母の書の先生が書いたもの。
母の表装した軸をくれ~ぃと母に言ったら
もう全部いろんな人にあげちゃって
ないわよと…。
ただ一つ、先生のだけはとってあると。
これだ。
禍福はあざなえる縄のごとし
え~~~、なんでこの言葉ぁ~・・・
一瞬がっかり
だってさ、禍と福、福だけでいいもん。
♪人生、楽ありゃ苦もあるさ~~♪じゃなくって
♪じ~~~んせい、楽ばかりぃ~~~♪って歌っていたいもんね。
でもでも、
そう!思い出したのだっ!!
兄が急逝、私がアキレス腱を切る大怪我、
その他いろんなひどいことが怒涛の如く押し寄せた世紀末
1999年・・・
私がしっかりしないといけない時に、手術入院なんてしてる場合じゃないのに
なんでこんな怪我するか・・・・
と、入院、車椅子生活をひどく落ち込んでいたら、
母の書の先生が
「人間万事塞翁が馬、落ち込みなさんな」、と言ってたわと励まして貰ったのを…。
うんうん
そんな言葉の同義語。
先生の座右の銘なんだ、きっと・・・
と、
今はもうお亡くなりになった母の書の師を思う。
人の運命は予測できないという表現
・ 人生何があるか分からない
・ 禍福は予測し難い ・ 一寸先は闇
・ 人間塞翁が馬 ・ 禍福は糾える縄の如し
・ 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり
・ 禍福はあざなえる縄のごとし
・ 吉凶はあざなえる縄のごとし
そして、こちらは
私の高校の時の先生、
今は在宅出家なさったという恩師の
大切にしている言葉たち。
而今(今・自分を・生きる)・・・・道元禅師
浜までは海女も蓑着る時雨か な・・・・滝野瓢水
悟りとはいかなる場合でも平気で生きて居ること・・・・正岡子規
心して
改めて読む。