Duke's Blog

~海と・・そのスピリットと~

海と山と太陽と俺達だけ・・・・

2010-11-05 | アウトリガーカヌー
・・・・と次男のマイケルが言ったのには感動した。

そう、今日は本当に綺麗で感動的な夕陽だった。 

こんな感じかな・・・・


もう、11月だというのに、日差しはまだまだ暖かい、ボードショーツ一枚でも全く寒くない。 

週末にあわせて、次男のマイケルが武蔵境の大学寮から帰ってきていたので、夕方から一緒に海に漕ぎ出した。 
OC-1カヌー2艇で・・・・・・ただひたすら傾きかけた太陽が海の上につくる光り輝く黄金の道を漕ぐ・・・。

Blogでしかマイケルのことを知らない人は、次男マイケルはギターしか弾かない・・・というイメージしかないかも知れないけど、彼も、長男Kennyの後を追うように、今年のKona のレースをきっかけに、本格的に漕ぐようになったのだ。 本格的・・・と言ったのは、彼はKennyがまだパドリングなんて見向きもしなかった、カリフォルニアに住んでるときに、俺と何度かカヌークラブで漕いだことがある。もちろんマイケルがまだ中学生か小学生の頃だったと思う。

30分(約5キロほど沖に)とにかくひたすら夕陽に向かい、太陽が海におとした黄金ロードにそって漕ぎつづけ、もうそろそろサンセットだから・・・と、「この辺で戻ろうか・・・・」 と漕ぐのをやめ、止まったとたんにマイケルが大声で叫んだのだ。
「すげーチョー静か」 「俺の心臓の音しか聞こえない・・・」と 確かに今日は耳もとを通る風もなく、もう暗くなる前だから漁船などもいないし、波の音も聞こえない・・・・鼓膜にベールをかぶせたように、何の音も聞こえない。 たった30分カヌーで沖に漕いで行っただけで、まるで別世界なのだ。 
そして極めつけは、「まるで地球じゃないみたい・・・・」と・・・・夕陽が沈む伊豆半島の方を見て冒頭の題名の言葉を叫んだのだった。 彼の少ない日本語ボキャブラリーでの表現だから、特にリアルで感動したのだ。 彼がカヌーに出合えて本当によかった。とつくづく思った。

最後まで夕陽が雲に隠れることなく、沈みきるのを見とどけて、岸に向かって漕ぎながら、考えた・・・・ コレが本当の地球の姿で、人間の本当の姿・・・のはずなのに、彼が普段みている「地球の姿・・・」てなんなんだろう。彼らにはどんな風にうつってんだろう・・・・と感動しながらも、ショックだった。 車や電車やサイレンやアラームや携帯の音に囲まれ、道を歩けばイヤでも目に飛び込んでくる色んなサインや看板・・・・それが彼らというか、普通の人間が思い浮かべる「本当の地球の姿」だったら・・・・すごく地球に申し訳ないよな。人間も太陽や山と同じように自然の一部のはずなのに・・・・色んなむだな物質を身につけて、複雑に考えすぎて生きている。

都会に住む子供達には、もっともっと本当の地球の姿をみて欲しい、本当に人間の姿を感じて欲しい。 もちろん大人達にも・・・。と思いながらマイケルとスムーズなうねりに乗りながら大浜海岸に到着して振り返ったら、空のすべてがオレンジ色だった。

レースとカヌースピリット

2010-09-17 | アウトリガーカヌー
随分長い間、ブログ更新しなくてすみません。・・・・と何度このセリフを書いたでしょう。やっぱり俺にはブログなんてできない・・・な~

ところでもう9月も中旬・・・すっかり朝夕は涼しくなってきた。ついこないだまではセミの鳴き声がうるさいほどだったのに、今はもうスズ虫やコウロギが夕方になると鳴きはじめている。季節は確実に秋・・・

海の家も無くなり、Jetskiもいなくなり、海は澄んで暖かく・・・最高の海日和なのに、海水浴客は全くいない。空気も澄んで、風も穏やか・・・気持ィィ日が続いている。


