里山登の登山ノート

新潟県の山を中心とした登山日記です。初級者向けの山を主に登っています。

五頭山~花と新緑の美

2014-05-10 22:03:38 | 登山
五頭山は、新潟県の山の中でも登山者の多い山の一つです。
新潟市近郊の人にとっては、学校登山の山としておなじみかと思います。
角田山、弥彦山と登ったら、次のステップとして登る山として最適な山の一つです。
五頭山という名前の由来は、一ノ峰~五ノ峰という5つのピークが見えることですね。
そんな五頭山に登ってきました。

今回は、スキー場コースを選択しました。
人気の山だけに、登山者カードが完備されています。


登山口付近には、タニウツギが美しく咲いていました。
クリック↓(※以降、花の画像はクリックすると大きくなります)


最初は、緩やかな歩きやすい道が続きます。


雨があがってさほど時間が経っていないようで、雨に洗われた花が目を喜ばせてくれます。
花をクリックしてみましょう。チゴユリ。


ミツバツツジ。


ミツバツチグリ。



だんだん景色が開けてきました。


モミジイチゴ。葉っぱの形がもみじに似ています。


雨に洗われたスミレ。


オオカメノキ。葉っぱが亀の甲羅に似ています。


新緑の気持ちいい道を歩きます。


タムシバが咲いています。


イワカガミ。イワウチワとの違いは花のつき方。
 

葉っぱが三つ葉だからミツバツツジ。雨に洗われて色鮮やか。
 

山頂に近づくにつれ、だんだん険しくなっていきます。
こういうロープ場もあります。


雨に洗われたタムシバ。


気をつけて歩きましょう。


七合目。


イワウチワ。先ほどのイワカガミと比べてみましょう。


九合目。あとひといきのはず。


もう5月ですが、上の方は雪が残っています。


五ノ峰に到着しました。信仰の山らしい雰囲気。


残雪と新緑が混ざり合った、何とも不思議な景色。


曇っていたので、展望はいま一つ。


三ノ峰方面に向かいます。
ショウジョウバカマが咲いていました。


三ノ峰に到着。避難小屋があります。中からは賑やかな話し声が聞こえました。


三ノ峰は、標高873m。


三ノ峰の鐘。五頭山の各ピークには鐘があります。


三ノ峰コースを下山。途中で振り返ると、何とも美しい新緑の道。


雨が上がってそれほど時間が経っていなかったので、展望はあまりよくありませんでした。
しかし、それが気にならなくなるくらい多くの花を楽しむことができました。
また、新緑の鮮やかさがとても印象に残りました。
雨に洗われた花や緑の美しさを知ることができた山歩きでした。

○日時:2014年5月10日(土)
○天候:曇り。前日の夜に雨が降ったものと思われます。三ノ峰の気温は7℃。
○難易度:☆☆☆(菩提寺山を☆とした場合。そこそこ険しいところがあります)
○スケジュール
 ●登り[スキー場コース] 8:45登山口……9:30休憩……10:00休憩……10:487合目……10:55休憩……11;269合目……11:39五ノ峰(休憩)
●下り[三ノ峰コース] 12:05五ノ峰……12:26三ノ峰(休憩)……12:41三ノ峰発……14:13登山口