Sweet*Studio

あなたと過ごす、この瞬間は忘れない。

夢に追われて

2005-07-05 | 日々のこと
あと数時間後には幕があく。
ああ、どうしてこんなに時間が迫るまで何もできなかったんだろう。
どうかしてる。
今回は、わたしとKさんとの即興的芝居。
でも、実力のあるKさんはほとんどアドリブでやるという。
わたしも頑張って合わせなくちゃ。
それにしても、最低限の段取りは打ち合わせしておかなくちゃ、さすがに芝居がなりたたない。
ああ、時間がない!

「Kさん、Kさん。えーとね、ここがこうだから、その次は・・・」
「かなこさーん、このねずみに色塗ってくださーい。」
ぎゃっ。役者が小道具作りより偉いとは思ってないけど、今は、小道具より、段取りを選ばせて!
「ごめん!無理!もう時間ないから、他の人に頼んで!間に合わなければ、それなくてもいいから。」
「えーと、Kさん、それでこの後、どうしましょう?・・・・




・・・・・という、開演までの秒読みの中で、シナリオも何もない、という夢にうなされました。
こういう夢は初めてではありません。

この設定は、全く現実のものではありません。
実際は、「ほとんどアドリブ」なんてあり得ないし、相方は毎日一緒にいる仲。
でも、本番まで1ヵ月を切った現時点で稽古ができてないのは事実。
頑張らなくちゃ、ね。

こういう悪夢って、何も芝居作りだけではなくて、
試験とか、仕事だとか、大切な旅行の準備だとか、結婚式とか?
そういう大事な局面の前で、見てしまうこと、ないでしょうか。
ちゃんとしているはずだけど、不安だったりして...。
きちんと準備をする人は、そんな夢を見ることはないのかな。


人生の次の舞台まで、あと少し。
わたしのことを、待っています。
わたしも、精一杯そこに向かって進んでいきます。

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