里山登の登山ノート

新潟県の山を中心とした登山日記です。初級者向けの山を主に登っています。

ドンデン山~離島の山

2017-10-01 20:58:38 | 登山
久々のブログ更新です。
4月から転勤になり、忙しくてしばらく山に登っていませんでした。
山どころか、軽い運動さえもあまりしていない状態。
すっかり体力が落ちてしまいました。

ようやく忙しさが一段落ついたようなので、軽いトレッキングをすることにしました。
そこで選んだのが、佐渡島のドンデン山です。
花の百名山に選ばれているらしく、春には多くのハイカーで賑わうようです。

山バッジもあります。ドンデン山荘でゲット!

今回使用した宿はこちら。
ドンデン山荘です。
大佐渡トレッキングの拠点の一つです。


部屋はこんな感じ。
4人部屋ですね。
この時期は客が少ないようで、私とあと1組だけでした。


ベッドメイキング完了♪


窓からはとても良い景色が見えます。


夕食メニューの一部をご紹介します。
これは、「いごねり」といって海藻を用いた佐渡の料理です。


そのほか、海の幸や温かいお料理が出ました。
熱燗を別料金で追加して、満足の夕食となりました。






この宿は、人里離れた高いところにあるため、佐渡の夜景がとてもキレイに見えます。
真ん中の光が密集している所が両津港周辺。
そこから左に連なっている湾曲した光が両津湾。
左上の方にうっすらと見える真っ直ぐな光は、本土の灯りです。


右側の灯りが、佐渡の反対側、真野湾周辺です。
両津から真野湾方面に行くルートが2本であることがわかります。


何者かが月を食べようとしているようです。


部屋の机の上に、「落書き帳」なるものがあります。


私も一筆したためてみます。


宿にはお土産なども売っています。
こちらは、「裂き織り」といって、佐渡の伝統的な民芸品らしいです。
印鑑なんかを入れるのに使ってみようと思います。


宿の周囲には他の建物がないので、星が綺麗に見えます。
愛機のデジカメで、オリオン座を撮ってみました。
見えるかな…。
星を綺麗に撮るのは非常に難しい。
以前に読んだ小説の登場人物である写真家の「ほんとうにきれいなものが写真には写らないのがいいことだ」
という台詞を思い出しました。


さて翌日です。
早朝の山荘の楽しみは、やはりこれでしょう。


AM5:30頃。
始発の船が、新潟港に向けて出発していきます。


前置きが長くなりましたが、いよいよ山歩きです。
AM8:35
ドンデン山荘を出発します。

山荘のすぐそばに登り口があるのですが、ここからは登らずに、林道を下ります。
周回コースになっていて、最後にここから下りてくることになります。


まずは舗装路を下っていきます。


金北山への縦走路への分岐があります。
ここから縦走して佐渡の最高峰を目指す人も多くいるようです。
私は、もっと体力をつけてから挑戦したいと思います。


AM9:05
ここからドンデン池を目指します。


「花の百名山」というのは、きっと春の花が凄いからだと思いますが、
秋の花もいろいろと咲いていました。
トリカブトがそこかしこに咲いていました。


他にも、これだけの種類の花が確認できました。
一気にご覧ください。




















この時期が秋の花のピークみたいです。

このようなお花畑が広がっています。


AM9:40
花に囲まれた避難小屋が見えます。


避難小屋。
中には入れませんでした。


山の向こうに海が見えます。


AM10:06
ドンデン池に到着しました。
鏡のような池を前に、まるで時が止まったような静けさ。


さて、ドンデン高原の最高峰、尻立山にアタックします。
あそこに見える頂上です。


振り返れば、あっという間に避難小屋とドンデン池はあんなに遠くに。


AM10:42
尻立山に到着しました。
あっという間ですね。
標高940mです。


山頂からの景色。
遠くに海が見えます。




北側には、金剛山への縦走路が続いています。


南側には、佐渡最高峰(1172m)の金北山が見えます。


AM11:20
山頂から20分も下れば、ドンデン山荘に戻ってきます。
先に紹介した、ドンデン山荘のそばの登り口に到着したわけです。
周回コースなので、もちろん反対回りで行くこともできます。
そうすると、あっという間に山頂に着いてしまうわけですが。




やっぱり山歩きはいいなあ。
紅葉シーズンにもう一回くらい行きたいものです。