里山登の登山ノート

新潟県の山を中心とした登山日記です。初級者向けの山を主に登っています。

紅葉スポットとしての春日山

2015-11-23 20:59:35 | 登山
今日は春日山です。
春日山といえば上杉謙信の本拠地であり、
歴史スポットとしてのイメージが強いと思いますが、
運動不足解消に手ごろなトレッキングコースとしても利用されています。
秋には紅葉もきれいです。

まずは長めの階段を登ります。
傍らのイチョウが鮮やかです。


針葉樹の中に黄葉が。


斜面を彩る黄色い葉。


緩やかに登っていきます。


一番高いところは、展望がとても素晴らしいと思います。


市街地方面。
遠方に米山さん。


火打山方面。


海谷山塊方面。


猛禽類が緩やかに飛んでいます。


ゆっくり下りていきます。
ちょうどいい散歩コースですね。




紅葉だけでなく、苔むした倒木も味わいがあります。


針葉樹の葉も、日があたると繊細な感じに見えます。


春日山神社の紅葉。
赤と黄色の対照が美しいと思います。




さて、スタート地点のイチョウのところに戻ってきました。






さすがにもう高い山は厳しい季節になってきましたが、
町にほど近い低いところなら、まだまだ楽しめます。
この春日山、運動不足解消にはちょうどいい感じです。

国上山~紅葉シーズンの終わりに

2015-11-22 23:12:59 | 登山
毎年秋には国上山に登っています。
といってもまだ3シーズン目ですが。
一昨年、この山の紅葉に魅せられて以来、毎年登っているのです。
今年も来てしまいました。


ビジターセンターには沢山の車が。
連休中ということで、多くの登山客が入山しているようです。


昨年登ったのが11月16日ですから、今年は6日遅く来たことになります。
そのせいか、昨年よりかなり落葉が進んでいました。


国上寺。立派なお寺だと思います。


その国上寺のすぐ横に、登山口があります。
かなり落葉しています。


それでも紅葉の名所だけあって、寺の周りにはキレイな紅葉が残っていました。




冬枯れた感じの登山道を登っていきます。


例年、この稜線が赤く染まってキレイなのですが、
今年は少し色あせた感じでした。


五合目。あか谷見晴らし。
弥彦山を遠望します。


反対側には、大河津分水が見えます。


山頂からほど近い展望広場からも、大河津分水を見下ろせます。
光が反射して光る分水路と、パッチワークのような田んぼ。


30分程度で、山頂に着きます。


山頂からは、海が見えます。
遠くの方にうっすらと米山さんも見えました。


山頂にはベンチが4つありますが、登山客が入れ替わり立ち替わり利用して、
常に埋まっている状態でした。
短めの休憩の後、下山しました。

蛇崩からの眺め。
手前から、弥彦山、多宝山、角田山。
去年よりキレイに見えました。


下の方は結構紅葉が残っているようです。


正面に平野が見渡せる絶景ポイント。
遠くに見えるのは守門岳。


粟ヶ岳が正面に見えます。
今年登頂した山を眺めながら、感慨に耽ります。


去年登ったときは真っ赤だった山。
今年は紅葉も終わり、黒っぽく見えます。


冬枯れた木々の中に一部色づいた葉が残っているという感じです。






それでも登山口に近づくと、キレイな黄色い葉を楽しむことができました。




そして駐車場に戻ってきました。
周回コースです。




昨年より6日遅かったこともあり、今年の紅葉が早いこともあり、
紅葉のピークは過ぎ、冬の装いに近い状態でした。
毎年異なる装いが見られるところも山歩きの楽しさだと思います。
3回目ともなると、景色のいいポイントもほぼ把握していて、
お馴染みの山という感じになってきました。
また来年も来ると思います。

さすがにもう今年の紅葉シーズンは終わりかな…。

○日時、天候
2015年11月22日(日) 曇り
○行程
 ●登り
 10:10駐車場……10:15国上寺……10:20登山口発……10:40あか谷見晴らし
 ……10:50展望台……11:08山頂
 ●下り
 11:35山頂……11:42蛇崩……12:05平野が見えるベンチ……13:05駐車場

八石山~癒やし系の山

2015-11-01 22:24:40 | 登山
米山さん、刈羽黒姫山、八石山といった柏崎市にある山を総称して、
「刈羽三山」といいます。
米山さんと刈羽黒姫山は昨年登頂しましたが、
八石山だけはいまだ登れずにいました。
片道1時間程度で登れるということですし、今日登ってみることにしました。
(実際は、写真を撮りながら行ったので、2時間くらいかかりました)

