里山登の登山ノート

新潟県の山を中心とした登山日記です。初級者向けの山を主に登っています。

高坪山~花の始まり

2014-03-29 19:26:34 | 登山
高坪山は、新潟県の北部にある里山です。
山頂付近からは、飯豊連峰の素晴らしい眺めが見られるらしい。
そんな高坪山に登ってきました。


蔵王コースで山頂まで登り、虚空蔵コースで登山口に戻ってきます。


十分な広さの駐車場があります。


蔵王ルートと虚空蔵ルートの分岐点。登山者カードがあります。


先ほどの分岐から10分も歩くと、沢があります。
ここで、いち早く春を感じることができました。
写真をクリック↓


沢のあたりに咲いていた花。
まずは、フキノトウ。春の訪れを知らせる代表的な植物ですね。


続いて、キクザキイチゲ。紫と白の花が咲いていました。
 

こんな感じで花が咲いていました。


春を感じたところで、頑張って登ります。ちょっと急ですね。


ショウジョウバカマが咲いていました。
クリック↓


休憩所があります。展望が開けてきます。


越後平野と日本海。


これより上は登山道にも雪が多く、思いのほか体力を消耗します。


何度も雪を踏み抜きながらも、山頂に到着しました。標高570.5m。
雪に埋もれていて、休憩できそうもありません。


山頂からは越後平野と日本海が見えます。


雪の中を歩いて虚空蔵ルートに向かいます。


飯豊連峰見晴台に到着。ここでティータイムとします。


では、飯豊連峰見晴台からの眺望をご覧ください。画像をクリック!
えぶり差岳方面。


二王子岳方面。スキー場があります。


では、雪の中を下りましょう。足元には十分気をつける必要があります。


この道では、素晴らしい景色を堪能できました。
このピラミダルな山は、光兎山(こうさぎさん)。
クリック↓


こわいよね、こういうところは。


山頂から30分くらいのところですが、雪のせいかもっと遠く感じました。


ようやく雪がなくなり、歩きやすくなりました。


だいぶ高度を下げたところで、何とも春らしい光景。
私のことなどお構いなしにショウジョウバカマの蜜をむさぼるクマンバチ。
勇気を出して接写。
クリック↓


雪道で無駄に足を使ったこともあり、終盤足がつってしまいましたが、何とか歩ききることができました。
本来であれば軽い登山入門編といった山ですが、思ったより疲れました。
しかし、春の訪れを告げる花々や雪をかぶった山の景色を見ることができ、満足度の高い登山でした。

○日時:2014年3月29日(土)
○天候:晴れ(暖かく、景色はかすんでいた)
○難易度:☆☆(本来なら登山入門編。雪があるときは気を付けるべきところも)
○スケジュール
 ●登り:8:37駐車場……8:53登山口……8:57虚空蔵山荘(付近にトイレあり)……9:03ルート分岐(登山者カード)……9:13沢(花あり)
  ……9:34休憩①……10:10休憩②……10:20蔵王分岐……10:43山頂
 ●下り:10:53山頂……11:10飯豊連峰見晴台(昼食)……12:35飯豊連峰見晴台発……13:20虚空蔵峰分岐……14:10ルート分岐……14:20登山口

早春の角田山

2014-03-01 21:48:56 | 登山
角田山とは。
典型的な里山であり、新潟市民にとっては物理的にも心理的にも「最も近い山」。
新潟県でもっとも登山者が多い山の一つで、学校登山でもよく利用されます。

そんな角田山に登ってきました。


角田山には多くのコースがありますが、今回私が利用したのは浦浜コース。海側から登るコースです。海抜17.8m。


十分な広さの駐車場と、トイレがあります。非常にありがたい。



最初のうちは、階段の急登を登ります。


左手に海を見ながら高度を上げていきます。


まだ花が咲くには早い3月初めの角田山です。


ある程度登ると、坂も緩やかになり登りやすくなります。


角田山はコースが多く分岐が複数あるため、間違えないように気をつけなくてはなりません。


山頂に近づくにつれ、登山道が白くなっていきます。


山頂に到着しました。標高481.7m。


登山者記載所があります。


山頂全景。広々としていて、学校登山に最適。小屋があります。


山頂から10分ほど稲島コースの方に下ると、観音堂というところがあります。
山頂よりもこちらの方が眺めが良いです。この日はPM2.5の影響か、景色がかすんでいました。


ベンチに座って日本海や越後平野を眺めることができます。


足元に気をつけながら雪道を戻ります。


高度を下げると、海が近づいてきます。


無事に登山口に戻ってきました。



この日、山頂である方に写真撮影を頼まれました。
その方は以前、毎日のように角田山に登っていたそうですが、数年前に体を悪くして以来ずっと登ることができないでいたそうです。
この日は久しぶりに登頂することができたのだそうです。
以前登っていた頃よりもずっと時間がかかってしまったとのことですが。
私がその久しぶりの登頂記念の写真のシャッターを押すことになったわけです。
その方は「いい記念になりました。ありがとうございます。」と笑顔でした。
私の方こそ、貴重な思い出のお手伝いができて、なんだか温かい気持ちになりました。

山で出会った方との予期せぬ交流も、登山の楽しみの一つです。

○日時:2014年3月1日(土)
○天候:晴れ(暖かく、景色がかすんでいた)
○難易度☆☆(登山の入門編といった感じ。特に危険なところはなかった)
○スケジュール
 ●登り 7:57浦浜登山口……8:15東屋(休憩)……9:11五ヶ峠分岐……9:23灯台コース分岐……9:42山頂(休憩)……10:25観音堂(休憩)
 ●下り 11:10観音堂……12:29浦浜登山口