「ちゃわんや15世 豊斎のblog」
茶陶、朝日焼の十五世、松林豊斎。
陶芸、お茶、日本の伝統的な美意識のほか、趣味のPCや携帯、そして祇園の遊び方。
 



私はここ何年も、NHKのいわゆる「朝ドラ」を朝食中にみている。 今朝も、厩舎のオヤジに扮する田村高廣が、 主人公の女の子、優に次のようにい言うシーンがある。 「馬のことをわかったような気持ちになるんじゃねぇ!」 許されていないのに、世話をしているジョンコに乗って、 落馬してしまったのだった。 いいこと言うねー。このオヤジは。 そう、わかったような気持ちになったときに失敗する。 私の場合だったら、 . . . 本文を読む

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昨日ちょっと失敗しました。 パソコンやってる人なら一度や二度は経験あることでしょう。 入力したデータが保存せずに消えてしまったんです。 それもこのブログでのこと。 新規投稿画面で入力して、 普段は別のメモ帳みたいなソフトで完成してからコピーするのに、 その日に限って直接入力したんです。 50行ぐらいは入力して、2回ほど読み返し、訂正もして。 投稿ボタンを押したんです。 そしたらその管理画面の時 . . . 本文を読む

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来月9月19日が敬老の日。 どうも、9月15日というイメージが染みついていて、 毎年、日が変わるのはいかがなものか。 成人の日もそうであったし、 先月の海の日も20日でなく、18日だった。 祝日というものが、何月の第何月曜日と決まっているのも覚えにくい。 第一、祝日の意味よりも、休むことだけに主眼をおいている祝日ってカンジで、 週休二日が一般的になった昨今、 そんなにまだ休みが必要なのだろうか。 . . . 本文を読む

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先日、昔なじみの祇園の芸妓K子と話していて、 先斗町と祇園の芸妓さん達の、 きものの着方って違うねってことになった。 何となく今まで意識するともなく、思っていたことが、 当事者の言葉で裏付けられたことが、少しうれしかった。 わかりやすくいうと、 祇園街の芸妓さんは、ぴしっと着るが、 先斗町は、ぐさぐさに柔らかく着る。 ボクの印象はそんなことだったんだけど、 「そう、そんなカンジ!」とお墨付きを . . . 本文を読む

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朝日の茶入  一般に、古い朝日は殆ど茶碗とされて いる。「殆ど」という言い方は逆に言うと 茶入や水指もあるということで、実際茶碗 に比べると茶入や水指は数が少ない。鳳 林隔冥記の寛文六年(1666)五月条に朝 日焼の茶入を注文し、十一月にそれが出 来てきて仕覆を誂えるという記述がある。  遠州流のお家元には「春霞」という銘の 茶入があり、胴の正面下部分に大きな朝 日の刻印が押してある珍しいものだ . . . 本文を読む

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「秋田こまち」というのは、お米の銘柄で、 コシヒカリ、ササニシキの牙城を崩す 大ヒットの銘柄米になった。 私が勝手に類推するその語源は、 「秋田おばこ」。 この言葉は秋田美人の意味で、昔から有名だ。 その少々土臭い方言の「おばこ」を、 全国的に使われる言葉「こまち」に変えて、 洗練されたイメージをねらったのだろう。 見事にヒットしたのは、おいしさばかりでなく、 その確かなイメージ戦略に負うとこ . . . 本文を読む

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今日8月15日は終戦記念日。 それも60回目です。 毎年、この日はお盆ということもあって、 戦争のこと、戦争で亡くなった方々のこと、 いろいろ思いはめぐります。 私はもう55歳ですから、小さいときは当然ながら 大人は戦争を体験した人たちばかりでした。 「戦争を知らないのは子供だけなんだ」 と思っていたのを記憶しています。 さすが60年も経つと、 戦争の体験者は、 いつの間にか高齢者ばかりにな . . . 本文を読む

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8月1日より、阪神タイガースはロードに出ました。 高校野球に甲子園を明け渡して、いわゆる「死のロード」ってやつです。 そして、いま民放とNHKで高校野球放送がかしましいです。 私は、実はタイガースファンです。 だからといって、高校野球ファンではありません。 そういう立場から、とらキチの愚痴を一言。 8月2日から25日までの「ロード」といっても、 その間、主催試合は2回あります。 . . . 本文を読む

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最近、記事のアップの間隔が、 少し長くなりがちなのが、気になっています。 毎日更新のブログを時々見かけますが、 私には、それでは長続きさせる自信がない。 私の目標は、2日に1回更新。 ブレイクして、72日目、 記事数は、33件目。 少し遅れがち。でもまあ誤差範囲かなぁ とまれこの度、以下を変更しました。 1.トップページの記事表示タイプを「書き出しのみ表示する」に。 2.左メニューの C . . . 本文を読む

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今日8月9日は、宇治では三室戸寺の9日参りだ。 6月にあじさいを紹介したお寺である。 お盆に帰ってこられるご先祖さんを、お迎えに行く。 このように全国各地域にそれぞれ、 お迎えをされるお寺があるらしい。 私どもでは、8日にお墓参り、 9日みむろどさんまいり。 12日に仏壇をお盆用にしつらえ、 毎朝お膳を供える。 13日から15日のうちに、 関係のいろんなお寺さんがお参りにいら . . . 本文を読む

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毎年のことだが、梅雨が明けると、 まるで気象庁の梅雨明け宣言を知っているかのように、 蝉が鳴き出す。不思議なものだ。 この、蝉の喧しいような合唱が、 私にとっての「夏」実感の大きな要素である。 今はまだアブラゼミ。 そろそろミンミンゼミも鳴き出すだろうか。 そしてお盆がすぎると、ツクツクボーシ。 夏の強かった日差しが、少し秋を含んできた時に、 ツクツクボーシの鳴き声は似合う。 . . . 本文を読む

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松の炎で焼成 乾燥させた作品は、普通は素焼をするが、 朝日焼の鹿背や紅鹿背は「生掛け」といって、 素焼をしないで施釉する。 柄杓で釉を茶入の中に注ぎ、すぐにその釉を振り出す。 そしてすぐに胴の下の方をもって釉の中に浸し外側をかける。 素早く取り上げて、釉の最後の一滴を、正面で一筋真っ直ぐに流す。 これがナダレである。 このナダレも茶入独特の約束事で、そのタレ具合が景色となる。 一瞬の勝負でかつ . . . 本文を読む

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京都では火の神様として知られる愛宕さんは、 7月31日、千日参りの日として多くの参拝者がお参りする。 京都の古いおうちの台所には、 必ずって言っていいほど愛宕さんのお札が貼ってある。 私が平成七年に襲名してからは、 毎年この千日参りの日と登窯を焚く前にはお参りしている。 高低差で9百メートル弱。 時間で、登り2時間前後。 最近は2時間以上かかるようになった。 往復4、5時間程度 . . . 本文を読む

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