今年も恒例のハワイ島コナでのカヌーレースに出場してきた。
来年で40回をむかえる由緒正しい世界最大規模(参加チーム数など・・・)のアウトリガーカヌーのレースだ。

今年はメンズOpenのクルーを2チームとWahine(女子)クルーを1チーム、合計3チームを新生Ocean Outrigger Canoe Clubから連れていった。
結果やレースの模様は、息子KennyAlex のブログを見てね。

今回のコナレースで、僕達は日の丸を掲げて3日連続のレースを楽しんだ。

ハワイアンへのリスペクトとしティーリーフを、そして日本人としての誇りを持って日の丸をカヌーの後尾に掲げた。僕一人が出場したOC-1のレースでも日の丸を掲げ、ハワイ在住の日本人だけでなくハワイアンからも好評だった。



古代から・・・海を渡るカヌーは何処が自分のルーツなのか・・・が凄く大切なことだ。

自分達が何処の島、浜からやってきたカヌーなのか、それをその土地の人達に伝えお互いを尊重し合いながら海を渡って行く・・・。

自分のルーツに誇りを持つことで、訪れるその土地の人からも尊敬されるのだと思う。

日本人として不甲斐ない漕ぎをしないとか、いい成績を残すとかではなく。ロコのハワイアン以上にAlohaやOhanaスピリットを持っている日本人の姿を見せることが大切だと思う。


今回レースが終了し、静かになったコナの街を歩いている時に出合った長老のハワイアンの現役パドラーが嘆いていた・・・その言葉が耳に残った。

今のハワイのカヌークラブには、昔あったような大切なスピリットをしっかりと継承するカヌークラブがほとんど無くなってしまったと・・・。

レースに勝つ為にパドルして、パドリングのテクニックやカヌーの性能ばかりを追求する。

平気でカヌーを引きずり、カヌーを漕ぎながらも話しをする。

昔はカヌーを海に浮かべるために持ち上げて運ぶときも声を出してはいけなかったそうだ。静粛の中でカヌーを海に浮かべカヌーに魂を注ぐのだと・・・。

カヌーが生まれた森に感謝をし、海にでていない時は森の木々の手入れをする。

自分の子供のようにカヌーを大切にし常にカヌーに語りかける。

それは現在のファイバーグラスのカヌーになっても、そういうスピリットは変わらない。

中には昔ながらのスピリットを語り伝え、大切にしているパドラーもいるだろう。

でもハワイはやはりアメリカ合衆国のなかの州だ・・・。
アメリカ式の教育を受け、アメリカのテレビを見、ほとんどのハワイアンはアメリカ人の価値観を持って大人になっていく。

でも僕たち日本人は昔から”道”という言葉が表す感覚を心のどこかで知っている。武士道とか剣道とか・・・そして神道・・・とか・・・。

僕は・・・カヌーは単なるスポーツじゃない。カヌー道だ・・・ということを伝えることができる感性と精神性を生まれながらにもった日本人で本当に良かったと思う。

そして僕達日本人は、ハワイアンがこの世に現れる遥か古代から自然に対して畏敬の念を持ちながら共存して生きてきたという歴史がある。


来年も日の丸を掲げ日本人としての誇りを胸にコナの海とハワイのカヌー達に自然を愛する日本人のスピリットを伝えたいと思う。



ずりむけ赤OOO

2010-05-25 | アウトリガーカヌー
最近6人乗りカヌーを漕ぎ過ぎてケツが痛い。お尻の肉があまり無いので皮がハゲて痛いのだ。
椅子にも痛くて座れない。大好きなチャリにも乗れないくらい痛いのだ。
今週末30時間ほどOC-1カヌーを漕ごうというのに・・・どうしよう。ケツが痛くて途中リタイアしたら話しにならないな~
・・・という事で、いよいよ今週末にかけて、自然とのリズムが合えば八丈島から江ノ島まで漕ぐ予定です。
体育座りの格好でカヌーに座りっぱなしです。
応援ヨロシクお願いします。
 

