長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

ああ今日も行く!

ハチミツの瓶詰め

2022年09月08日 | 西洋ミツバチ

 

 

昨日巣箱から採取したハチミツ

 

濾過作業

 

 

 

 

 

 

糖度を計ってみたら82.1度 

これは私が今まで生産したハチミツの中で最高クラスの糖度。

業者の方に聞くとハチミツは78度以上の糖度があれば出荷できるそうだ。

 

78度を超えていないハチミツは発酵してしまう。

保存のきかないハチミツは製品として不合格となる。

 

今回のハチミツをデジタルで計測した映像。

 

 

 

普段流通している果物の糖度の目安。

柿     16度

ぶどう   17度

柑橘類   10度

すいか   11度

イチゴ   13度

梨     12度

 

メロンを例に出すと

メロンの糖度は12~18度。

一般的に人間の味覚では、メロンは14度を超えると甘いと感じやすくなるそうだ。

14度が甘いメロンの基準といえる。

 

それと比べると82.1度がいかに高い数字か理解できる。

もっとも花の糖をミツバチは自分の持っている酵素を混ぜて濃縮貯蔵する。

それがハチミツとなるのだから高いのは当たり前か。

 

 

 

 

生ハチミツを詰めるので瓶と蓋はしっかり煮沸消毒して準備した。

一回の煮沸分では瓶の数は足りないようだ。

 

小瓶も用意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生ハチミツの瓶詰の完成。 

 

 

販売されているハチミツの多くは加熱処理されている。

ハチミツは加熱されると酵素の多くが死んでしまう。

せっかく酵素が生きているのに加熱したのでは養分が毀損する。

業者は蜜を絞る時に効率を優先するので、蜂の子まで絞ってしまうこともある。

又大量に絞るので中には糖度の低い蜜もある。

そこで糖度を上げるために加熱して水分を蒸発させ糖度を人工的に78度以上にする。

 

蜜を多く生産するためにはどうしてもそうせざるを得ないのだろう。

 

 

自家製はハチの子が混じっている巣礎からはハチミツは絞らない。

なので一箱当たりの生産量は少ない。

しかし生ハチミツを生産できる。

 

 

残ったハチミツは明日以降に再度瓶詰め作業をする。

 

 

ロングトーンが凄い。

マラゲーニャ

 

LOS CASTILLOS MALAGUENHA

 

 

 

 

それでは皆さん次回迄

再見!



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