GCPを覚えさせるのは至難の業

2007-01-16 22:57:09 | 治験
ここのところ、中途採用で入られた方の導入研修をやっている。
それで思ったのだが、GCPを覚えてもらうのって、やっぱり、すごく大変なのだ。

あれだけの量を覚えてもらうことも大変なのだが、実はもっと大変なことがある。

それは、勉強する意欲が萎えないように教える、ということだ。


いきなり、あのGCPを読んで、しかも全部ほとんどを覚えろと言われたら、僕だってきっと勉強する意欲が萎える。

「え~~!?それ無理!」だと思う。

そこで講師としては、そうならないように手を変え品を変え、「大丈夫だから。新卒もこれで覚えてきたのだから」などと言う。

「自動車の教習所に行っていたときもさ、最初は絶対にS字クランクとか、車庫入れとか、縦列駐車なんで無理!と思っていたけれど、徐々に段階をおっていけば、なんとかなったでしょう?

なんていうことを言いながら、GCPを解説して、覚えてもらっている。

でも、本当に、大変だと思うな。勉強しようという気持ちが萎えるというのもよく分かるよ。

とにかく、一緒に頑張っていきましょう!ということだけはきちんと伝えて、なんとか、脱落しないように(させないように)頑張るしかない。


あんまり、こちらが頑張りすぎるのもよくないのだが。。。。う~~~ん、難しい!(今更ながらにね。)


GCPを短期間に勉強意欲を削ぐことなく教えるのは、本当に至難の業なのだ。(でも、これが最初の一歩だからね。)



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