「ちゃわんや15世 豊斎のblog」
茶陶、朝日焼の十五世、松林豊斎。
陶芸、お茶、日本の伝統的な美意識のほか、趣味のPCや携帯、そして祇園の遊び方。
 



今年も桜が散っている。 僕はずいぶん前から、 「あと何回桜の開花を見ることができるんだろう」 桜が咲くたびに思っている。 しかし本来「花」とは、虫を寄せる美しく咲いているもので、 それは遠くに花粉を運び実を結ぶためだ。 その証拠に風で花粉をはこぶ植物は美しくない。 だとすれば、実を結ぶためでなく美しい花は、何のためだろう? 私はその辺が、すこし引っかかるとともに、 人の身勝手さとなんか物悲しさを感じるのである。 . . . 本文を読む

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