「ほめる」ことで子どもとつながる(7)

2012-04-30 | ほめる→子どもと繋がる
ほめるタイミング。

毎日できることは、朝の健康観察です。

(当たり前のことで恐縮ですが)
私は毎日一人一人の名前をしっかり呼びます。
同時に、返事をしっかり確認します。

そして一人一人と確実に目を合わせるようにしています。
そこで、子どもたちの様子について
「感じる」ようにしています。


その際に、一言ずつ声をかけほめていきます。
(特にも学級開きから1ヶ月は毎日やりました)

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「姿勢がいいね」
「こっちをしっかり見ているね」
「声に張りがあるね」
「張り切っているね」
「腹の底から声が出ているね」
「きりっとしているね」
「笑顔がいいね」
「さわやかだね」
「大きな声だね」
「しっとりしているね」
「(声が)届くね」
・・・・
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などなど、とにかく、サッと声をかけていきます。

これだけでも、朝の雰囲気はグッと良くなります。
朝から、明るい空気になるのです。




ちなみに、先日は「笑顔とセットで」ということを話しました。

これは尊敬する先輩から教わった事ですが
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男の子の顔を見るときは、
「自分の息子」だと思って
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女の子を顔を見るときは、
「自分の恋人」だと思って
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声をかけるのだそうです。

そうすると、とても自然な笑顔になります。
これは、実践してみて、納得しました(笑)


「ほめる」ことで子どもとつながる(6)

2012-04-29 | ほめる→子どもと繋がる
ほめるタイミングも大切です。

特にも授業中は「タイミングの宝庫」です。

机間巡視をしている時はもちろん、
子どもたちの一つ一つの発言や行動においても
細かく、細かく、「ほめる」ことを意識してきました。

校内研で、私の授業を初めて参観した方が、
必ず話されるのが
「授業中に本当にたくさん褒めている」
ということです。

授業中に褒められると、子どもたちはやっぱりやる気になるようです。
どんな小さな事でも、しっかり褒めてあげます。
(ただし、真剣にです。適当にしゃべると見透かされます)

特にも実技教科は、普段の倍ほめることができます。

図工や体育などは「個別評定」をしながら、
とにかく励ましていきます。

私は、芸術のセンスもないし、運動神経も鈍いです。
もちろん指導力も足りないのですが、

それでも子どもたちがそれなりの水準の作品を作ったり、
全員が25m泳げたりするようになるのは
「褒める」
ということが影響しているのではないかなぁと思っています。



「ほめる」ことで子どもとつながる(5)

2012-04-28 | ほめる→子どもと繋がる
褒めるときは、表情も意識しています。
いくら褒めても、表情が硬ければ効果は半減するからです。
昔はよく鏡の前で笑顔の練習をしました。
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・口の両脇をキュッと上げる
・鏡の奥に大好きな人がいると想像する。
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こんな感じで、ニコニコやっていました。

朝、職員室で朝会を終えると、鏡の前に直行。
笑顔の確認をして、教室に向かいます。

その笑顔のまま教室に入ると、ふしぎなことに
学級の良いところが見えてくるのでした。

悪いところが見えても、
笑顔がクッションとなり(?)
感情的にならずにすむのです。

笑顔の練習を10数年続けていると、それが習慣になり、
今は鏡のチェックはしなくなりました。
それでも定期的に表情を鏡でみて、
「笑顔で教室に入れているかな」
ということを確認しています。



「ほめる」ことで子どもとつながる(4)

2012-04-25 | ほめる→子どもと繋がる
これは、初任校3年目の話です。

子どもたちをしっかり褒めよう!
ということで、自分は、ある作戦を立てました。

それは、スーツの右ポケットの中に
10個の将棋の駒を入れるというものでした。

この10個の駒をどう使うか?


1回しっかり褒めたら、将棋の駒を右ポケットから1個
左のポケットに移すのです。

そうやって、褒めた分だけ、駒を移動していきました。

これも、簡単そうに見えて、意外と難しかったのです。

なかなか右ポケットから10個全部が減りませんでした。
放課後、いつも1個2個残っているのです。

しかし、褒めるために子どもたちをしっかり観察するようになると
状況が変わってきました。

将棋の駒は、左右のポケットを何往復もするようになるのでした。

今はしませんが、若いころは、
これでいろいろ勉強する事ができました。

前回も書きましたが、
褒めているようで、しっかり褒めていないんだなぁ
ということを自覚したエピソードでした。

「ほめる」ことで子どもとつながる(3)

2012-04-24 | ほめる→子どもと繋がる
ほめ上手になるためにどうしたら良いか?

「とにかくほめる」ということを意識してみました。

そのためには、まずは日常における褒める回数を確認しました。
ノートに名簿を貼り、1日でクラスの子をそれぞれ何回褒めたか
確認するのです。

すると、
やれているようで、なかなか褒めれていない事が多い
ということが分かりました。

「全員褒める」というのは、簡単にできそうではあるけれど
なかなかできていなかった事が、正直意外でした。


毎日、ノートにチェックをして、
全員を褒められているか確認する日々が続きました。

この作業がいいか悪いかは別として、
一人一人に向く、自分の目の行き届き方は必然的にきめ細かくなりました。

相乗効果が生まれたのです。


「ほめる」ことで子どもとつながる(2)

2012-04-23 | ほめる→子どもと繋がる
初任校時代、所属していたサークルでお世話になったT先生。
(今、その道では雲の上の存在になられています。)

その方から教わった事は
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「どんな子でも、褒めて褒めて褒め続ければ伸びる」
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という言葉でした。

私はその言葉を10年以上心の支えにしています。
心が折れそうになった事もありましたが、
その度にこの言葉を噛み締めながら、子どもたちと向かい合いました。

毎朝手帳を開き、今日の日付のところに
「褒めて褒めて褒め続ける事で子どもは伸びる!」と書き続けました。
それが、日課となるくらい毎日やりました。

毎朝書く事で、それが行動にもしっかり反映されるようになりました。

毎朝書く!
それが良かったとのだと思っています。

「ほめる」ことで子どもとつながる(1)

2012-04-23 | ほめる→子どもと繋がる
以前、「猛烈なやんちゃクン」たちが
本当にたくさんいる学級を担任した事がありました。


ブログでは、ちょっと書けません(苦笑)
フェイスブックでちょっぴり触れるかも。。

そのときに一番心がけた事が
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「褒める」
「認める」
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ということでした。

先生によって様々な考え方があると思いますが

私は
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「ほめる」ことで子どもたちとつながる
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と思っています。

そこで、その「ほめる」ことについて実践している事を
ちょっとずつブログで紹介していきたいと思います。


とある方から
最近、ブログでのアウトプットが足りないぞ!と、
ご指導をいただいたのデス。
GWも近いし、ちょっとずつ頑張ります