親友Cさんが送ってくれた変わり紫陽花。こんなの見たことなーい!
「あたしも〇〇ちゃんの娘みたいなもんだからさ!」と言って来たので「ド厚かましい!」と一喝してやりましたよ。笑
平日で私が休みの日、比較的時間に余裕がある時、娘はお弁当の配達中に電話を掛けて来ます。
「まま、平気?話せる?」
「うん、大丈夫~。どうした?元気にしてる?」
「うん、元気~。今お弁当の配達中でさ、マイクをオンにすればスマホ持たないで話せるから、ちょっと話そ!」
そうやって、長い時は1時間以上話をします。
「配達先に着いたけど、このまま電話繋げとくから、待ってて!」
「N子さん、こんにちは~。お弁当持って来ましたよ~」
「あらぁ、よかった~。ありがとう!さ、さ、上がっていって~」
「あはは~。上がりたいのはやまやまだけど、まだ配達あるから」
「あぁそうよねぇ。残念だわ~」
N子さんは86歳の独り暮らしのお婆ちゃん。今じゃ珍しくないかもしれないけど、生涯独身を貫いた本当に独り立ちした女性です。娘が行くととても喜んでくれるらしい。
「N子さんって、ちょっとボケて来てるし、同じ話を何度もするんだけど、それでもね、会話が楽しいの。『私は好かれる人にはとことん好かれるけど、そうじゃない人には嫌われるの~』って言うんだよね。「それ私も一緒です~」って話が弾んじゃう。しかもさ、自分とは全く違う時代を生きて来た人でしょ?興味が湧くよね~」
そんなN子さん、
「もうね、生きていても何も良いことないのよ。お友達も親戚も、仲が良かった人はみんな死んでしまって、すごく淋しいの」
ちょっと想像してみましたよ。友達がみんな死んでしまって、一人ぼっちになった時の気持ち。私なら、きっと絶望しちゃって、生きる気力を失くすよな・・・。
「ヘルパーさんは定期的に来てくれるらしいんだよ。で、N子さんはタンスの引き出しを整理したいらしくてね、でもそれを何度言ってもやって貰えないんだって。だから休みの日に、子供を連れて来ていいのなら、整理してあげるよ!って言ったのよ。
だけどね、もし、もしもだよ、その時に何かがなくなった、なんてことになったら、問題になるのかなぁって考えたら、ちょっと尻込みしちゃう自分もいるの。
でね、次に行った時に聞いてみたの。ねぇN子さん、この間約束したこと覚えてる?って。そしたら「あぁ!お墓参りに連れて行ってくれるっていう話?」
それは約束してなかったんだけど、凄く行きたいんだなぁって思ったの。聞いてみると車で2時間くらいかかる場所にあるらしいんだよね、お墓」
「そうか、お墓参りしたいのか。それじゃさ、その日息子を海に連れて行くついでに、お墓にも行く?一日一緒に行動することになるけど、それは平気?」と聞いてみたそうです。
「二つ返事で「平気!平気!」って喜んだんだけど、それもちょっと心配っちゃ心配。だってもう86歳なんだもんね」
「だけどさ、それが実現できなくても、そういう話をするだけでも、きっとN子さんは嬉しいんじゃないかな」と私は言いました。
職場に帰って店長さんにその話をしたら「良いんじゃないっすか。だって元は配達先のお客さんだけど、友達になったってことでしょ?休みの日に友達と会うのって、普通のことじゃないっすか」
へ?そうなの?店長はそんな風に思ってくれるの?って、ちょっとびっくりしたそうです。
これから娘が、N子さんとどう関わっていくのかはわかりません。バイタリティー溢れる娘だけど、慎重に物事を運ぶという一面を持っている娘でもあります。
電話を切った後、独り考えました。きっと日本中に孤独なN子さんのようなご老人は沢山いらっしゃるのだろうな・・・。そう考えると、とても他人事とは思えず、切ない気持ちになりました。
「あたしも〇〇ちゃんの娘みたいなもんだからさ!」と言って来たので「ド厚かましい!」と一喝してやりましたよ。笑
平日で私が休みの日、比較的時間に余裕がある時、娘はお弁当の配達中に電話を掛けて来ます。
「まま、平気?話せる?」
