Home Room ・シンプルな暮らしと家

家はぺらぺら

最近の住宅の傾向は、うす~い 感じ。。

TVや雑誌をみていて感じるのは、外壁・床・屋根といった、建物の基本構成部分が、うす~くでき上がっている、という事。
もっと言えば、 ぺらぺら

ローコストでできるだけ広い面積を作りたい、という相半する要望を収束させるためなのだ。

別に悪いとは思わない。
建築主も望んでいるんだし、、、
それなりの覚悟があるならいいんだと思う。

ぺらぺらの箱型の家は、暑いだ寒いだ 言ってはいけない!
かと言って、お金にまかせて、クーラーがんがん、暖房ばんばんもいけない。
だって、そんな事してたら、地球温暖化がますます促進しちゃう。
そんなのカッコわるいでしょ!

ぺらぺらの箱型の家には、庇なんてつけちゃいけない。
だって、カッコわるいでしょ!
雨が降ったら窓しめていなくちゃ。
温かい季節のうちは、雨が降ると気持いい風になるけど、そんなもの望んじゃいけない。

ぺらぺらの家を作った人は、後でなんかしようなんて考えちゃいけない。
内部の壁作ったり、天井張ったり。。
だってぺらぺらがコンセプトなんだから!
それがなくなったら、カッコわるいでしょ!

ぺらぺらを楽しまなくちゃ!
耐力・忍耐力つけなくちゃ!

・・・
ぺらぺらの家って昔からあった。
でも、そこには、その家とともにしっかり生きていく『意志』があった。

今のぺらぺらには、、ある、、かなぁ

それを求める意志も、うす~い、ような・・・

まぁ、いいっか 的な・・感じ

・・

これは、ちょっと違う。
お金がある、ない、に関係なく、暮しを楽しみたい人向け、ローコスト狭小住宅。というよりただ小さいだけ・・

身軽に、本当に必要なモノと者と暮す企画住宅
>>>ライトウエイトハウス・LWH

家と暮しをもっと楽しくカンタンに
>>>+志田建築設計事務所

コメント一覧

しだ
mytechさま
格好の材料が揃った家だった・・でしょうね。
狭小住宅、木造スケルトン、子供にいい家、自然な家とか..
取材側からすると、いくらでもおもしろおかしくできる家でしょう。。
その点はjunさんがよ~くおわかりでしょうけど・・・
さらに雑誌に出て、あっと言う間に近所で評判の家になった事でしょう。
残念・・・じゃなく、よかったんじゃないですか。。
(設計者は残念ですね。)

> 木のお風呂いいです。感動です。・・・

同じ事が木の家に、言えると思うんです。北国でないかぎり、高気密高断熱なんて必要ないし、風が抜ける家なら、木の家が一番です。ただし、本物の木を使った。。。
フロように職人さんの技だけで気密性が作れるわけではないですが、外壁にシート張って普通に断熱したら、それだけで確実に断熱性が上がるんです。無垢の木は調湿も断熱もします。優れものです。

でも、木のフロに入って毎日気持よくて、家づくりの事なんか忘れてしまったでしょう!?

> ※育児な手帖(おとうちゃん)から昔からのハンドルネームに替えました。

結構、おとうちゃん、っていうの好きだったんですけど・・・残念
mytech
格好の材料が揃った家だったなのか、我が家も某テ...
http://ikute.boy.jp/blog
家が建った今、世の中一般から見ると外観がややかわった家、家の中に踏み入れてえらくかわった家なんでしょうかね。

木のお風呂いいです。感動です。木の持つ殺菌効果でしょうか、お風呂のお湯が翌日になっても余り匂わないんですよね。これまでホーローの浴槽で生活してきましたけど、汚れと匂いでお湯の使い回しはなるべく避けていました。けれど今は朝風呂もできるんです。何だか不思議なくらいです。

