星に願いを~ 美月より心を込めて

徒然に想いのままに綴ります。不快に感じる方は通り過ぎてくださいませ。

彼をやめられない

2012-12-13 02:17:18 | 時々おちてる

白い季節に舞う雪の花

人肌に触れると溶けてしまう儚さが

わたしの恋に似ている

寒さはとても苦手ですが

雪は好きです

彼に逢わないと決めてから・・

まだ、たった2ヵ月しか経っていない

季節のひとつさえ越えてない

 

彼とは事務的な連絡を

取り合わなくてはならないから

心で別離を決意しても

音信不通には決してなれない

哀しい苦しい関係です

ともに生きていくことも許されず

ひっそりと想いながら

誰にも知られず逢い続けても

「不倫」と呼ばれる

罪悪感に押し潰されて・・

そのうえ・・・

忘れていくことすら許されない

 

この恋の終わり方を

あれこれ思い浮かべながら

未だに判らないまま時だけが

逢えない時間だけが

惜しむくらいに積みあがる

この雪がとけるように

月日が流れていけば

激しすぎる愛ではなくなる日が

来るのでしょうか?

夫婦のように労わり合う愛に

変わる日が来るのでしょうか?

 

彼を忘れることは出来ないから

愛し続けることを決めた

あの日から・・・

2ヵ月で心が折れそうな

よわい人間です

ただ逢いたくて泣きたくて・・

苦しくて哀しくて

彼をやめられない弱い女です

 

彼に過保護なほどに

甘やかされた毒がゆっくりと

躰中を巡っていくのを感じる

閑かな夜・・

恋人たちの甘い季節の

天空(ソラ)へ手をかざして

想いを馳せてみよう

祈りを捧げて届けよう

今宵の願いを添えて・・・

意識が消えてしまう前に