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オリエンテーション2時間目

2010-04-16 | 授業記録
社会科授業オリエンテーション2時間目。
前時にたっぷりと縄文時代の予想図を読み取った。
本時は、弥生時代の読み取りとその比較。

授業の導入で、子どもたちに紙袋を提示。
その紙袋をふると、なにやら音がする。
その音を何度も聞かせ、中身を当てさせた。

かさかさっと音がする。
「砂」「土器のかけら」「いし」「土」など様々な意見が出る。
誰かが「お米」という。
半分正解。

中身は、「古代米」

つぎに、縄文式土器と弥生式土器のかけらや復元したものを提示し、
どちらが新しくどちらが古いものかを予想させる。


この古代米や土器の違いと、今から読み取る絵には
沢山の関連があることを伝え、読み取り開始。

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・分かったこと、気づいたこと、思ったこと
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をたっぷりと読み取らせ、発表させる。

その後、二人一組になり、
縄文時代と弥生時代の想像図を並べながら、
2枚の資料を使って
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・変化しているところ
・変化した理由
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について、話し合わせて、発表させる。
みな一生懸命考え、自分の考えを述べていた。

話し合いの中で、
「先生、でも、変化せずに、今の時代まで変わっていないものもあるよ」
とつぶやく子どもがいた。

そこで、教室後方に貼付けた最新の巨大年表を活用。
長い歴史の中で、脈々と受け継がれていくもの
劇的に変化したもの
などを簡単に紹介しながら、
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・なぜ歴史を学ぶのか?
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ということについて、説明する。

先人たちの知恵や努力、それにより生まれた文化を大切にし、
そして自分たちの生活や後世に生かしていくことが必要であることを話す。

古代のオリエンテーションを終え、年表により、長い歴史の流れについて
興味を持ったところで、次の時間の予告。

「明日は、市の博物館に見学にいきます」