※育児な手帖(おとうちゃん)から昔からのハンドルネームに替えました。

しだ
東屋のようなスカスカ・ぺらぺらな家に、ichide!さ...
東屋のようなスカスカ・ぺらぺらな家に、ichide!さんの考えるビッグファニチャーを置いて終わり、っていうのもありかな、なんて思いました。
ichide!
すっごい面白いです。
http://boat.zero.ad.jp/~zbj91722/index.html
私もシダさんと一緒にぺらぺらの家を堪能したい。w
しだ
おとうちゃん、お久しぶりぶりです!
その後の家づくりは、いろいろやられているのですね。
そんなふうに日々家に関わっているのは「ぺらぺら」とは違って「満ちている」という事ですね。

マスコミに取り上げられたものに、その操作された情報にくってかかってもしょうがないし、実情はまったく当人以外はわかりません。

おとうちゃんとjunさんのように、日々、家と共に生きている(?)人もたくさんいるのだと思います。

「ぺらぺら」は「家や暮しに対する思いの程度」の表現です。どんな家であろうが、その住人が「満ちている」のであればいいのだと思います。ただ、本当に周囲への配慮もない「どんな家」では困りますが・・・

・・
木のふろ・・・うらやましいです。
育児な手帖(おとうちゃん)
コメントさせて頂くのは久しぶりですが、いつもい...
http://ikute.boy.jp/blog/
とある日曜日の夜、食事をつくって子どもたちに食べさせた後、「一休みさせてね」と久しぶりにつけたTVで見たような気がします。全て見終わる前に、昼間できなかったハンガーポールの設置(家づくり?)に取り掛かったのですけれど....、天井貼らない、クロス貼らないなどなど、我が家と似てる点もありました。我が家も「構造あらわし」「内壁なし」ですから「ぺらぺら」ですかね。確かあの家、内壁はありました。:-)

休みの日といえばホームセンターに通い、ちょっと値のはる工具もちびちびと買い揃えながら、今はぺらぺらの壁に棚を設置することに燃えてます。なんていったって、我が家は内壁ナシで本が断熱材ですからね。まずは棚を作らなくちゃ本が置けない。(笑)
3月に住み始めたばかりで真夏も真冬も未経験ですが、これからの季節、住み心地はどんなものか、楽しみです。でも、ホントいい風が抜けるので、結構エアコンナシでも快適なんじゃないかと思っています。
しだ
> 昔は近くて遠いお仕事をしてました。(笑)
そうでしたか。。
なんとなくわかるような・・

> 建築は何十年も残るし そこで生活をしなくてはならない。
> すごく責任重大だと、私には荷が重くて・・・と思ってました。

責任ありますよね。
時間という事は、わすれちゃいけないです。
でも、どんな仕事も、それがなくなるは寂しいですね。
私が設計した店舗も「10年やる」って言ってたのに、半分くらいで終わってしまいました。それ聞いた時、本当に寂しかったです。

> TVってコワイなぁ、と改めて思います。
> メリットもデメリットも映して欲しいなぁ、とも思います。
> その方がリアリティあって食いつく気がしますけどね、視聴者は。

> でももう少しすると視聴者もドンドン目が肥えてくるのかな・・・

どうなんでしょうね。。
TVで、デメリットというか、「その後」で番組作ったら、結構視聴率とれるでしょうね。やらないと思うけど・・

リフォーム会社の知り合いに聞いたんですが、
「施主の質が落ちた」そうです。喜ぶよりも前に、クレームつける人が多くなったそうです。mamechanさんは、よくおわかりだと思いますが、建築は工業製品みたいには絶対作れないから、100%完璧なんてないですもんね。
TVの影響なんですかね。。

