プロペラの家の木工事の件で、材木屋さんとプレカット屋さんと打ち合わせをしてきました。
打合せ場所は、材木屋さんのご自宅。
材木屋だから木造のすごい家だろう！・・・・と思いますが、コンクリート造の家です。
でも内部の床は 杉板 ！
私が使う杉板とは違って、圧縮して少し硬さを出した板を使っていらっしゃいます。
「本当はヒノキを使いたかった」とのことですが、予算の都合や「床暖房をしない」という事で 杉板 になったそうです。
杉板推進派・・・というわけでもないですが、杉板をお勧めしている私としては、材木屋さんも「杉板使うんだ～」と思って、うれしくなりました。
「冬でもあたたかい」との事。
「ぼくもよく杉板使うんですよ！」って言うと、乗ってくれました！＾＾
「どんなにいい合板フローリング使うより、冬の暖かさを考えたら杉ですよね！」っていうと、他のお二人とも「うんうん！」と同意してくれました！・・・・まあ、木を扱う人だから当然ですけどね。。でも、塗装で仕上がった合板フローリングの冬の冷たさは・・・心臓が「どきっ！」とします。（もちろん状況によっては違います）
「いいんだけど、傷がつくから、それをわかってもらえないとね～」と材木屋さん。。。
杉はやわらかいから、簡単に傷や凹みがつきます。。でも、、、実際、もう何件も杉板を使わせてもらってきましたけど、、、ぜんぜん平気です。まあ、自分のものでもないのに声高に言っていいかどうかわかりませんが・・・。でも、少なくても私に声をかけてくださる方達は、「そんなの平気」な方達だからだと思います。杉の欠点より、杉を使った事で産まれる「豊かさ」を感じてくださる人達！・・・・ ですか？（←また強制的に投げかけてみたり～ ＾＾）
i：yo では、お子さんが、おもちゃなどガンガン落とすところは、ボコボコしてます。
風樂房 では、猫の爪跡があちこちにあります。
でも、そんなのよ～く見なければわからないし、傷や凹みが嫌な感じではなく、むしろ いい味になっています。
先日行った minika でも、引っ越しなどですでに「ついて」いるし「知らないうちについてるのがある」らしいのですが、Hさんは「ぜんぜ気にならない。むしろ靴のまま歩きたいくらいなんだから！」って言ってました。・・・別の意味ですごいんですが、それくらい、傷も凹みも 「どおってことない」んです。
じゃあ、なにがいいかと言えば、、、本物の木である事やその厚みから感じる安心感（・・・これは別の木でも同じです。）そして、温かさ・足ざわりの良さ です。それは杉の柔らかさによるものです。
そうゆう事は、工業製品の材料には絶対に感じられるものではありません。
そしてなにより、、安い！・・・もちろん、節（ふし）ありです。
雑誌などの写真でみると、その節が結構気になったりしますが、実際には、あまり気にならない（・・・と思うの）です。でもそれは好みもありあますし、傷や凹みが許せない人もいるでしょうし、絶対にというわけではないですが、、、どうしようか迷っている人には、、「後悔しませんよ！」と、お勧めします。でも、実際にどこかで見て、足で触ってから判断する事は、必要かもしれません。
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久しぶりに 杉板 について語って、楽しかったです！＾＾
＊ちなみに プロペラの家 は ヒノキ ・・・ の予定。。
HP 杉の床のある暮らし