「うん、大丈夫~。どうした?元気にしてる?」
「うん、元気~。今お弁当の配達中でさ、マイクをオンにすればスマホ持たないで話せるから、ちょっと話そ!」
そうやって、長い時は1時間以上話をします。
「配達先に着いたけど、このまま電話繋げとくから、待ってて!」
「N子さん、こんにちは~。お弁当持って来ましたよ~」
「あらぁ、よかった~。ありがとう!さ、さ、上がっていって~」
「あはは~。上がりたいのはやまやまだけど、まだ配達あるから」
「あぁそうよねぇ。残念だわ~」
N子さんは86歳の独り暮らしのお婆ちゃん。今じゃ珍しくないかもしれないけど、生涯独身を貫いた本当に独り立ちした女性です。娘が行くととても喜んでくれるらしい。
「N子さんって、ちょっとボケて来てるし、同じ話を何度もするんだけど、それでもね、会話が楽しいの。『私は好かれる人にはとことん好かれるけど、そうじゃない人には嫌われるの~』って言うんだよね。「それ私も一緒です~」って話が弾んじゃう。しかもさ、自分とは全く違う時代を生きて来た人でしょ?興味が湧くよね~」
そんなN子さん、
「もうね、生きていても何も良いことないのよ。お友達も親戚も、仲が良かった人はみんな死んでしまって、すごく淋しいの」
ちょっと想像してみましたよ。友達がみんな死んでしまって、一人ぼっちになった時の気持ち。私なら、きっと絶望しちゃって、生きる気力を失くすよな・・・。
「ヘルパーさんは定期的に来てくれるらしいんだよ。で、N子さんはタンスの引き出しを整理したいらしくてね、でもそれを何度言ってもやって貰えないんだって。だから休みの日に、子供を連れて来ていいのなら、整理してあげるよ!って言ったのよ。
だけどね、もし、もしもだよ、その時に何かがなくなった、なんてことになったら、問題になるのかなぁって考えたら、ちょっと尻込みしちゃう自分もいるの。
でね、次に行った時に聞いてみたの。ねぇN子さん、この間約束したこと覚えてる?って。そしたら「あぁ!お墓参りに連れて行ってくれるっていう話?」
それは約束してなかったんだけど、凄く行きたいんだなぁって思ったの。聞いてみると車で2時間くらいかかる場所にあるらしいんだよね、お墓」
「そうか、お墓参りしたいのか。それじゃさ、その日息子を海に連れて行くついでに、お墓にも行く?一日一緒に行動することになるけど、それは平気?」と聞いてみたそうです。
「二つ返事で「平気!平気!」って喜んだんだけど、それもちょっと心配っちゃ心配。だってもう86歳なんだもんね」
「だけどさ、それが実現できなくても、そういう話をするだけでも、きっとN子さんは嬉しいんじゃないかな」と私は言いました。
職場に帰って店長さんにその話をしたら「良いんじゃないっすか。だって元は配達先のお客さんだけど、友達になったってことでしょ?休みの日に友達と会うのって、普通のことじゃないっすか」
へ?そうなの?店長はそんな風に思ってくれるの?って、ちょっとびっくりしたそうです。
これから娘が、N子さんとどう関わっていくのかはわかりません。バイタリティー溢れる娘だけど、慎重に物事を運ぶという一面を持っている娘でもあります。
電話を切った後、独り考えました。きっと日本中に孤独なN子さんのようなご老人は沢山いらっしゃるのだろうな・・・。そう考えると、とても他人事とは思えず、切ない気持ちになりました。
ポチ、ありがとうございました~
ホームページでウチの子グッズ販売中!
そうそう、そうなんですって~。笑
おぉ~、菊乃さんのお義母様と同い年ですか~。
うちの母も、その頃はやっぱり
同じ様な感じでしたけど、家族がいましたからね~。
それを考えると、随分と恵まれた母でした。
タンスの整理よりも、ず~っとお墓参りの方が
気になられていたんだと思います(^o^;)
そうなんですよ~。娘もその辺を色々と
考えているようなんです。
認知症の方は、全く悪気なく
本当にそう思ってしまわれるでしょ?
誰も悪くないんです。
あはは!sakanoueさんはそうなんですか?