なんか違うんですよね。。
なんか・・・

もの作る人達の側の問題もあるけど、、、
仕事、楽しくなくなりますね。

mamechanさんはじめ、このブログを読んでくださる方には絶対にそんな人はいないと思ってます。
mamechan
現在は仕事をしていませんが
昔は近くて遠いお仕事をしてました。(笑)
私の場合は 作っては短期間に壊すことが多い仕事でしたので 後悔はしてもそのもの自体が無くなるからまだよかったです。
特にやっつけ仕事。

建築は何十年も残るし そこで生活をしなくてはならない。
すごく責任重大だと、私には荷が重くて・・・と思ってました。でも、憧れる部分多し。
短期間に壊す仕事もある意味 むなしさもあったんですけど。

TVってコワイなぁ、と改めて思います。
メリットもデメリットも映して欲しいなぁ、とも思います。
その方がリアリティあって食いつく気がしますけどね、視聴者は。

「お粥番組」にそれを求めるのはきついのかもしれませんね。

でももう少しすると視聴者もドンドン目が肥えてくるのかな・・・

 
しだ
あれは、コンペで選ばれたものだったと思います。
施主が自分で選んだものだから、どうとも第3者が言えません。

建築家としては満足でしょう。

TVというのは、本当に操作された情報です。
かりに不満を話していたとしてもカットされているでしょう。
それゆえ、「こんな素晴らしいものができました」という面しか伝えていません。

建築は本当に素晴らしいものですが、TVというフィルターを通されると、あまりに表面的になります。ある意味、我々にはいいのですが、ある意味では困ります。
もっと、実のあるものです。いろいろな意味で・・・

「自分が住みたい」・・・
みんなそう思って設計してるんですけど・・・
やっぱり、客観的に見て
「どうなんだろう?」って
いっぱいあります。

mamechanさんって、なんとなく同業の方のような気がするんですけど・・
ちがいます???

屋根付きガレージ
いつか実現できるといいですね!
mamechan
こんにちは。
ホッとしました。
よかったぁ、同じものを見ていて。
違ってたらマズイなぁ、と気になってました。

建築のプロが実際施主が望んだとしても
実用的な部分で「これでは自分は住めない」とか思うところがあったら 
それをもアドバイスするのがホントのような気もします。

そこまでちゃんとやり取りがあったのかは
あれだけでは判断出来ないんですけどね。
乗り越えられる施主かもしれないし。

でも実際モノは出来上がっています。

建築家は後悔はしないのかな、と。

絵的には視聴者には楽しい夢の実現なんですけどねぇ。
(私も屋根付きガレージ欲しいです。)



しだ
mamechanさん、コメントありがとうございます。
>きっと志田さんはあるものを見て
>書かれたのだと思うのですが

たぶんそうです(笑)
この記事を書いたきっかけですが、最近の建築家の住宅には多く、ずっと思っていました。

あれは、結構きつい暮しになるのだろうと思われますね。
まぁ、当人達は気にっているのでしょうから、いいんでしょうけど・・・

>私は「意志」が無いと乗りつづけられない車に
>乗ってるだけに・・・

いいですね~
がまんとかいう事ではなく、美意識ですよね。
彼らにそうゆう「意識」があるのかどうか・・

私も、ガレージがあって、車をいじれる技術があったなら、オースチンヒーレーMk-1が欲しいんです!どちらもないので、淡い夢ですけどね。。

よかったら、、
ついついと言わず、時々出てきてくださいね!
mamechan
はじめまして、こんにちは。
いつもブログ楽しみにしています。

今日はついつい出てきてしまいました。
今日のブログを読んで なんだか可笑しくなって笑い出してしまったからです。

きっと志田さんはあるものを見て
書かれたのだと思うのですが
(違ってたらゴメンナサイ。)
私もおとといの夜から 似たような思いで
あれでいいのかな、夏は忍耐どころの騒ぎじゃ
無いのではないのかな?と考えていました。

そう、「意志」ってありますよね。
私は「意志」が無いと乗りつづけられない車に
乗ってるだけに 志田さんの言うところが
わかりすぎるくらいです。




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