ひとみ庵

食いしん坊日記です。

4月になりましたね。

2011-04-02 21:13:15 | Weblog

3月11日から3週間あまり経ちました。ここにきてやっと気持ちが落ち着いて生活できるようになりました。自分が被災したわけでもないのに、なにかやる気も失せて茫然とした日々を送っていました。計画停電の影響などから電車に乗るのも躊躇して食料の買い物以外はどこへも行かずに過ごしていました。外に出るといえば畑や庭仕事をするくらいでした。

震災後3日間は青森の避難所から帰る旦那を待ちわびるところから始まり、余震に脅え、こちらにも地震が来たら・・・・と考えたり。震災後は、資源の大切さ、日頃の備え、人との関わりなどいろいろと考えさせられました。計画停電は3回ありましたが、寒い夜の停電は堪えましたが被災地の人たちはこんなもんじゃないし、福島の原発を使用しているのは私たち関東の人間なんだということも今回初めて知りましたし、これくらいは経験してかえってよかったとも思っています。

限りない資源などないんですよね。電気に頼りすぎていた生活を見直すこともできました。オール電化のお家は不便だったようです。ライフラインのことを考えるとガスも使えたほうがいいのかも知れません。今回はガスを使い土鍋でごはんを炊いたり、缶詰を食べたりもしてみました。電気が使えないとレンジでチーンの「サトウのごはん」が食べられないということも気づきました。カセットコンロは備えておいて正解でした。

最近は揺れもおさまってきたので玄関には非常用のリュックと貴重品をスタンバイすることもそろそろおしまいにしようかなと思っているところです。でも枕元には懐中電灯と携帯電話は今も用意してありますよ。あとはお風呂の水をためておくこともやっています。水は大事ですもの。

備えだすときりがありませんが、テレビを観ているとなにかしておかなくてはという気持ちになってしまいます。もちろん買いだめなどはいたしませんが、神戸の震災にあった両親からはお米や電池が送られてくるし、ちょっと困っています。

今の私に出来ることは、先日少しの寄付金をおさめたことと、今までどおりの生活をしていくこと、(節電や節水はもちろん)、4月になったので、なにか新しいこともはじめたいと思っています。

みなさまもどうぞ元気でお過ごしくださいませ。