秋・・・ 令和5年記事
ちくわの季節
あたりも うっすらと暗くなった 夕方・・・
仮面の忍者赤影のように 刀を背負い 下駄ばきで・・・
え?何で刀を背負っているのかって?
そりゃ~ 追剥がやって来て ちくわをカツアゲされても困るのでねぇ
七輪で 提灯フグみたいな 頬を膨らませ ひょっとこ顔で
ちくわを焼いていると 物欲しそうに 青年が突っ立っていた
身なりはというと 頭はマントヒヒのように ぼさぼさで
日焼けした 顔は真っ黒焼け 突然この肌寒くなった気候に
対処していない タンクトップ姿を見て こりゃ~野宿を
繰り返しとるやつだろうなぁ・・・と推測したのである。
私ャ~又 不憫に思い 手招きして
「苦しゅうない もそっと 近こう寄れ な~んだ君 食べたいのか?」と
青年に尋ねると こくりと頷いたので
「ぬぁ~んだ それなら そうと ハッキリ物申せば良きものを・・・卑しい奴ちゃ!」と
半分 ブチ切れながら 焼き立てのちくわを 青年の頭に乗っけてやった。
青年「うぁチチチチチ!」と頭に乗っけた ちくわを落としてしまった
私 「ぬぁ~にが うぁちちちちだ あ~あ 勿体無い そこだ!そこなんだよ 君の弱点は!
ホレ 拾って 喰わんかい 三秒ルールだ」
ギョッと目を丸くして 驚き顔の青年に 私は話を続ける
私 「君は~ 人を疑わず 騙され続けた人間だな。
よ~く 考えよう お金は大事だよぉ♪ ル~ル ル~ル ルルル♪
見ず知らずの人間が 今、自分が喰おうとしていた ちくわを
初対面の男に 素直にやると思うかね? ダメなんだよ そういうのは!
とアル企業の全国社員研修会で とアル度ケチの県の新入社員に
たった一滴のシャンプーを分けてもらうのに
そりゃ~ブツブツ 小言を言われ わしゃ~君と同じ年頃に 社会の厳しさ
日本という小さな集合体の中で他国人との考え方の違いの洗礼を受け
そこで 初めて この世の世知辛さを知ったのさ それも あ~た
経済がしっかり 成長していた 昭和にだぞぉ~わ、わしゃ~余程 ショックだったんだろうな
35年以上も前の その男の 意地悪顔を今でも覚えておる。」と目を潤ませて 悔しがった。
そう あれが会社の研修でなかったら「この度ケチ男めがっ!」と 九州男児特有の腕っぷしを込めた
正義のパンチをブチかましておった所だよ・・・
話が長くなるので 端折るが 政治の話に転じて どうせ君は 投票場にも
行った事無いのだろうと ネチネチ責め立てる私に 業を煮やしたのか
青年の姿はもうなかった・・・
嗚呼~ 「減税で国民に信を問う」 だと? アホか!
誰が 減税に反対するんだよ そういう場合は「増税」だろうが・・・
もうね 明らかに テレビでも 増税しないと社会保障が減るぅと
ほざいている人達をテレビに出す・・・プロパガンダ攻撃
この青年のように 騙され続ける人達・・・
ああ~不憫なりと いつまでもブツブツ 小言を言い続ける ちくわ男であった・・・
ps う~ん もう二捻り 欲しかったが 朝、インスピレーションを頼りに書いて
いるので 後で見返して 書き直すだろう・・・長々書くと 人はぁ~読まない
いや 今日は芋でも焼いて 屁でもプスプス こきながら 黙って寝る事にするよ・・・
猛暑の疲れが 溜まっとるんだろうなぁ~頭が回らん!