武士ってどんな人だろう

2010-06-15 | 授業記録
「武士の時代」

の単元に入った。

今回のメイン資料は

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 武 士 の 館 ( 想 像 図 )
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その資料に登場する人物や動物、一切を消し、
建物だけの資料を作成し、
子どもたちに提示した。

本当であれば、パソコンで奇麗に処理をして、
すっきりとした状態で提示すれば良かった。
しかし、なかなかそこまで手間をかけられなかったのが残念。
(まぁ、子どもたちには、消した跡が、
 ちょっとしたヒントになって良かったようだった)


導入で、その資料を活用し、「寝殿造:貴族」という比較で、簡単な読み取りを行った。
寝殿造の建物とは規模も内容も明らかに違う。
そして、
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この建物で人がどのように過ごしているのか?
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児童の思考が達したときに課題設定。

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武士は、どのような暮らしをしていたのだろう

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人や動物が一人もいない、無機質な建物のイラストは子どもにとって
ストレスであったらしい(苦笑)
教科書の「武士の館」資料を食い入るように見ながら、沢山の情報を
読み取っていた。

ここで役立ったのは、昨年度の職場で
同僚だった中学校の先生から教えていただいた
沢山の知識!
たまたまこの頁でいろいろな情報交換をたっぷりとする機会があった。
(・・・そう考えると、あのときは本当に
 素敵で貴重な時間を過ごしていたのだなぁ
子どもたちが読み取る細かい一つ一つの疑問に、
しっかりと答えることができた。

読み取った情報の一つ一つが

「一所懸命」というキーワードにつながっていく。

そして、これから武士がどのようなことで活躍していくのかという
動機付けを持たせることができた。

このように、授業は非常に盛り上がった。

しかし、反省点も多かった。
授業が(いつも以上に・・・)単調だった。

「へ~~」という”知識”ばかりを教える45分で、
子どもたちが主体的に考え、
次の展開に思考をつなげる場面を設定できなかった。

今日は一日参観で
子どもたちの活躍の場を多く設定しよう
という意識もあったのかもしれない。

準備は万全でしっかり行ったが、釈然としない授業だった。
反省。
・・・明日からしっかりやろう。

板書も、今回は(いつも以上に)駄目


反省