漕ぎの文化

2010-04-21 | アウトリガーカヌー
久しぶりに長崎に行ってきた。僕の生まれ故郷だ。

写真は長崎駅前に堂々とした姿で立っている銅像だ。そう、裸のパドラーです。
こんな裸のパドラーがその街の玄関口に建っているのは、僕が知っている限りHonolulu空港のロビーか長崎駅前くらいじゃないかな~と我ながら誇りに思っている。
2007年にHokule'aが長崎に寄港したときに、偶然気づきポスターにも使わせてもらった。『ペーロンの覇者』という題名がついているけど、ペーロンとは長崎港の夏の風物詩、海の祭り。ドラゴンボートの原形といわれ、中国から伝わった舟だ。最初に長崎港で行われたペーロン競争は1655年という記録が残っているくらい、古くから長崎に根付いている。
長崎は全ての漁師町にペーロンチームがあり、毎年夏に競争し合ってきた。今では海辺の開発が進み漁業が衰退し漁師町がどんどんなくなりつつあるが、その代わりに町内会や地元企業がペーロンチームを結成して、近年また盛り上がりはじめている。舟大工の技術は継承され、漕ぎの文化は脈々と長崎に息づいているのだ。

そう・・・昨年の12月末、寒い不知火海、熊本県水俣市の海にハワイのアウトリガーカヌーが進水された。地元高校のカヌー部のOB達が結成する水俣カヌー協会が市の助成金を使い購入したのだ。個人競技のカヌーだけでなく、海と漕ぎを通して仲間同士の絆と、全てが一つになることの大切さ、そして日本のどの地域にもあったであろうアロハスピリットを知るのに、アウトリガーカヌーが最適だと考え、山下拓儀という青年が中心になり、アウトリガーカヌーを不知火海に浮かべる偉業を成し遂げた。この地はドラゴンボートも盛んで、これからますます漕ぎの文化が継承されていくのだろう。

また長崎の話しに戻るけど、今、野母崎(のもざき)という長崎市の南の半島の先っぽの街で、これまた凄いことがおこっている。
ハワイからカヌービルダー(ハワイの舟大工)を招いて、セーリングカヌー(帆と手漕ぎの両方で海を渡るカヌー)を建造し、その技術を地元の造船所や建材所の若者達に伝授しているのだ。この野母崎という町はHokule'aも予定を変更してまで寄港した、昔ながらの日本らしい漁村が残る港で、Hokule'aとそのクルー達との出会いが、この小さな過疎の漁村の人達の心を動かしたんだと思う。
ハワイのカヌー文化は日本にも継承され、漕ぎの文化は融合していくんだろう・・・。

このハワイアンカヌー製造の模様は、これからもこのブログで伝えていきたいと思います。

ラッキーボーイ

2010-03-05 | アウトリガーカヌー
今年になって、ブログを毎週更新するぞ。。。といいながら全然実行できないな~
軽い乗りで、書くことができないのは年齢のせいかな~。。。

ということで、今日は今ノリノリの若者のブログを紹介します。

2日ほど前からハワイに旅立った長男の kennyのブログです。

ウインターオリンピックに感動し、興奮をそのままに、燃えて旅立っていった、本当にラッキーなヤツです。毎日数回、写真も交えて楽しいハワイライフを紹介してくれています。これこそブログの見本だね。

パドリングに興味がある人は勿論、そうでない人も楽しく読め、ハワイの風と青い海と空を感じることができますよ。

くどいオヤジのブログに飽きた人にはスゴーク新鮮で、元気をもらえるのは確実です。

今回は3週間のハワイライフだから、僕のブログの代わりに毎日更新される彼のブログをみて楽しんでください。

With CHOKE aloha and love


八丈島に戻って

2009-10-04 | アウトリガーカヌー
もう一か月以上どころか二か月近くもBLOGを更新しなくて、皆さんごめんなさい。

この間…次男マイケルの卒業式や大学入学、KonaのレースやHokule'aとの再会、弓ケ浜までの宇宙と自然のエネルギーに導かれた100キロパドリング…やTeamコクアの優勝と家族三人(マイケルとケニー)で参加した湘南パドリングチャレンジ…いろいろとたくさんの夏の思い出や話題になるような出来事があったけど、いつも Ocean Legend
http://oceanlegend.net
の事が気になって、何も書く気分になれなかった。

