『LOVE』ザ・ビートルズ 賛否両論の賛は僕です

2007-01-02 10:07:58 | 音楽
こういうアルバムが解散後、ん十年も経っているのに出てくるあたりが、ザ・ビートルズなんだろうな。。。
ビートルズの名前で稼げるうちは稼いでしまえ、という感じがないでもない。

そうは言っても、僕自身は結構、気に入っています。
2曲目のゲットバックの出だしね、これがいい!

そこかしこに色んな懐かしいメロディやサウンドが散りばめられていて、嬉しくなってしまいました。

過去のビートルズの音源を集めて、それをバラバラにして、そこから再編成したというこのアルバム『LOVE』。

僕は好きです。(あまりポリシーのあるファンではないので、ビートルズならなんでも可です。)


LOVE





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『自転車泥棒』…500円の名作映画DVD

2007-01-02 10:06:37 | 映画
敗戦後、人々が貧窮していたローマで、自転車を盗まれた父子の悲哀。
デ・シーカ監督の感動作だ。
デ・シーカ監督は撮影の全てに実景を用い、狭い室内にカメラを持ち込んで、貧しい人々の生活をリアルに活写した。


アントニオは長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。
仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れる。

六歳の息子ブルーノを自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわるようになる。
ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまう。
自転車がなければまた失業だ。

アントニオは無駄とはわかっていても警察に行く。
毎日何千台も盗まれている時だ、警察は相手にしてくれない。
こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった……。


どんなに貧しくても、ひとの心と気高い精神まで貧しくさせるとは限らない。
そして、生きること、生活し続けること自体の悲しさは時代を超えて、いつも一緒だ。今の日本においてもね。

『自転車泥棒』は、観終わると、心に何か、漠としたひっかかりを残し、それが(多分)生き続ける限り、その人の人生に微妙に影響する。そんな映画だ。



自転車泥棒





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