東方神起コンサート in さいたまスーパーアリーナ（2009.05.09）

とうとう、東方神起にまで手を出してしまいました・・・。
東方神起の大ファンの友人が、チケットを譲ってくれ、
念願の初・東方神起コンサートに行くことができました。
とにかく、メンバー５人とも、素晴らしい歌唱力！　
そして、彼等が日本で一歩ずつ努力をし、蓄えてきたパワーを存分に感じ、
すっかり、引き込まれました。

東方神起が、すごい人気であることは知っていました。
でも、アルバムを持っているわけでもなく、
歌番組などで見る程度。
メンバーの名前も、コンサートに行けることになったので、
特訓をして覚えたというレベルです。
しかも。
実は、私は、エイベックス系の音楽って苦手なんです。

だから、コンサートが始まったときには、いまひとつなじめず。
さいたまアリーナは、広いからか、音響も悪いですから、
歌声も聞きとれない感じだったし。

でも、やっぱ、東方神起は凄かったです！
一曲聞き終えると、すっかり、はまりました。
歌声に酔いしれ、パフォーマンスに見惚れて、
気がつくと、歌まで一緒に口ずさんでおりました。

ファンクラブの会員は、ギネスブックに載るほどだそうですが、
それも納得！

この日のコンサートでは、
ジュンスは足を怪我しているため、ダンスには参加できませんでした。
舞台に用意された椅子に座り、歌声だけで参加していました。
その歌声が、また、素晴らしかったです。
パフォーマンスできない分の不満を、歌声で晴らすように、
ものすごいパワーでした。
きっと、怪我をしてしまった自分が情けなくて、
お客さんやメンバーに申し訳なくて、一所懸命歌っていたんでしょうね。
途中からは、立って歌っちゃうし、歩いちゃうし…。
花道の先まで来てくれたりもしました。
「なんだか、朝よりも、今の方が足の調子がいい。^^」
という、ジョークを言いながら。

そんなジュンスを、
リーダーであるユンホが、とても心配そうに見ているのが印象的でした。
メンバーの中でダンスが一番うまいのが、ユンホだと聞きました。
でも、５人そろっていないためか、少し元気がなかったような気がします。
メンバー同士の絆が深いんだな～と感じました。

チャンミンは、私好みのルックスです。
一番年下だからか、とにかく一所懸命で、
まじめな印象を受けました。
今でも歌の実力は素晴らしいですが、
これから年齢を重ねれば、もっと深～い味わいが出てくるんでしょうねぇ。

ユチョンは、芸術肌の印象。
KinKi Kidsの堂本剛に似てません？
（私、剛君のアルバムを買うほどのファンです）
おちゃめな一面もあって、マイペースだけれど、みんなと仲がいいんですね。

そして、ジェジュン。
胸の奥まで響くような歌声ですね～。
ジュンスの歌声に引っ張られたのか、
曲を重ねていくと、ますます、素晴らしい歌声になっていきました。

５人は、それぞれ、ソロとしても十分に活躍できる歌唱力。
ふつう、グループになっちゃうと、役割分担が出てきて、
パートごとに色分けされた歌声になるものですが、
東方神起の５人は、ひるむことなく、それぞれが思う存分歌っていて、
でも、ちゃんと重なり合ってるんですよね～。

韓国の女優、ムン・グニョンは、
「東方神起はただ格好良くて素敵なだけのアイドルではない」
と語ったそうですが、私もそう思いました。

２００４年に韓国でデビューし、２００５年に日本デビュー。
韓国ではトップグループだったにもかかわらず、
日本では、ライブ活動を地道に続け、今に至るようです。
そう言えば、私の近所のショッピングセンターに来たこともありました。
日本語を習得し、歌もダンスも並大抵の努力ではなかったと思います。
コンサートでの、どの曲もどの瞬間も、全力で歌っている姿を見ると、
彼らが、一歩ずつ登ってきた４年間が垣間見える気がしました。
心とパワーのこもったコンサートでした。

やっぱり、映画のレビューと違って、
コンサートで受けた感動は、書くのが難しいです…。
なんだか、上手く書けなくて、東方神起ファンの皆様、ごめんなさいね。

７月５日（日）の、ツアー最終になる東京ドームにも行く予定です。
ジュンスの足のけがも治り、５人そろってのステージが見れるかと思うと、
楽しみで、楽しみで…！
懲りずに、また、ご報告すると思います。