全てのエネルギーを八丈島から江ノ島までの横断に集中させよう…と日々思ったけども、時間に追われ、忙しさや毎日起こる出来事に心奪われ…現代社会の環境やストレスがそういう時…自分の魂と自然界と対話する時間…を与えてくれない。

今は太平洋の真っ直中、黒瀬川(黒潮)に洗われ、引き込まれるような緑豊かな島で、古代から変わらない自然のリズムを感じながら、心静かに゛The Day゛を待っています。

僕の近況はこちらを見てくださいね。http://duke.oceanlegend.net/

鬼の霍乱

2009-06-15 | アウトリガーカヌー
急に高熱が出た、もう何年も、病気という病気、熱が出る事なんかなかったのに・・・

泊まっていた息子達も皆、僕が寝込む姿なんて見たことないから、ビックリしていた。
それもレースの前日に・・・体がだるくなり、海に触れれば癒される・・・
といつも思っていた僕だから普通に漕いで海で過ごしたが、その夜に高熱、
風邪の症状はないし、このタイミングでどうしてだろう。
何かのサインなんだろう。
僕に何かを教えるため、知らせるために、この時期にこういう形で何かを伝えてるんだと思っている。

僕らの体は自分の物というよりも、無数の生命体の、自然の一部分だと思っているから、
何かの意思があってこんな状態になってるんだろうな~と考えてしまう。
その意味を僕なりに色々と考えているけども・・・未だに結論には至らない。

心の感情が、許しの気持ちが足りないのだろうか?

皆への感謝の気持ちが足りないのかな~?

体調管理がたりないのかな~?

魂や精神面ばかり気にしてて、もっと自分の肉体に気を配りなさい、ケアーしなさい・・・ということなのかな??

常々6人の心技体が一つになって、はじめてカヌーが海を滑る・・・と伝えていた僕だから・・・
技と体が無くなった僕とチームを組んだクルー達は散々な思いをしてしまった週末の湘南パドリングチャレンジでした。

ゴメンナサイね。

サバニの漕ぎ方

2009-06-13 | アウトリガーカヌー
古式サバニ”まいふな”のマネージャーが合宿の最終日、4時間以上もサバニに乗って、カメラを回してくれました。その時の模様の一部をお見せしま~す。

奥平マネージャーありがとう!! ご苦労様です。

漕ぎの様子、サバニという船がどんな感じで海を進むのかが体感できると思います。アウトリガーがついていないので、足場の悪いデッキでクルーみんなでバランスを取りながらパドルしています。
古来からある本来のサバニの漕ぎ方は、もっとノンビリしたものだと思いますが、アウトリガーカヌーの漕ぎからかなりヒントを得て、漕ぎ方を考えました。
この日は帆が用意できなかったので、6人でノンストップで漕いでいます。

宜野湾マリーナを出発して、沖縄空港沖のバラス島(珊瑚の欠けらが堆積してできた小島)に到着した模様です。
約15キロ、2時間弱の往路でした。
2列目のクルーは30分おきに、右左をチェンジしながら漕ぎました。1列目の僕たちチョンマゲ同志は、1時間おきの左右チェンジでした。

