David Byrne - Road To Nowhere - O2 Arena, London - October 2018

昨日の関東地方は１日中雨が降っていましたが、今朝の神奈川はスッキリ晴れています。久しぶり

のいい天気で太陽がまぶしい。気温も急に上がるそうですから熱中症に気をつけてください。


David Byrne - Road To Nowhere - O2 Arena, London - October 2018



アメリカン・ユートピアのメンバーによるライブ演奏、パフォーマンスシーンですが、私はこの曲が

トーキング・ヘッズの中でも一番好きかも。ユーチューブではオリジナルPＶも観ることが出来ます

ので、そちらも観るといいですよ。とても示唆に富んだデヴィッド・バーンらしい内容です。

アメリカン・ユートピア（2020年米映画）

圧巻だった。感動した！本当は大スクリーンで観ようと思っていたのが、コロナ禍で延期に次ぐ延

期でとうとう機会を逸してしまい、ブルーレイディスクを購入して観ました。凄腕のミュージシャ

ンが勢揃いした上に、完璧に計算されつくしたパフォーマンス、ダンスも見事でシンプルで全く無

駄がないステージは観ていて全然飽くことが無い。改めてデヴィッド・バーンの才能の凄さを再認

識し、音楽を通して訴えかけるとはこういうことだと思わされた。


参加したミュージシャン、パフォーマーは１２名、彼らは一体化して、その指先からも伝わるエネ

ルギーを画面の向こうから放射して、観ている私たちを刺激せずにいられない。静から動の切り替

えも見事で３階までギッシリ埋まった客席の大興奮の観客と共に１０５分のショーはアッと言う間

に終わってしまった。


デヴィッド・バーンが取り上げたジャネール・モネイのプロテストソング「Hell You Talmbout」も

力強い合唱の直球勝負で思わずウルウルしてしまった。ミュージシャンの政治に参加を促すメッセ

ージも日本では批判する人もいるようだが、これは真摯に受け止めてほしい、この事が根底にある

から彼らの歌もあるのだと理解してほしい。


ラスト、カーテンコールの大団円から、バックステージ、そして劇場を後にするミュージシャン、

パフォーマー達の姿まで捉えていて、本当に素晴らしい！ユーチューブでも各パフォーマンスを観

ることが出来ますが、是非、通して観てほしい映画です。

【NBA】レイカーズが西地区決勝進出 ウォリアーズに４勝２敗

　＜NBAプレーオフ（PO）：レイカーズ122－101ウォリアーズ＞◇準決勝（7回戦制）◇第6戦◇12日

（日本時間13日）◇米ロサンゼルス◇クリプト・ドットコム・アリーナ


　八村塁（25）が所属する西カンファレンス（西地区）7位のレイカーズが、同地区決勝進出を決めた。

同6位で昨年覇者のウォリアーズに122－101で勝利。32年ぶりのPOでの対戦で、7回戦制の同地区準決

勝を4勝2敗で制した。（日刊スポーツ　5/13　土)


今季始まったばかりのレイカーズは５連敗を２度経験し、プレーオフ出場などとても無理と言われてい

た。八村はサイズとパワーがレイカーズの目に留まりトレードで加入し、さらにウェストブルックを放

出し、ディアンジェロ・ラッセル、ヴァンダービルトが加わりチームは変わった。そしてティンバーウ

ルブズとの死闘（ゲーム最終盤レブロンとＡＤの疲れ切った様子が印象に残った）でプレーオフ出場を

決め、グリズリーズ、ウォリアーズと戦い勝ち残った。


ウォリアーズとの第６戦を興奮しながら観た。序盤からガード陣のカリーへの密着ディフェンスは効果

絶大で絶対的エース・カリーを疲弊させ、試合中盤でレイカーズの勝利を確実にさせた。チームもドン

ドン良くなっているようで、レブロンやＡＤが多少とも休める時間を作り出せているのは勝ち抜くため

に朗報だ。


対ウォリアーズ戦で八村の出番は少なかったが、まだ試合は続くので出場する時間も増えていくと思う。

まさかＮＢＡの舞台でレイカーズに所属し、ウェスタン・カンファレンス決勝に八村があのレブロンと

共に出られるとは本当に嬉しい！まだＮＢＡ観戦は続く。

マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」 丸山俊一

マルクス・ガブリエル関係の本は沢山出ていますが、本書は読みやすい方だと思います。勿論語って

いる内容は深く、私たちの考察に影響を与えることは間違いないでしょう。マルクス・ガブリエルは

過去の自然科学で判断していく事に疑念を持っており、新型コロナウィルスの問題も医学だけでは解

決出来ないと言います。「疫学的なリスクに関するアドバイスにのみに従うなら誰とも会わないのが

賢明」だが、それには無理がある、だから多角的に捉えて対応することを考える必要がある。


そして「コロナ危機」から私たちの倫理的な感覚が変わった今の現実ー「衛生主義＝人種差別に近い

概念（例、国内で他の州、地域に移動する時に理不尽な思いをした経験）」ーから民主社会では法に

従わない人たちがいることも認めなければならないと結論します。


今、コロナ禍を経て終章では「分断を越える最後のチャンス」としてマルクスは語っています。必要

なのはロシア、中国、アメリカなどの大国にコントロールされることがない、悪い意味での政治的な

ものとは一線を画すプラットフォームで、民主的な問題を議論する場だと。人類の存続のために、私

たちが道徳的にまっとうな経済を作り出せるかどうかが重要だと言う。「私たちは、根底においては、

基本的に全人類に対して、愛情、つながりを育む官女を抱いているはずなのです。私たちは地球市民

であり、コスモポリタンでもあります」と結んでいます。


　　マルクス・ガブリエル　新時代に生きる「道徳哲学」　　　丸山俊一　　　　NHK出版新書

BLACK SABBATH - "Paranoid" (Official Video)

関東地方は昨日の午後突然雷雨になりました。午前中は晴れていい天気だったのですが、天気予報が

当たりましたね。早めに買い物に行っておいて正解でした。私は仕事休みだったのですが落雷の影響

で止まった電車もあって、沿線の方は大変だったと思います。


BLACK SABBATH - "Paranoid" (Official Video)



同時代に新しいロックバンドが群がり出ましたが、ブラック・サバスは独特の世界観で人気を得まし

た。スピード感ある演奏に、オジーのハイトーンボイスがピッタリ。長く活動していた記憶がありま

す。