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海をこえた人やもの

2010-06-01 | 授業記録
大仏学習の次時。
当時の日本とアジアの国々とのつながりについて調べる学習。

まずは子どもたちにおなじみの「火の鳥ー鳳凰編ー」を紹介し、
東大寺の大仏殿や正倉院について確認をする。

手塚治虫氏の「火の鳥」は必ず学級文庫に置く。
どれもすばらしい作品なのだが、
その中でもー鳳凰編ーは個人的に最高傑作だと思っている。

そして、正倉院の宝物と、外国と出土した品々を比較。
まるっきり同じ色、形をしている。

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どっちかがまねしているんじゃない?
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と、子どもたちが話す。

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じゃあ、どっちが本物(まねされた方)だと思う?
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と切り返す。

子どもたちは、みんな「日本」と答えた。
(これは意外だった)

そこで、さらに畳み掛ける。

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そうかぁ、確かにこのルーツは日本かもしれないなぁ。
じゃあ、その証拠を資料集から探してみよう
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教科書資料では文化の伝播が分かりづらい。
ここで資料集を使わせると、
いかにこれらの品物が日本に伝わってきたかが分かった。

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先生、僕たち間違ってた。
日本に伝わってきたんだね!
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と子どもたち。
彼らの思考が逆転したことで、
ここで、日本とアジアの国々の交流について深く学ぶことができた。

後は、鑑真。

命をかけた鑑真の旅、エピソードを中心に説明。
日本の仏教の発展に尽くした彼の功績を調べる。

最後にNHK「見える歴史」のwebサイトを見て、終了。

今回はかなりあっさりと進めてしまった。
学習事項の定着が不安なので、あとでプリント等でしっかり復習しなくてはと思う。





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