私が現在所属している職場では、年に1回登山をする機会があります。
普段低めの山ばかり登っている私にとっては、
グレードの高い山に登る貴重な機会となっております。
今年もその季節がやってきました。
今回は苗場山。
以前から行ってみたいと思っていた山です。
2016年7月31日(日)1日目 曇りのち雨のち、夜は晴れ。
今回登るコースは、祓川コース。
和田小屋で前泊します。
霧がかかっています。
明日は晴れるといいな。
登山者ポスト。
中には登山者カードも入っています。
明日の登りに備えて、パワーを蓄えます。
今回の夕ご飯。
分厚いローストビーフにびっくりです!
この日の夜9:00過ぎ。
空には満点の星空が一面に。
建物のある下界ではまず見られないほどの夜空の芸術。
流れ星も見えました。
切実な願い事を用意していたのですが、
いざ流れ星が出たときにそれを3回唱えることは思いの外難しいもの。
…自力で何とかするか。
泊まり山行ならではの楽しみを味わうことができました。
2016年8月1日(月)2日目 晴れのち曇り。山頂では雨。
さて、登山当日。
朝もしっかり食べて、パワーを蓄えます。
食べ過ぎると重くなってしまいますので、おかわりは1杯で抑えておきます。
6:45頃。
この日は素晴らしい晴天。
気持ちも高まります。
暑くなることが心配されます。
今回は団体登山なので、途中で悠長に写真を撮っている余裕はありませんでした。
よって、その分文章での説明が多くなります。
しばらくの間はさほど急ではない道を登っていきます。
登山道もよく整備されていると思います。
大きな岩が転がっている所が多いです。
下の芝。
上の芝。
下の芝、中の芝、上の芝と、このような休憩に最適なスポットがあります。
気温も上がってきて、暑さが体に応えてきます。
みんなについて行くだけで精一杯になってきました。
2000mを越え、神楽ヶ峰を過ぎてから、雷清水、お花畑まで下りになります。
せっかく登ってきたのに、もったいない感じです。
雷清水という水場があります。
ここの水は冷たくてとても美味しいです。
小屋で水を買うよりも、ここで水を十分に汲んで小屋まで登ることをオススメします。
この後急な登りがあるのでキツいとは思いますが。
お花畑付近。
花の宝庫として有名な苗場山ならではですね。
さまざまな花が山を彩っています。
花を楽しんだところで。
ここから山頂台地に至るまで、ガツーンと急な登りがあります。
200m以上登るみたい。
このコース一番の頑張りポイントといえます。
標高も上がってきて、涼しい風も吹いてくるのが救いではありますが。
急登を登り切ったところで、ようやく山頂台地。
苗場山らしい風景になってきました。
12:00頃。
いよいよ山頂に到着です。
山頂といっても、苗場山の場合、広々とした山頂台地になっているので、
あまり山頂っぽくありません。
「周囲の山々が360度のパノラマ」みたいな景色は期待できません。
ニッコウキスゲが咲いていました。
今回宿泊するのは、苗場山山頂ヒュッテ。
外にはテーブルがいくつもあるので、晴れた日はここでくつろぐのもいいと思います。
中はこんな感じ。
限られたスペースを分け合って休むのは、山小屋の常識。
山頂付近には、このように湿原が広がっています。
晴れた日には、是非とも散策をしたいところです。
このように、水田のような湿地が広がっていることが、
「苗場」山という名前の由来だそうで。
さて、翌日の下りに備えて、夕ご飯です。
カレーライスです。
美味であります。
夕食後。
先ほどの写真のように、多くの人で限られたスペースを分け合うので、寝室で騒ぐことはできません。
話をしたい人は、食堂を談話室代わりにしてくつろぐことになります。
我々も、食堂でカードゲームに興じながら、つかの間の夜を楽しみます。
これもまた、団体での泊まり山行ならではの楽しみといえます。
