長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

ああ今日も行く!

ハヤブサの幼鳥

2021年09月26日 | ハヤブサ

 

撮影者同士の人混みが嫌でハヤブサと少し離れていたが

人の出はもう減ってきたのではないかと予測。

営巣地の状況確認と、そこでハヤブサが居れば撮影をしようと思って

現地に出かけた。4月以来だから約5か月ぶりだ。

到着は13時ころ、人は全くいない。

崖にとまっているハヤブサ一羽がすぐに確認できて。さっそく撮影を始める。

 

この後、そこからハヤブサが飛び立つのをひたすら待つ事になった。

赤丸部分にハヤブサがとまっている。

待つこと4時間やっとハヤブサは崖から飛び出してくれた。

飛び出しの瞬間のシャッターのタイミングは合ったものの

映像を確認するとピントが合っていなかった。

しばらくぶりだったのに間が悪いときはこんなもの、というか技術不足の結果か。

今の私の技術では数を撮って良い写真を当てるしか方法が無い。

一回だけの飛び出しでは厳しいね。 それも4時間近く待っての一回。

今後が思いやられる。

 

今回のブログに飛び出しは載せられずに残念。

 

5月連休には県外者も含めて30人以上のカメラマンが

この場で並んで撮っていたのに。。

今日は一人もいない、有難いのだが拍子抜けする静かさだ。

私の車一台だけが静かに佇んでいる。

 

ヒナの巣立ちが終わったので興味も失ったのだろう。

誰もハヤブサ撮りに来ない。

 

静かなのでゆったりと撮影が出来た。何か独り占めしているようで嬉しい。

ゆったりと言ってもいつでもシャッターボタンを

押せる姿勢でいなくてはならないので基本立ちっぱなし。

 

結果は失敗写真だったが満足感はある。

本来ならネイチャーフォトは一人で自然と戯れる感覚で撮るもの、

30人以上の人が一斉にシャッターを切っているなど普通でない。

余りに軋轢を感じるところでの撮影はしたくない。

 

いまの状況なら営巣地に近いという地の利を生かして

一年を通じて撮影に来ようという気になる。

 

 

ファインダーで確認できたハヤブサは今年生まれの幼鳥のようだ。

ヒナは4羽巣立っているはずだが現在ここに居るのは

この個体だけだけなのか。。

 

明日以降も観察していきたい。

何となく幼い顔で可愛いい。精悍さはまだ出ていない。

今後親との違いが判る写真が撮れるといい。

 

 

最近の芝生

芝もすっかり定着、今年は際刈りを行わないで来年までこのまま。

 

 

 

鳥撮りとは関係が無いのですが

今年はひばりさんの三十三回忌 。

早いもので亡くなられてもう30年も経つ。

美空ひばりさんと言えば私には「乱れ髪」

乱れ髪の歌碑は塩屋岬(福島県いわき市小名浜)に立つ。

美空ひばりさんが、病をおして歌い上げた晩年の名曲である。

 船村徹、星野哲郎にとっても代表作品と云っても良い秀逸な作品だ。

 

10年ほど前に、日野正平さんがこころ旅(HNK BS)で

東日本大震災の後のこの塩屋岬を訪れていたことを脈絡もなく思いだした。

寂れた海岸線や漁村・小さな漁港・飄々と立つ岬の灯台には哀愁を感じ

ここには必ず訪れたいと思っている、海岸フェチの私だ。 

普段あまり演歌は聞かない私だが、この歌は別格。

 

 

 

それでは又。

 

再見!