」に参加しました。毎年この時期は日展制作の追い込みにかかっているときでもあり、月初めの日曜日は日本画教室と重なる場合が多く、参加出来なかったので、本当に何年ぶり、いや何十年ぶりか(?)の参加でした。参加の顔ぶれもほとんど知らない方ばかり、存じ上げている方も、私の方から声をかけない限り気づいてもらえない(涙)、年月の流れを痛感したことでした。

それはさておき、想田監督の「観察から始まる幸福論 -なぜ僕らはニューヨークから牛窓に移住したのかー」というお話には感動しました。ユーモアたっぷりでわかりやすく、監督のドキュメントを撮るコンセプトが理解できました。

観察とは、「よく見て」「よく聴く」、つまり作り手が先入観を捨て、よく見てよく聞いて、その結果を映画にする。観客に自分の目と耳で、良く見てよく聴いてもらうということ。

テレビなどのドキュメンタリー番組などをついついそのまま真実と思って見てしまいがちなのだけれど、そこには制作者の意図なども含まれていることを知っておかなければならないと思いました。意図がいいものであればいいけれど、そうでない場合もあるわけで、想田監督は「十戒」と表現されて、ご自分の制作に向かう考えを語られていました。

もう少し詳しく書きたいけれど、長くなるのでこのへんにして、帰りに監督の著書を買い、サインをして頂きました(写真の真ん中、猫のイラストがかわいい)。そしてお邪魔にならないように、少しだけ「息子がアイルランドでお会いしたと言っていました」とお伝えしましたら、ちょっとびっくりされたお顔をされ、「あ、彼の友だちが僕の精神という映画に出演してくれているんですよ」と。覚えていてくださったのだなとうれしく思いました。

 

 


黄金桃のシロップ煮

2024-09-07 09:54:20 | 日記

         

昨日哲学カフェのメンバーの方から珍しい黄金桃を沢山頂きました。以前、お一人で暑い中大変な数の袋かけをされたとお聞きしていましたし、昨日も朝から残暑厳しい中、友人と二人で捥いできてくださったもの、感謝していただきました。

沢山の量なので、傷まないうちにシロップ煮にしました。煮沸した瓶に入れて3瓶できました。冷蔵庫で冷やしておけば、ヨーグルトに入れたり、おやつに一切れ、二切れと食べられます。市販の瓶詰や缶詰の桃に似ていますが、甘さが自分好みで、もっと美味しくできました。

※ 先に「黄桃」と書きましたが、正確には「黄金桃」でした。訂正します。


県展発表 

2024-08-30 08:16:00 | 日記

県展の発表がありました。私の教室から出品されたお二人は、そろって入選(お一人は奨励賞)され、ほっとしているところです。公募展は、常に入落があり、一喜一憂していたらメンタルが持ちません。自分自身は常に一喜一憂はしないよう戒めてきたつもりですが、やはり生徒さんのことになると、何とか入選してほしいと思って発表まで落ち着きません。仕方ないことながら、落選する人がいるとつらくなります。特に、絶対大丈夫だと思う作品が落ちるとショックです。過去には、そういうことも何度かありました。

勝つ人がいれば必ず負ける人がいます。入選する人がいれば落選する人がいます。どちらかに入るのです。勝った人以上に努力を重ねてきたのに負けた人もいます。うまいと思う作品でも落選することもあります。運もあります。そういうもんだということを忘れないようにしたいですね。

 招待出品の私の作品「ナニワノイバラ」(F25号)


大恥かいたよ・・・涙 

2024-08-29 10:22:55 | 日記

「定額減税補足給付金」の調整給付金が頂けると、市より通知があったのは6月ごろ、確かに手続きは済ませた筈なのに、「手続きが終わっていないので再提出してください」との通知が届きました。?????

確か、すぐに手続きをした筈・・・最近では必ずコピーして記録を残すようにしているので、控えを捜すと、確かにコピーした書類があり、手続き済です。郵送で送ったのだけれど、届いていないのか?

ともかく「手続き済なのだ」と、大威張りで市役所の調整給付事務局へ電話をしました。「ちゃんと送りましたし、控えもあります」と。そして、そして・・・

親切に丁寧に調べてくださった係の方いわく、「添付書類が無かったようです」と。がーーん!!本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証などの写し)と振込口座の通帳の写しが添付されていなかったと。思い起こして見れば、確かにそういう書類を添付した憶えはありません。

しかし、それでもなお引き下がらない私(恥)。それなら、「再提出」なんて書かずに、「添付書類が無かったので、提出してください」と、書けば理解できたのに・・・と、言いかけて、届いた書類を見直すと、またまたがーーん!

大きな二十枠で囲った中に、提出を求める書類(添付書類)が、ちゃんと書かれているではありませんか。これが目に入っていなかったなんて!何という情けなさ。

「すみませーーーん!わかりました。ちゃんと書いてありましたのに、気が付きませんでした。申し訳ありませんでした」というお話。

しかし、こんなことって、増えたなあーー(涙)

話はかわりますが、この「定額減税補足給付金」って、どのように計算されるのかしら?