2016年8月2日(火)3日目 曇りのち雨。
登山最終日です。
4:50頃。
この日は雲が多く、ご来光は見られませんでした。
雲があればあったで、下界では見られない味のある風景が見られるのが、山の良いところだと思います。
湿原に広がる霧の絨毯。
6:45頃。
山小屋を出発し、小赤沢コースで下ります。
しばらくは山頂台地。
過ぎていく湿原を惜しみながら歩きます。
山頂台地が終わると、六合目くらいまで岩場の多い急な下りが続きます。
鎖場やロープ場を4つか5つくらい越えなくてはなりません。
安全第一で、ゆっくり下っていくことをオススメします。
五合目くらいになると、緩やかな下りが続きますので、楽になります。
雨が降ると木の根が滑りやすいので、油断せずに行きましょう。
10:30頃。
三合目の駐車場に無事に到着しました。
やりきった感たっぷりであります。
このあと鉄分を含んだ赤いお湯が売りの温泉で汗を流し、帰路につきました。
と、こんな感じで年に1度の団体登山が終わりました。
※肖像権に配慮し、人間は一切写していませんが、本当に団体登山です。
今回は、梅雨入り辺りからウォーキングやスクワットを続けて体の準備をした上で登山に臨みました。
しかし、暑さに負けて登りの中盤でペースダウンすることに。
「暑さに弱い」という自分の特性をどうにかしなければいけないと感じました。
「山登り」といっても、単独登山と団体登山では、ちょっと違うなと感じます。
単独登山では、一人で登る分、山と対峙したときの自分の心や体の働きを敏感に感じ取ることができます。
自分を感じ、自分と向き合うという部分を大切にできるのが単独登山のいいところだと思います。
ツラさや達成感、美しい景色を見た喜び、たわいない笑い…。
さまざまな思いを仲間と共有できるのが団体登山のいいところだと思います。
単独登山と団体登山、どちらも好きですね。
また機会があれば、してみたいですね、団体登山。
普段低めの山ばかり登っている私にとっては、
グレードの高い山に登る貴重な機会となっております。
今年もその季節がやってきました。
今回は苗場山。
以前から行ってみたいと思っていた山です。
2016年7月31日(日)1日目 曇りのち雨のち、夜は晴れ。
今回登るコースは、祓川コース。
和田小屋で前泊します。
霧がかかっています。
明日は晴れるといいな。
登山者ポスト。
中には登山者カードも入っています。
明日の登りに備えて、パワーを蓄えます。
今回の夕ご飯。
分厚いローストビーフにびっくりです!
この日の夜9:00過ぎ。
空には満点の星空が一面に。
建物のある下界ではまず見られないほどの夜空の芸術。
流れ星も見えました。
切実な願い事を用意していたのですが、
いざ流れ星が出たときにそれを3回唱えることは思いの外難しいもの。
…自力で何とかするか。
泊まり山行ならではの楽しみを味わうことができました。
2016年8月1日(月)2日目 晴れのち曇り。山頂では雨。
さて、登山当日。
朝もしっかり食べて、パワーを蓄えます。
食べ過ぎると重くなってしまいますので、おかわりは1杯で抑えておきます。
6:45頃。
この日は素晴らしい晴天。
気持ちも高まります。
暑くなることが心配されます。
今回は団体登山なので、途中で悠長に写真を撮っている余裕はありませんでした。
よって、その分文章での説明が多くなります。
しばらくの間はさほど急ではない道を登っていきます。
登山道もよく整備されていると思います。
大きな岩が転がっている所が多いです。
下の芝。
上の芝。
下の芝、中の芝、上の芝と、このような休憩に最適なスポットがあります。
気温も上がってきて、暑さが体に応えてきます。
みんなについて行くだけで精一杯になってきました。
2000mを越え、神楽ヶ峰を過ぎてから、雷清水、お花畑まで下りになります。
せっかく登ってきたのに、もったいない感じです。
雷清水という水場があります。
