写真は、マンションリノベーションのkinoco（キノコ） のリビングです。
この家では、寝室の畳を除き、床全面 杉板 を張りました。
今日、奥様 ｎ さんから家の感想をいただいたのですが、その中に床の話しがあり、それをぜひご紹介したいと思いました。
（以下）
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杉の床、とてもいいです。サラサラしていて、柔らかで。
雨の日はしっとりしてひんやりします。
物を落とすと物は壊れず床が傷つきます（やさしい）。
・・・
杉を選ぶ決め手となったほどほど感、
いいな〜と思います。
何がいいのかな、と考えて、
半々に責任を持ち合うという言葉を思い出しました。
杉の弱さもわかった上で選んだのは私ということ。
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（ここまで）
” 物を落とすと物は壊れず床が傷つきます（やさしい）。”
この感覚・・ わかりますか？
普通は、床に傷がついたら怒ります。がっかりします。
落とした物が壊れたらなおさら。。
でも ｎさんの言う事は
”
落とした物を杉板は受け止めてくれた。その結果、傷がついた。
杉板、、やさしい
”
という事です。そして、その杉板の事を、
温かく見守ってくれる nさん。。
半々に責任を持ち合う ・・・
杉の弱さもわかった上で選んだのは私
杉板をお勧めしますが・・・
いい点はたくさんあるけど、欠点となる事も、当然あります。
nさんは、欠点も承知で選びました。
『 柔らかいからずぐに傷がつく 』
それをわかったうえで、
”ほどほど感 いいな～”
と思えて、選択したのです。
『 選んだのは私 』
そう・・ 選んだ”私”には責任があります。
杉板がすぐ傷つく事を 責める、文句を言う のは、
自分の 選んだ責任 を果たしてないという事になります。
『傷つく』事を含めて 杉板を受け入れた のですから。
傷をつく事で物が落ちた時の衝撃を少なくし、壊れないようにしてくれたのは、杉板。
（住んでいる人は）「（物が）壊れないでよかった」という恩恵を受けたのです。
傷がついた事に怒り、嘆く事は、、自分は恩恵を受けたのに、傷ついた杉板を受け入れないという事。
半分の責任をとらない という事になりますよね。
それをもっとわかりやすく言えば
自分だけよければいい という事、つまり
身勝手
何かを誰かの責任にします。
だから 後悔します。
半々に責任を持ち合う
とても大切な事ですね。
家に使うもの
今の時代、調べれば、いい事悪い事、すぐわかります。
その上で、それを使いたいかどうか・・・
選択するのは、あなたの自由であり、責任です。
ただ、それはすぐにできるようになる事でもないし
選ぶ基準をいつも意識していないとできないかもしれません。
とは言っても
難しく考え過ぎるとできなくなってしまいますので
一番いいのは・・・
「 それが自分にとって本当に気持ちいいもの（事）な？ 」
「 それが自分にとって本当に必要なもの（事）なの？ 」
と、常に自分に問いかけてみる事です。
これから家づくりをする人は、ぜひやってみてください。
成功も失敗もあると思います。
大切な事は、繰り返し続けて
「成功と失敗の巾」を小さくしていく事。
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家の使う材料は、ものすごい数があります。
その一つ一つを調べ上げ選択していくのが理想かもしれないけれど・・・
もしそれをやったら、一体何年掛るのか。。
時間を短くするには、誰かといっしょに作る事です。
詳しい人に聞けばいいし、実際に体験してみると、よくわかります。
杉板の床がどうゆうふうにいいのか・・・
まずは体験してみる事をお勧めします。
杉板をよく使う会社に「体験させてもらえないか」を問い合せてみてください。
フローリング専門に扱う会社もあるのでそのショールームに行かれてもいいでしょう。
杉板のサンプルを請求し、しばらくテーブルの足元に置いて試してみるという方法もあります。
当ブログには、施主のお宅の数年後の状態も掲載していますので、そちらでも「数年後の様子」を見る事ができます。
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