私は物が見つからない時は、己の老いを
ひたすらに情けなく思い、いや!でも見つかるまで
探しちゃうかなぁ。笑
お墓参りになっちゃったのね
86歳は 義母と同い年
まあ 普通にアルアルですね 笑
でも お一人じゃ
あまり何処へも行けないから
お墓の事が とても気になっていらっしゃったんでしょうね
たしかに、難しい問題。😰
どこまで関わるか、、、
探し物が見つからないと、もしかして子供が、、、とか直ぐに今でも考えてしまう私(犯人は私😅)がいるのでお家の中は遠慮した方がありもしない疑いをかけられなくていいのかも。
しゃちくんは野良猫ちゃんにも
お婆ちゃんにも優しいんですね~。
お年寄りは話し相手をして貰うだけで
凄く幸せを感じる方が多いんじゃないかな~って
私も思います。
だけど私は娘と違って、どちらかというと
余り知らない人にはフレンドリーに出来ないし(ToT)
ご近所の方と仲良く出来るのは
本当に良いことですよね!!
いやいや~、好きな人じゃなかったら
あの人くらい手厳しい人いないよ~(*≧艸≦)
人を選んで優しくしてるみたいだよ~。爆
ず~っと独身で経理のお仕事一筋。
親の援助は一切受けないで、立派なマンションを
買ったっていうのがN子さんの自慢みたいでね。
でもそれって本当に凄いことだと思うし
興味が湧くよね~ってあたしも思った!
ただね、やっぱりボケが始まっていることが
ネックになってるのよね。
片付けたはいいけど、何かのキッカケで
片付けなんか頼んでない!なんていう
記憶違いが起きたりするかもしれないし・・・ね。
誰も悪くないんだけど、そういうことも一応
考えておかなくちゃね、って思ってるみたいなの。
あはは~。今日娘がかあちゃんのコメント見て
笑ってたよ~( ≧∀≦)ノ
そんで嬉しそうにしてました(^^ゞ
久し振りにサンバくんと二人泊まりに来てくれて
物凄いストレス発散になったし
ホント楽しい一泊二日だったんだ~(*^。^*)
いや~あの人って物凄く好き嫌いが激しいのよ。
だからね、きっとN子さんは
やっぱり素敵な方なんだろうと思う~。
そうなのかなぁ。そうだと良いなぁって
あたしも思います(^-^ )
本当に、これからどうなっていくのかは
分からないんだけども、あとは娘の判断に
任せるしかないよね~。
昨日の仕事終わりにね、娘とサンバくんが
泊まりに来ることになって。
珍しくあたしから誘ったのよ~。
普段は仕事が忙しいから、休日はサンバくんの
ためだけに、色んな所に連れて行ってあげてるみたい。
でも今日はかずえさんの面会日だったから
土曜日に泊まりに来て、日曜日一緒に行こう!って
誘ったの~。本当の本当に久し振りだったから
積もる話が尽きなくて、ブログ放置しちゃってた。
今日の記事はちょっと前に予約投稿してたから
勝手にアップしてくれたのよね(^o^;)
これからおかっぱさんの所にもお邪魔するね~。
心配かけてたらごめんね~m(__)m
長女を癌で亡くして私も癌を克服しているから重ねているみたいです。
二軒隣のお婆ちゃんも父とはPTAで一緒だったのでおしゃべり友達で温泉に誘った側から急死して約束を果たせず。
流石おねえちゃん、全人類に優しいよね〜✨
でも突っ走らずに、ちょっと立ち止まって考える慎重さもあって、素晴らしいと思う✨
体力には個人差もあるし、持病のあるなしもあるけれど、うちのひろちゃん85歳は少々体調悪くても、お出掛けに誘えば断らない! 逆に体調が良くなると言う体質なの。元々家にじっとしている方が体調不良(ほぼ気持ちの問題)になるタイプなの。
Nさんが、どういうタイプで、体力的にどうなのか慎重に考えて、外出は無理そうでも、お話相手になってあげることだけでも、とても素晴らしいことだと思うの。
何回も何回も言って、もううんざりかもしれないけれど、おねえちゃんを私にください🙇
これも繰り言で、またかって思うかもしれないけれど、娘っていいよね〜✨ 電話で1時間も話せるなんて、すんごく、すんごく羨ましいぞよ😆
お姉ちゃん、さすが相変わらずコミュニケーションお化けだよね。
そして優しさがきめ細やかであったかいね。
お姉ちゃんに配達してもらえるN子さん、
今すごく幸せだと思います。
元気や希望、色鮮やかな日常を見出せていると思う。
実際行かずとも、そういう未来の話ができるのが
何より楽しい事なんだと思います。
実際、車で2時間は慎重になるよね。
うちのかずこも、車で1時間の距離までが限界かなって
感じです。
私も、いずれは独居老人になる。
とても他人事には思えんです。
N子さんとの日常、これからも、
心お元気で過ごして欲しいです。