戦略評価の方法

2006-12-17 22:29:04 | ビジネススキル
1 マーケットの分析

  ・市場規模の検討

  ・成長性の検討


2 内的環境の分析

  ・人:トップ、強力なリーダー、スタッフがその分野で存在するか?

  ・資金力:戦略に見合った資金力があるか?

  ・技術力:戦略に見合った技術力があるか?

  ・販売力:戦略に見合った販売力があるか?


3 事業の経済性、および企業に対する経済的・技術力・精神的効果

4 事業としてのリスクの大小

5 価値観、好み:多くの人がやってみたい気持ちになるか?


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<解 説>

これから進出する市場のマーケットの調査(いわば外的環境の把握)、事業主体の内的環境の評価をし、経済性、リスク、価値観を含めて総合評価する。



<ポイント>

1)・企業全体への利益貢献度からの評価。雇用吸収能力。 
  ・歴史的展望に裏打ちされた本質的変化を読む。

  目立つものに惑わされない。 


2)技術、販売の両面で未経験ではリスクが大きすぎる。区別化・競争力は十分か、基礎的要素(波及効果)と成り得るか・・・・・・などが、評価の大きな要素となる(シナジー効果)

3)黒字になるまでの年限、資金回収年・・・・・・etc.

5)結局、戦略がどうかということを判定するには「やりたい」「やれそう」という2つの点が、どうかというところをチェックすればよい。


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『お奨めの本』

▼普通のキミでも起業できる!
大前研一のアタッカーズビジネススクール (編集), フォーサイト (編集)


起業するために何をしなければいけないのか?
本書「普通のキミでも起業できる! 」には創業から間もないベンチャー企業に絞って、31人の起業家に学ぶ、起業成功の条件。
起業家養成講座「コアプログラム」のエッセンスが詰め込まれている。


後半の「起業家としての心の持ち様」は参考になり、これは、起業家だけでなく、普通の会社勤めのビジネスパーソンにも役にたつであろう(勇気が湧いてくる。勇気って、必要だよね)。
仕事に行き詰まった時などは何度もこの本を読み返したくなる。


普通のキミでも起業できる!




実は本書「普通のキミでも起業できる! 」の中身は「大前研一式」、あるいは「マッキンゼー式」ともいうべきものになっている。
と言うのも、戦略的コンサルティングファーム・マッキンゼーの出身者(大前研一氏含む)の書籍から、企業に必要な知識・スキルを抜粋した内容になっている。

・バーバラミント氏の『The Pyramid Principle』というライティングスキル

・ピーターズ、ウォーターマンの『エクセレントカンパニー』からは“7S”という戦略分析フレームワーク

・マッキンゼー出身者ではないがジェイムズ・アダムズ氏の『メンタル・ブロックバスター』という単眼思考突破法


どれも有名なので各個人の書物でその内容は知っていたとしても、起業という視点から使うこともできる、と新たな発見のある本だった。

本書の主旨が、「起業家に必要なスキルは少ししかない。やるかやらないか、実行力こそが企業化に必要な要件である」みたいな感じなので、細かい経営スキルについての記述はない。


本当に起業を目指している方も、ちょっと今の自分の仕事に飽きてきた人も、いつか夢をかなえたいと思っている人も、本書「普通のキミでも起業できる! 」から元気をもらっちゃいましょう。


胸がワクワクする、気分が高揚する、ということは日々の生活の疲れと仕事の閉塞感を破ってくれる、大切なファクターだ。




仕事の達人になる方法・仕事の達人への道

●TOEIC対応 英語の勉強のコツ 実戦的英語「音読」のススメ

2006-12-17 15:48:59 | 英語を極める
TOEICに限らず、英会話でビジネスをやらざるを得ない人にとって、最も大変なのが、相手が言っていることを理解し、それに対して答える、という最も基本的なことだ。

最近の受験英語は少しは日常会話も出ているようで、昔の僕たちがやっていた英語よりは少しは良い方向に進んでいるとは言え、新入社員を見ていると、まだまだ、ビジネスの場で通用する英会話スキルを持った学生は少ない。

そこで、英会話上達のコツだが、それはもう、基本例文の「音読」が一番だ。

ちなみに英会話のフレーズを覚えることもそうだが、英単語、英熟語などのイディオムを覚える場合も、耳からだけでなく、自分の口からも覚えるようにする。

例えば、TOEICの受験英語にはあまり向いていない教材だが、実用的でかつ初歩的な会話フレーズで覚える英文法マスター本がある。


『必ずものになる 話すための英文法』シリーズだ。



この本の使い方が前書きに書かれているが、一つのフレーズを最低、80回音読して、最終的には丸暗記してしまえ、というのが『必ずものになる 話すための英文法』の基本学習方針だ。

僕は80回も読んではいないと思うが、それでも、かなり音読をし、それがビジネスの場でも役立った。

最低限の会話に使われるフレーズを暗記してしまえば、あとは、それを活用していく。

意外と「今年はみかんが豊作だ」なんていうことを英語で言おうとすると、でてこない(僕の場合ね。)



『必ずものになる 話すための英文法』シリーズに限らず、基本例文は暗記したほうがいい。

英語の会議でもよく使われるフレーズなども、覚えておくと、実際の会議の場で役立つ。


とにかく、目で読んで、穴埋め式の問題を解いている英語から早く脱却して、耳と口で覚え、頭の中を完全に英語圏にする勉強方法を身につけると、TOEICに限らず、実践の場でも役立つ。




必ずものになる話すための英文法(step 1(入門編 1))





必ずものになる話すための英文法(step 2(入門編 2))





必ずものになる話すための英文法(step 3(初級編 1))





必ずものになる話すための英文法(step 4(初級編 2))




もちろん、上記の勉強方法は『必ずものになる 話すための英文法』シリーズに限らない。

例えば、次の『英会話なるほど練習帳』や『50のフレーズで500通りの表現をモノにする英会話ペラペラ練習帳』もそうだ。

「う~~~んっと」なんて考える余裕も無く、頭で考えるよりも早く、口が勝手に話し出す、というほど、音読して覚えるのが一番です。



英会話なるほど練習帳―50のフレーズで500通りの表現をモノにする

英会話なるほど練習帳





50のフレーズで500通りの表現をモノにする英会話ペラペラ練習帳(「英会話なるほど練習帳」の姉妹編。)

英会話ペラペラ練習帳






英語の勉強方法&TOEIC攻略法 ビジネス英語の勉強方法&TOEIC対策(サイト版)