近頃、ゆっくり絵画を観る機会がなかったので、思い切って六本木の国立新美術館のオランダの画家「フェルメール展」と上野の東京都美術館の「フィラデルフィア展」に行ってきました。 
「フェルメール」の方は、人と人の頭の間から絵画を観るような感じで、それはすごい人でした。静岡の美術館では考えられないです。 
それもそう、生涯に３０数点しか描かれなかったひとつが来ていたから・・。 「牛乳を注ぐ女」・・・とても小さい絵でしたが、フェルメール独特の黄色と青が綺麗な色だこと。
食いしん坊の私は牛乳とパンに目が行ってしまう～。
オランダ絵画は、暗い印象があったのですが、よく観ると庶民的で、台所に野菜があったり、使用人の針仕事だったり、生活に密着した絵が多いことに気がつきました。
「フィラデルフィア展」のほうは比較的空いていて、音声ガイドを聞きながらゆ～っくり堪能いたしました。 親しみやすい絵が多くて、やはり印象派の絵は色が鮮やかで心が満たされます。
あまり観てこなかった、アメリカの画家の絵画もほのぼのとするものがあって驚きでした。
久しぶりに目と心に栄養をもらえました。 次は「ムンク展」に行きたいな
