理事長日記2008 「挑む」

 
第49代理事長 中村大二郎

稲刈りにて

2008-10-06 19:42:10 | Weblog
先日行なった稲刈りがすごく良かったのでまた書きます。

子どもの頃にボーイスカウトで、
飯ごう炊飯をやったり、
ロープの結び方を覚えたり、
テントの立て方を覚えたり、
竹で食器を作ったり、
今は忘れてしまいましたが、
そんなアウトドアでの基本的な知識を覚えることで
有事の時に対応できる自分でありたいと思っていました。

世の中の便利な道具が使えなくなった時に
どうやって生きていけばいいんだろうと
子ども心に考えていたんだろうと思います。
もしくは、
自然の中で生きることを知りたいと思っていたのでしょう。

そんな気持ちを思い出しました。

刈り取った後に水分を飛ばすために稲を干す。
刈り取り損ねた落ち穂をもったいなの気持ちで拾う。
稲が乾いたら脱穀し、籾をこすって玄米にする。
稲刈りを通じて日本人の文化や心を学びます。

田んぼを持っている人には普通のことなんでしょうが、
一連の流れを体で感じて伝わってきました。

体験するということがよくわかり、
生きる力が付いたような気がします。

JCは体験するところ、それを感じています。