沖縄のブルーの空と海は感動ものだよ~。

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皮膚感覚の大切さ

2009-03-03 | アウトリガーカヌー
しかし・・・寒い! もうひな祭りの日だっていうのに、何でこんなに寒いんだろう!
先週まで沖縄でパドルしていた僕にとっては、特にこの寒さは辛いよ。
普段は真冬でもボードショーツ一枚で海をパドルしているけども、先週の日曜日は太陽は全く顔を見せてくれず、北風が上空高いところから吹き下りてきて、おまけに雨も降り出して体感気温は確実にマイナスだ。 そうなると手足はしびれカチカチになり、パドルを力強く握り絞めることもできなくなる。 さすがにボードショーツとタッパーでは凍えそうになり。 寒いと言うよりも痛い感覚で辛かった~。

こんな日は、ウエットスーツとか、ドライスーツとか着て、グローブもブーツも履いて、海に出るべきなんだろうけども、どうしても・・・・抵抗がある。
ただの頑固オヤジ・・・日焼けフリーク・・・と言われればそうなんだけども、僕なりにパドルするという事に対するポリシーというか、譲れない部分がある。

とにかく裸・・・・でパドルしたいのだ。 なるべく生まれたままの姿で・・・

海は地球上で唯一、地球が誕生した数億年前とさほど変化がない状態で今に残っている場所だと思う。ほんの少し陸から離れただけで、圧倒的な大自然に触れることができる場所なのだ。そんな誕生したままの状態で今に残っている海に触れるとき・・僕はできるだけ人間自身も自然な状態、つまり裸に近い姿で触れるべきだと感じるのだ。 それが僕なりの海(自然)に対する畏敬の念を表す方法なのだ。
裸で海に触れるとき・・・皮膚感覚で海を感じるのと、何か人工的な化学繊維を通して海に太陽に触れるのとでは、かなり感じるものが違ってくる。見えるべきものが見えなかったり、感じる事を感じなかったりするような気がするのだ。

人間はもともと動物だから、肌で感じる・・・というのは実は凄く大切な事なんじゃないかな~と思う。
そういう皮膚感覚を常に感じなくなった人間、皮膚感覚が麻痺してしまったのが、
今の都会に住む人間なんじゃないかな~。
完全に空調が完備されたビルで仕事していると、外の天気なんか全く感じないと思う。 仕事が終わりビルから出て初めて雪が降り積もっている事にきずいた人が今日は沢山居ただろう。悲しいと思わない? 
自分達はどこに生きているんだろう?

凍るような冷たさを感じる時にこそ自分が生身の人間だと意識でき、生きてることや自分が自然の一部だって事を実感できる時のような気がする。そしてそんな感覚を感じる事は現代人にとって今、凄く大切な事のような気がするのだ。

どうでもいいような事だし、ただの変人と言われても構わない。
僕はいつもいつまでも海を裸でパドルし続けたい。
そういうことを大切にして海と空気と太陽と触れて生きていたいと思うんだよね。

息子からは・・・ウェットも着ないでこの冷たい海でひっくり返ったら、カヌーやパドルが壊れたらどうするの?岸から何キロも離れたところで裸で泳がなければいけなくなったらどうするの? 死ぬよ! インストラクターが凍りついて泳げなくなり、人助けできなくなったらどうするの? と軽蔑の目で笑われる毎日です。

よい子の皆さん、くれぐれもDukeの真似をしないように・・・・ね。




初SUP2009

2009-01-12 | アウトリガーカヌー
2009年最初のSUPをした。

アウトリガーカヌーでのパドルは元旦から子供達と楽しんだけど、SUPはひさしぶり。

あまりにも太陽が魅力的過ぎて・・・オフショアの風に乗ってスーと太陽に吸い込まれるように沖へ沖へと滑っていった。

遠くに見える大島を目指したくなる気持ちを抑えながらも、太陽が海面に反射してできる無数の小太陽の輝きに包まれながら、海と空の境に向かって、まるで海面すれすれに飛んでいるよう・・・

きずいたときには夕暮れになり、向かい風と格闘し、体を冷やしながら岸に戻る。
この感覚が堪らない。
ちっぽけな自分。人間が自然の一部だってことを再確認できる貴重な時間・・・。

皆さんも、たまにはそういう時間、感じていますか?
忙しさに追われて、人間らしさ・・・忘れていませんか?