横断幕に登山者を歓迎するメッセージが。
嬉しくなりますね。
横断幕の向こうに見える山が、八石山です。
右側のピークを目指します。


地元から愛されている山という感じです。
車庫(この建物)の中に、パンフレットが置いてあります。


駐車場は広く、簡易トイレもあります。
すでに先に登っている人がいるようです。
もう少し上まで行くこともできます。


案内板。
今日は、峰コースを登って山頂に行き、下りは赤尾八石(左側のピーク)の展望台に寄り、
沢コースを下って途中で峰コースに合流して登山口に戻りました。


登山道の入り口。
スキーのストックが沢山置いてあり、自由に使用できます。


このような階段状の道が続きます。


10分ほどで林道登山口に着きます。
ここまで車で入ることができます。
「三世代 楽しく登れる はちこくさん」
この言葉通り、登山道はよく整備されていて歩きやすいと思います。


このように、所々に植物の名前が表示されています。


休憩する場所もいくつも設置されています。


3月から5月には、カタクリも咲くようです。
春にまた来ようかな。


展望が開けてきました。
米山さんがキレイに見えます。


茅刈り場。
広々としていて休憩に最適。




実がなっていたら食レポをするところですが、残念ながら実はありませんでした。


左に行けば沢コース。
右に行けば峰コース。
どちらから行っても山頂に行けます。
私は右に進みます。




結構急な坂が続きます。
歩きやすい道ですし、ゆっくりマイペースで行くと良いと思います。


展望板のある休憩所があります。


日本海、米山さん、刈羽黒姫山が見えます。
運が良ければ妙高山、火打山も見えるようです。
(この日は見えませんでした)


日本海。


米山さん。


刈羽黒姫山。


紅葉がキレイに見えます。


頂上まで500m。
もうひと踏ん張り。


所々にベンチがあります。
ここからは海が見えます。


ここからも沢コースに入ることができます。


空が晴れてきて、色づいた葉が青空に映えます。




「あと10分。」の看板が、疲れた登山者を励ましてくれます。
ちょっと振り返ってみましょう。


振り返れば、平野の向こうに広々とした海。
がんばろう。


小屋が見えてきました。
いよいよ山頂です。


山頂の様子です。


低山ですが、小屋が2軒あります。
やまぼうし小屋。


こちらは、やまぼうし小屋の内部。
普通に住めそうな感じですね。


豆の木小屋。


こちらのポストには、登山者ノートとスタンプが入っています。


スタンプ。
これは、シラネアオイですね。


これは、豆の木小屋。


祠があるので、お参りをします。


山頂の景色。
刈羽黒姫山。


日本海。
刈羽原発が見えます。


米山さん。
山頂からだと、木が少し遮ってしまいます。


山頂からの紅葉もキレイです。


常連さんと思われる方から、
「どちらからいらしたんですか?」
「この山、いい景色でしょう?」
なんて声を掛けられました。
地元の方から愛される山。

今日の昼食。
タイカレーラーメン。


ゆっくり休んだところで、下山を始めます。
まずは、もう一つのピークにある展望台を目指します。


沢コースと展望台の分岐。
沢コースから登ってきたご夫婦とちょっとお話。


赤尾八石の展望台に到着しました。


展望台からは、長岡市が遠望できます。
信濃川にかかる2本の橋が見えます。


さて、下山を再開します。
山肌が赤い。


沢コースには水場があります。
コップ2杯頂きました。
冷たくて美味しい。


峰コースと合流しました。
ここからは登ってきた道を下りていきます。


昔はこういう道は、走って下りたものですが。
今は一歩一歩着実に下りていきます。


林道駐車場まで下りてきました。
あと少しです。


登山口の駐車場に到着しました。
結構車が止まっています。
結構人が入っているようです。
これから登り始める人もいるようです。


駐車場のそばに、このようなブラシが置いてあります。
ここで登山靴をキレイにすることができます。
こういう心遣いが非常に嬉しい。
下山途中で出会った方と和気藹々と山談義をしながら、靴を洗います。
こういう良い山では、自然に登山者同士の会話も弾みます。


朝とは打って変わってすっかり晴れた空。
いかにも越後の里山らしい景色。
八石山の山容は、大仏様が横になっている姿のようだと言われています。
左のピークが頭で、右のピークが肩とのこと。
右側のピークの山頂を踏んで、左側のピークの展望台に寄って、
下山してきたわけです。


帰り道。
行きで見かけた横断幕の裏。
また来たくなりますね。
今度は春のカタクリの咲く季節かな。


この山を登って感じられたのは、
地元の方がこの山を大切にしていて、
登山者に楽しんでもらおうと心を込めて整備をしているということ。
そのおかげか、この日は多くの登山者が山を楽しんでいたようです。
私もその一人。
こちらこそ、「ありがとうまたね」

○日時、天気:2015年11月1日(日) 曇りのち晴れ
○山行形態:日帰り単独
○行程
 ●登り
 9:15登山口……9:31林道駐車場……9:56茅刈場……10:00沢コース・峰コース分岐
 ……10:13展望板……11:00山頂
 ●下り
 12:00山頂……12:14展望台……12:27水場……12:38沢コース・峰コース分岐
 ……12:53茅刈場……13:02林道駐車場……13:14登山口