ここの水は冷たくてとても美味しいです。
小屋で水を買うよりも、ここで水を十分に汲んで小屋まで登ることをオススメします。
この後急な登りがあるのでキツいとは思いますが。
お花畑付近。
花の宝庫として有名な苗場山ならではですね。
さまざまな花が山を彩っています。
花を楽しんだところで。
ここから山頂台地に至るまで、ガツーンと急な登りがあります。
200m以上登るみたい。
このコース一番の頑張りポイントといえます。
標高も上がってきて、涼しい風も吹いてくるのが救いではありますが。
急登を登り切ったところで、ようやく山頂台地。
苗場山らしい風景になってきました。
12:00頃。
いよいよ山頂に到着です。
山頂といっても、苗場山の場合、広々とした山頂台地になっているので、
あまり山頂っぽくありません。
「周囲の山々が360度のパノラマ」みたいな景色は期待できません。
ニッコウキスゲが咲いていました。
今回宿泊するのは、苗場山山頂ヒュッテ。
外にはテーブルがいくつもあるので、晴れた日はここでくつろぐのもいいと思います。
中はこんな感じ。
限られたスペースを分け合って休むのは、山小屋の常識。
山頂付近には、このように湿原が広がっています。
晴れた日には、是非とも散策をしたいところです。
このように、水田のような湿地が広がっていることが、
「苗場」山という名前の由来だそうで。
さて、翌日の下りに備えて、夕ご飯です。
カレーライスです。
美味であります。
夕食後。
先ほどの写真のように、多くの人で限られたスペースを分け合うので、寝室で騒ぐことはできません。
話をしたい人は、食堂を談話室代わりにしてくつろぐことになります。
我々も、食堂でカードゲームに興じながら、つかの間の夜を楽しみます。
これもまた、団体での泊まり山行ならではの楽しみといえます。
2016年8月2日(火)3日目 曇りのち雨。
登山最終日です。
4:50頃。
この日は雲が多く、ご来光は見られませんでした。
雲があればあったで、下界では見られない味のある風景が見られるのが、山の良いところだと思います。
湿原に広がる霧の絨毯。
6:45頃。
山小屋を出発し、小赤沢コースで下ります。
しばらくは山頂台地。
過ぎていく湿原を惜しみながら歩きます。
山頂台地が終わると、六合目くらいまで岩場の多い急な下りが続きます。
鎖場やロープ場を4つか5つくらい越えなくてはなりません。
安全第一で、ゆっくり下っていくことをオススメします。
五合目くらいになると、緩やかな下りが続きますので、楽になります。
雨が降ると木の根が滑りやすいので、油断せずに行きましょう。
10:30頃。
三合目の駐車場に無事に到着しました。
やりきった感たっぷりであります。
このあと鉄分を含んだ赤いお湯が売りの温泉で汗を流し、帰路につきました。
と、こんな感じで年に1度の団体登山が終わりました。
※肖像権に配慮し、人間は一切写していませんが、本当に団体登山です。
今回は、梅雨入り辺りからウォーキングやスクワットを続けて体の準備をした上で登山に臨みました。
しかし、暑さに負けて登りの中盤でペースダウンすることに。
「暑さに弱い」という自分の特性をどうにかしなければいけないと感じました。
「山登り」といっても、単独登山と団体登山では、ちょっと違うなと感じます。
単独登山では、一人で登る分、山と対峙したときの自分の心や体の働きを敏感に感じ取ることができます。
自分を感じ、自分と向き合うという部分を大切にできるのが単独登山のいいところだと思います。
ツラさや達成感、美しい景色を見た喜び、たわいない笑い…。
さまざまな思いを仲間と共有できるのが団体登山のいいところだと思います。
単独登山と団体登山、どちらも好きですね。
また機会があれば、してみたいですね、団体登山。
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