2017 8月記事
カラン カラン カラン！ カラン カラン カラン！
道端に響く音・・・
頭が天然パーマで 目がギョロッとした
色の黒い印度の少年が
ジュースの空き缶を蹴り飛ばしている・・・
あまり 感に障るので
「あ～っ 君！ 缶蹴りやるんなら 印度に帰って
舗装されていない
土の上でやりたまえっ！ 帰れんのであったら
この路を下った アパートの奥の児童公園で
盆踊りがあるから その最中に缶けりやって
町内のおっさん達に怒られろっ！」
すると 印度人の少年が 綺麗な日本語で
「スミマセン」と答えた。
よく見ると 近所の中学校の制服を着ている
ではないかいなっ。
私：「君、印度人？」
少年「ちっ 違いますよ 日本人です！」
其のとき 自転車にのった 中学生女子が、
我々を横切った。
其の子も印度人のように真っ黒だったのだ。
一瞬で察した・・・
この暑さ、夏休みの部活で 紫外線にやられ
肌が真っ黒になっちまったのだ。
「ほう！なっちゅうこっちゃっ 日本もとうとう
赤道間近のインドの人達みたいに真っ黒になる
のかもな・・・」
印度といえば 幼稚園時代 友人の母親に
印度の大魔術ショーに連れていってもらい
そのアシスタントの若い女性が余りにも美しかったので
恋心を抱いたのである。
だから、私の初恋の相手は 印度の女性だ・・・
マセとったんだねぇ～
そうそう、最近は痩せてから レジの女性に
釣銭を渡される時に 頻繁に手を添え握られる
事が多くなった・・・男前になったのか、
それとも「ジジイ 落とすなよ」という気持ちなのか
判らんが 印度人のレジ打ち女性に手を握られたら
こりゃまた 手がヒンヤリと冷たいのドスな
「ひゃっ 手が冷たいね あなた すし屋さんに
なったら？」と言ってしまった。
またまた 話はとび・・・
印度人＝印というのは ひょっとしたら
お釈迦様の眉間の印の事なのだろうか？
印度の人って 眉間に印つけている
イメージだったもんな・・・
最近は ヒンドゥー教の意味合いが如何のこうのと
言っているが ありゃ もともと
生まれたときから 自然に備わっていた物らしく
「覚者の印」とされているのだ。
今日は、妻が疲れているので 手抜きのカレーだ。
昔は印度カレーを食べたかったが 父が辛いのを嫌い
蜂蜜入りのバーモントカレーの
甘口を強要された 暗い生活が続いた・・・
母に何が食べたいかと聞かれ「辛口の印度カレーを
所望」と言うと・・・目を三角に吊り上げた父母に
「辛いカレーが喰いたかったら 結婚でもして
口がひん曲がるほど辛いカレーを嫁さんに作って貰え！」と
冷や水を浴びせられたもんだ。
結婚して ジャワカレーを喰ったときは
あーこれで 俺も一端の一家の主になったのだ・・・
と感慨に耽ったのだった。
今では息子に「俺、辛いカレーはイヤだ」とダメダシを喰らい
「どうなっとんだっ！一体っ
俺に安住するなって事っか！？」と
天空を仰ぎ見、そして じっと手を見る・・・
今回は まとまりの無い文章になってしまったが・・・
不思議な事に あの甘ったるかった
バーモントカレーも食べたくなる時があるのだ・・・
ｐｓ 欧米のスーパー・コストコの会員証の
顔写真見てビックリ！私と妻の顔が印度人に
なっていた。色がじゃなくて 顔の作りそのものが・・・
二人とも前世は印度人だったのだろうと、
一晩かけて話し合ったのだ。
またまた 追伸
此間、トある場所で、水筒の水を口もつけずに
ジャーッと垂らして飲んでいるのを見て
なんちゅう はしたない飲み方だっ！と呟いたら
娘から「あ～っ 印度飲みね」と
言われた 「印度飲み？」
娘：「口つけたら ばい菌が入るけん 水を垂らして飲むとよ」
息子も印度飲みをするらしい・・・
私：「ププププッ！まあ、合理的ではあるわな・・・」と
吹いてしまった。