脳腫瘍に負けない!!闇を抜けて君に幸あれ 

48歳で脳腫瘍を発病したパパを応援する妻、ちぇぶの日記です。

母を想う

2006-07-06 09:32:47 | 思うこと
私は小学校を卒業するころまで心臓が少し人より小さくて
そのためか体が弱くて、すぐかぜをひいてはなかなか治らず、
人のやらないような病気は片っ端からかかり、
いつも母を心配させていました。
中学に入るころには成長とともに心臓もごく普通になり病気なくなり
元気になりました。
しかし今度は自己主張の強い性格が災いし学校で激しいいじめにあいました。
まあそんなものには負けませんでしたけど。
高校から短大のとき異性に興味を持った私はBFと遊びほうけこれまた
母に心配をかけました。
夫と結婚するときも厳しい両親の愛がわからなかった私は
「こんな家早く出て行きたい!」
といって両親の厳しさから逃げ出すように結婚しました。
子供を生んでからもそうです。
わからないこと困ったことがあるたびに両親の助けをかり・・・
連絡するのは困ったときだけ、という感じでした。

そんな風にいつも私を支えてくれた母ももう70歳に手が届くという年齢になりました。
それなのに今度はパパの病気のことで毎日心配をかけている。
ほんとならもうそろそろ親孝行をしなければいけない年なのに
私はまだ母に心配をかけている。

今私は大変な毎日だけど、日々娘の心配をしている母も相当つらいだろうな。
ずっとずっと私の心配ばかりしてきた母に
少しでもいいでいい何の心配もない日々をプレゼントしたいな。
何の心配もなく一緒に旅行に行ったりしたいな。

こんな気持ちになれたのはパパが病気になって、
両親が一番の私の見方であることを思い知ったからでした。
こんなことにでもならなければ私は今でも親の愛を感じ取れない大ばか者の親不孝者であったに違いありません。

神様どうか母に幸せな日々をください

外来

2006-07-06 09:10:41 | パパのこと
おとといは2週間に一度の外来でした。
元気に帰ってきたパパの話を聞くと
入院中に同室だった方と会ったそうです。
その方も元気に回復していて今では運転もできるほどに
なったということでした。
一方もう一人同室だった方は車椅子になっておられたとのことでした。
複雑です。
同じころに入院していた友の回復はうれしいし、
逆の場合は落ち込みます。
昨日のパパは少し元気がないように見えました。
「何かあった?」と聞いても
「大丈夫だよ。」
と答えます。
私はパパの心の支えになってあげられてるのかなぁ?