うちの一番の木

ムクゲにてんとう虫がついてました。
そういえば、去年は大量発生してたっけ。
今年は、今日、初めて見かけました。
てんとう虫はムクゲが好きなのかな。


うちのムクゲは、赤の八重咲き。
母が「ムクゲ」だと言うから、ずっとそう思ってきたけれど、
去年、ネットで調べてみると、同じのは見つからず、うちのはもしかしてムクゲじゃないのでは...と疑ったりもしました。
でも、もっと調べてみたら、同じ花を発見。
ムクゲで合ってて、ほっ。
いろんな色があって、八重咲きなんかもあるのですね。


ムクゲは、こちらの地方の気候に合っているのか、近所でもとてもよく見かけますし、とても元気に育っています。
10年くらいまえ、雪で折れた枝を、母が挿し木にしたものなのですが、数年のあいだは、植木鉢で育てられてました。
土に植えて以降は、まるで水を得た魚。
ぐんぐん成長しています。
ほんの50cmくらいだったものが、そろそろわたしの背丈まで届きそうです。


今年は、冬が厳しかったせいか、この花も蕾が多いです。
もうずい分咲いたのですが、まだまだ蕾は半分くらい残っています。
もともと長く楽しめる花なのですけれどね。
それにしても、今年は豪華です。
大雪を乗り越えたご褒美みたいなものかな。

厳しかった冬と合わせて、花の豊かな今年の春から夏も、忘れられないものになりそう。(もしかして、秋の実りも、かな)

夏が来た

昨日、今年初めて蝉の声を聞きました。
そして、ゆうべは花火大会。
やっと梅雨も明けたそうですね。
去年も思ったのだけれど、蝉の声のほうが確かな梅雨明け宣言みたいな気がします。


雨とあじさいに気をとられている内に、夏の花たちが満開になっていました。
うちのムクゲも今年はすずなり。
明日、写真を撮ろう。
そろそろ、わたしの背の高さを越えそうなうちの記念樹なのです。

スピードおとされ

富山県に行ってきました。
以前から気になってたんです、この交通標語(?)。

なんせ、走行中の助手席からなので、やっと撮れたのがこの写真。
切れちゃってるけど、「スピード落とされ！！」とかいてあります。

意味、通じます？
大丈夫ですよね。
！！がついてても、一応命令形でも、なんだかやわらかな印象がしませんか。
方言ってステキ。

夏よ、来い！

ことしは、なかなか来てくれないね、夏。
ずっと待ってると、いろいろやりたいことが浮かんで来るよ。

ささやかだけど。
花火セットをもらったの。
この雨が止んだら、星空の下、お庭でやろうよ。
バケツに水くんで、ろうそくに火を用意するんだっけ。
それから。麦茶とビール、どっちがいい？

ねえねえ。
どれから、始めようか。

写真

母の携帯の中で、見知らぬ子どもたちがこちらを向いて笑っている。



母が携帯で写真を撮れるようになったのは、ほんの数ヶ月前のこと。
メールを送る技術があるわけではない。
ただ、好きな子どもたちの写真を眺めたいからと、撮らせてもらってくる。


子育て支援とかで、ときどきベビーシッターのようなことをやっている、わたしの母。
子どもが好きというわけではないのだけれど、実際に一対一で接すると、かわいくて仕方なくなってくるらしい。


「また、孫が増えちゃった」
そう言ってみせられた写真の中の子どもたちは、「よそのおばあちゃん」であるうちの母に、いい笑顔を見せている。
その笑顔からは、カメラを向けている人に対する信頼関係が感じ取れる。
こんな表情で笑いかけられているなんて、やるなぁ、お母さん。


イラスト :　はんたろう

形にならないものたち

書きたいことがあるのに、言葉にならない
文章がひとつの形にならない

書きたい程のことがないのなら
それはそれで幸せなことなのかもしれないけれど
やっぱり書きたいんだ

もやもやとむねとのどのあいだへんに詰まっているもの
ぽつりぽつりとでも
こぼして、ならべて、ながめて
そして丸めて
屋根より高く、投げ飛ばしたい

えいやっ！と、大きなかけ声付きで。

ゆめのくに

に行ってきました

びっくりがいっぱいだったんです

雨の中

雨を眺めながら
列車で移動中

大事な人たちに
会いに行きます

あさっての海
天気になあれ

季節の来客

今年も来たね
ずっと、待ってた
でも、もう行ってしまうなんて、早すぎるよ


来年は、もっとゆっくりしていってね
居ごこちのいい場所を用意しておくから








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きみは、今、どこ？
ちゃんと居場所は作れた？


うちには、毎年つばめが来ます。
そして、一応巣を作るのだけれど、いくら頑張っても、場所が悪くて巣が安定しません。
今年も、巣作り半ばであきらめて、いなくなってしまいました。
かなり名残惜しそうにしているのがかわいそう。
来年は、ちゃんとした足場を作って待ってみようかなと思っています。
今頃、どこかで子育てなんかしてるのかな。

おわりとはじまり

人生には、いつも終わりと始まりがある。
大きな始まりと終わり。
小さな始まりと終わり。
そんなことの繰り返し。
始まることは嬉しいけれど、終わるっていうことは怖くて、悲しくて、淋しくて、
なるべく見ないようにしてきた今までのわたし。
でもね。
きちんと終わるって大事だなって気づいたの。
終わりをきちんと見つめて、しっかりとお別れができたら、
次の始まりをちゃんと迎えることができるような気がするんだ。



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最近、そんなことを思っています。
以前のわたしは、出会ったすべての人と「またね」って別れました。
時には、次があるわけはない、その場だけの出会いもあって、
「またね」って言うと、とまどった顔をされたりしたけど、
それも、気がつかないようにしてました。
どんな人とも、生きていればいつかはまた会えるって信じることに希望を持ちたかった。
いつかはまた会えるかもしれない、それは、確かにその通りなのだけど、
けじめがない気がしてきました。
きちんと終わらせる、ということも大切なことだよね。

先日GYAOで見ていた「ハクション大魔王」は、テレビでの丸一年にわたる放送のあいだ、ずっと笑いがいっぱいのお話。
その最終回、あと一度壷から出て壷に戻ったら次は100年後まで出て来られない、と壷の中で魔王が言われます。
100年って言ったら、カンちゃん(主人公?の男の子)にはもう会えない。
それで、カンちゃんにくしゃみされて壷から出てきて、ひたすら、別れを惜しむ涙涙の30分。
そこまでしっかり別れをするのか、最後まで笑わせてくれるというのは、この時代のにはなかったのか、と思いました。
でも、こういう風にしっかりと別れることって、大事だなぁと思ったのです。
別れの淋しさをごまかすのではなくて、きちんと終わること。

毎日の中にも、小さな始まりと終わりがあります。
そのひとつひとつは、一度しかない人生そのものかもしれない。
大事にしたいと思うことの終わりは、しっかり受け止めたいと思います。


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あ。
ブログやめようとかいう話ではないです。