
3年半ぶりに 鴻ノ巣の家 (マンションスケルトン改修) に、ちょっとご相談を受けている件があって伺いました。
用件の話はすぐに終わり、久しぶりに談笑! ご主人Ahさんの熱い語りは健在で^^、楽しいお話をいろいろお聞きしました。
何日か前に、ハモニカの床の杉板3cm の話を書いたの読んでいただいていて、杉板について熱く語っていただきました!
私が床に杉板を使い出して2番目の家です。完成してから7年半の床の杉板は、とてもよく手入れされていて、日焼けとオイル拭きで、とてもいい飴色になっています。
「1年に1回くらい塗ってますか?」と聞くと・・・
「(定期的にやる)と言うのではなく、、なんとなく板がカサカサしてきて『もうそろそろ(塗っても)いいんじゃない』って杉板が言ってるような感じになると塗る」 のだそうです。
これはいい話だな~と思いました。
杉板が生きていて、その状態に人間が注意を払ってあげて面倒をみてあげている。
家とは、物の集合体で、普通はそれらは無機的なもの(命のないもの)で、その物の呼吸のようなものを意識するなんてないと思いますが、Aさんのお宅では、まるでペットのように温かい目で杉板を見て、愛情をそそいでくれています。
Ahさんは言います。
「(オイルを)塗って磨いてやると、すごくサラッとして気持ちいい!そのままよこになりたくなる。節は磨くとピカピカして美しい!表面がささくれる事もあってむいちゃったりするんだけど、それもそれでいいかと思える。」
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鴻ノ巣の家の杉板は、本当に幸せです。そして、そんなふうに面倒みてくれて「(杉板にして)よかった」というお話を聞けて、私も幸せです!
あっ・・・また杉板を強力に勧めてるような話になっちゃいましたが、、、もちろん他の板にもそれぞれの良さ(作り出す雰囲気)があって好きです。ただ、無垢材 であれば。
奥様Amさんが言いました。
「他の新しい家(のピカピカの合板フローリング)を見ても、ぜんぜん いいとは 思わなくなった。」
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写真は、3年くらい前の時。こうしてみると、確かに色が深くなってる。。
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Syn君 Syo君、、、子供として大変な事もあるだろうけど^^、いい御両親だと思う!
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次こそ、真剣に写真撮りに行きます!よろしくお願いします。