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LWH001 障子

Lwh001100313

LWH001・・・ゆっくり進んでいます。まあ理由はいろいろあるんですが、それに辛抱強く対応してくれて、さらに、厳しく、自分自信でこだわってくれる監督の尾崎さんのおかげで、いい家に仕上がっています。

きょう、現場で話をしていて、尾崎さんは、もともと設計事務所に勤められていた事を知りました。施工をお願いした中野工務店さんは、自社でも設計する会社で、なかなかの住宅を作られています。そのように「設計」の視点を持つ会社であり監督であるからこそ、の対応をしてもらっています。それに甘えている部分もあって、申し訳ないと思っているんですが、おかげで細かい部分でフォローしてもらい、助かっています。

来週は、完了検査があります。いよいよ終わりに近づきます。

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写真は、2階の南面の窓に、追加で入れた 障子。

施主Yさんのこだわりです。初めは、桟の見付を全部同じ寸法にする「吉村障子」を希望されていたんですが、私は、、どちらかというと、同じ見付寸法にするために桟を太くする「吉村障子」より、桟が細いほうが好きで、2つの図を書いてYさんに見てもらうと、Yさんも同意してくれて、現在のものに決まりました。現場で見てみると、「正解だった!」と思いました。障子のおかげで、部屋の空気が より・・ 清らか になった感じがします。

障子のデザインはいろいろな事ができますが、私は、シンプルに作るのが好きです。細い桟のほうが障子に映る影と合うように思います。ただ、それは人それぞれの感覚ですので、いろいろな可能性があります。「吉村障子」は、それを使う人はたくさんいます。吉村さんだって、なんでもかんでも「それ」を使っていたわけではないのです。

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LWH001 LWH002 ともに大きな窓がありますが、まったく違う印象です。(→LWH002の窓)。。土地が違うから、とか、、形が違うから という事もあるけれど、、、同じLWH(という考え方)であっても違う印象になるのは、、施主の考えや性格 が現れるんだろうなぁ、と思います。

つまり、家が「その人を表す」 という事なんですよね。

もちろん私の施主はどの方も、きちんとした考えと分別のある人達ですから、これみよがしの「えっ・・・」って思うような家にはなりません。・・・っていうか、そうゆうものが作れない私。。

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