Duke's Blog

~海と・・そのスピリットと~

地球を感じる

2011-01-20 | 雑談

今日は2011年最初の満月だ。実際には今日の日の出まえの時が一番満ちてて、もうすでに少しずつ今日は欠けてきているのだ。 太陽の光がすこしずつ遠ざかり、夕陽が沈むと同時に反対側から月がのぼってきた。海の潮が満ちて、そして引いていく・・・・昼がきて、夜がくる・・・・波の音に耳を傾ける・・・自分の内側に話しかける・・・ゆっくりだけど規則的な地球のリズム、まだまだ寒いけど、確実に春に向かいつつあるのを感じる。

昨年から全く雨が降ってないから、凄く海水がきれいだ。今日みたいに晴れた日は、太陽の光が海底をどこまでも照らしてくれる。 怖いくらいに海の底が見える。魚の群れやそれをめがけて飛んでくる鳥たち・・・・耳をすませば、魚や鳥たちが話す声が聞こえてくるようだ。風は肌に冷たいけども、僕たち人間も地球や他の生き物達とつながり生きている、生かされている・・・と実感できる。すべてのものに感謝しないではいられない。

年が明けて、素敵なスピーチに巡り合った・・・Chief Seattle's Speechだ。息子たちも知っている、有名な言葉の翻訳「父は空、母は大地」、実際に本を買って子供に読んで聞かせてほしいな・・・・。現代に生きる社会人たちは、「そうは言うけどね・・・」「時代が時代だから・・・」と言う人がほとんどだと思うけども、これが人間と地球、自然とのつながりで本当に大切なことだと僕は思うな。この数百年の間に、いつのまにか地球は自分のため、僕たち人間のためにあると思っている人が大多数になってるようだけど、決してそうじゃないんだよ。人類は皆、このチーフと同じように自然の事を思って生きていた時代がずっと長い間続いていた時代があったんだよね。 

田舎の母親には・・・・”世捨て人”とか、息子たちにむかって、「パパのようになったらダメよ」といつも言われる俺だけど・・・こういう気持ちで地球に接していれば人間同士の争いなんてほとんど起きないだろうし、自分自身も常に心の深いところから、純粋に幸せと感じることができるのにね・・・。どうして人はこういう幸せを選ばないのだろう??