 


一つ懸案事項が解決した(成年後見制度)

2024-08-28 16:38:26 | 日記

 息子の連れ合いさんが送ってくれた成年後見制度のパンフレット

 

懸案事項だった故従兄の連れ合いさんの成年後見人が決まり、諸手続きが終わり後見人の弁護士さんにお任せすることができました。今までお世話くださっていたケアマネジャーさんが保佐についてくださり、男性の弁護士さんにはできないこまごまとした気遣い・お世話をお願いすることもできました。肩の荷を一つ降ろすことができた感じです。

 

また、昨年ケアハウスに入居以来、コロナの関連で面会室でしか面会できていなかったのですが、ケアマネさんの配慮で短時間ながらお部屋に入ってみることが出来ました。入居の際は、ケアマネさんや友人がお手伝いに来てくださり、みんなの力で素敵なお部屋に整えて頂いていたのですが、最近認知症が進みつつあるように感じていたので今のお部屋の状態が気になっていました。

 

心配は無用でした!お部屋は彼女らしく飾ってあり、衣服、着替えもきちんと整えてあり、認知症が進んでも、今のところは身の回りは自分で整えることが出来ているようで、うれしくなりました。掃除は施設の方がしてくださるのだと思いますが、きれいに行き届いて、みんなで「すてきなお城だね!」と言いあいました。

 

今後一人暮らしの方が増えると思われる中で、この成年後見制度を上手に利用することが求められてくるように思います。

 

 


思いつきもいいとこだが・・・

2024-08-27 10:55:20 | 日記

こむら返りの後遺症も治り、今日は一日予定も入っていない。食後のコーヒーを飲みながら、新聞を読み終え、今日は思い切り絵が描けるなと思いながら、ぼんやりとキッチンを見回していた。その時、目に入ってしまったのだ。

私は主婦失格であり、日頃の手抜き家事は自認して、むしろ「汚れているくらいで死にはしない」と開き直っている。そうしないと生きてこれなかったからだとは言い訳だ。3人の子どもを育てながらの共働き、途中からは認知症の義父の世話・・・完ぺきな家事などしていたら過労死してしまう。子どもたちも成人し、義父も逝って、その後は自分の生きがいとして絵を描くようになり、やはり手抜き家事はやめられない。

そんな私であるが、レンジ周りの油汚れがかなりひどくなっているのが目についた。普段は、見て見ぬふりをするのだが、気分的に掃除をしたくなった。台風の影響からか暑さもいくらかましだ。若い時ならば一気に片づけるところだが、休み休み奮闘して1時間余り、レンジ周りだけだけれどピッカピッカになった(笑)築36年余りのキッチンとは思えないと自己満足。

若い時ならば、この勢いで流しまわりまで一気にやってしまうところだろうけれど、今は無理しない。また気分が乗った時にしよう(笑)


体調不良の中で

2024-08-25 10:30:16 | 日記

二日前の明け方、右足に強烈なこむら返りがおきて、何とか治まった後も後遺症というか右足の鈍痛が続いていて気分が晴れず、何事もやる気がおきない状態が続いている。足を引きずりながら掃除機をかけ始めても、居間、キッチン、廊下、画室とかけただけで投げ出し・・・しばらくぼーーーっと座り込む。

気を取り直して庭に出て家の周りの雑草(失礼!名前がありました。大好きなエノコログサとハゼラン)を摘んで空き瓶に挿して、またもやぼーーーっと(涙)ハゼランは、夕方になると米粒ぐらいの小さなピンクの花を咲かせる。エノコログサは、この日照りで白茶けている。初々しい緑の若葉はまぶしいばかりに美しいが、白茶けてほとんど真っ白になった姿は神々しくもある。そのように老いたいと願うが、思うようにいかないの現実だ。

 


ひとまず筆を置くことにする

2024-08-21 18:19:21 | 日記

    

何かスマホで撮る写真がきれいでないのです。どうしてでしょうね。色がとんでしまってぼやけています。仕方ないので、これでアップします。ツユクサの花はもう少し水色がきれいですし、葛の花ももう少しピンクです。牡丹の花も葉ももう少し鮮やかなんですが・・・

同時進行で絹本の4点を描いていますが、これで「ミニばら」「夏草」「牡丹」の3点を一応筆を置き、師のご指導を仰ごうと思います。もう一点は軸装用に白い牡丹を描いていますが、思案中です。失敗しないように、よくよく思案してから描き進めようと思います。

ところで、今日天満屋から岡山日展会小品展の私の作品が落札されたとご連絡を頂きました。どなたかわかりませんが、感謝申し上げます。  


何描こうかなー(ワクワク・・・)

2024-08-20 10:18:50 | 日記

先日和紙を4枚頂きました。約25センチ×25センチ、淡いクリーム色、植物の繊維のようなものが混ざっています。どこの和紙だったか、お聞きしたかもしれないけれど、記憶になく(涙)わかりません。

さてさて、今年は日展制作をお休みしたので、何か余裕があります。こんなに気分が楽になるとは思いませんでした。連日の猛暑のなかで身体がだるくて気力がわかず焦っていたことを思うとぞっとします。ということで、この和紙に何か描いてみたくなりました。

何を描こう?お定まりの草花?抽象表現に挑戦してみるかな?ワクワク・・・思案中。

え?今描いている絹本は完成したのかですって?いえいえ、ちょっと行き詰まっているので、気分転換です(笑)

 

探し物で本箱をゴソゴソしていたら、この本が目にとまりました。好きな原田マハの「リボルバー」。読んだのはそんなに昔ではないのにどんなストーリーだったか思い出せないのに愕然としました(涙)思い出せないと気になって気になって仕方ありません。もう一度読み返して見ることにして、昨日読み終わりました。

ゴッホが拳銃で自死したのは定説になっていると思っていましたが、多くの謎が残されていて、そこに着眼した原田マハのフィクションです。それにしても、私はゴッホの話を読むと、いつも胸が苦しくなります。現在何億という途方もない値段がつくゴッホの作品も、存命中は弟テオしかその価値を認めるものはいなかったなんて!悲しすぎる。

それは、私の好きなモディリアーニも同じく存命中は認められなかった・・・悲しすぎる。