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治験入門の本:●医者がくれない世界の良薬

2007-06-30 09:45:40 | 治験に関する本
治験責任医師のモチベーションを上げるには?


治験で問題となるのは治験責任医師や治験分担医師のモチベーションが上がらない、ということだ。

クソ忙しい日常診療の合間にやるほど、治験は医師にとってのメリットはほとんど無い。

そこで、今、検討され始めようとしているのは、認定医の資格を取る際に治験実施の経験を加味する、とか、治験の論文も評価してあげようとか、という話だ。

また、治験の必要性を学生の頃からもっと教育する、ということも検討されている。

これらが、どこまで治験責任医師や治験分担医師のモチベーションを上げるのかは分からないが、ひとつ言えるのは、「クソ忙しい日常診療の合間に治験をやる」ことに変わりは無い、ということだ。



そこで、提案したいのは「治験専門医師」を治験拠点病院(現在、設置が検討されている)や治験中核病院(同様)に必ず配置する、ということ。

これまでにも治験専門外来の設置が検討されたことがあるが、それと同様に治験だけで「食っていける」医師を育てる。

あるいは、治験だけでやっていける治験専門病院も考える。



「クソ忙しい日常診療の合間に治験をやる」のではなく、治験だけを専門にやるのですから、それをやっていけないと食えないのですから、モチベーション云々の話ではない。

下手すると「治験が来ないので暇で困る」ということにもなる。

ただし、そういう職種に希望する医師がいるかどうかは、勤務条件・報酬次第となる。

治験だけでやっていける(食っていける)治験専門医師(病院)になるには、コストも、治験の質も、スピードも真剣に考えないといけない。

他の普通の病院とは違うところを見せないと、治験が集まらない。



ゆくゆくは日本全国の都道府県に「がんセンター」があるように「治験センター」ができて欲しい。

そこでは最先端の治験薬が提供されることになる(ただし、必ず効くとは保証できない)。



僕の叔父が「がん」になった時に、僕の父は治験薬を求めて東京のある病院に問い合わせをしたことがある。


海外で標準的に使われている「抗がん剤」が日本では使えない、というのは国民にとって不幸なことだと、行政も考えていることだろう。

そういう不幸を無くすのが我ら行政の使命だと、考えているはずだ。(安部総理もそう言っているし。)



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臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」
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治験入門:これが噂の『マイクロドーズ』

2007-06-30 09:39:11 | 治験に関する本
分析技術の向上により、これまでよりも飛躍的に微量で人体中の新薬候補の分析ができるようになった。

その結果、スクリーニングやADMEの一種として、フェーズ1の前に、治験薬をヒトで調査できる。

これが『マイクロドーズ』だ。

この『マイクロドーズ』手法を上手く使えば、今までよりも新薬の開発の効率とスピードが上がると言われている。

そのあたりを解説したのが本書。

今のところ、日本では本書が唯一の『マイクロドーズ』に関するテキストになっている。


マイクロドーズ臨床試験理論と実戦




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