よしーの世界

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「議会乱入を仕組んだ男 トランプ 陰の”盟友”」

2024-04-23 06:37:01 | 日記

ニクソン時代から長年、共和党の大統領選に関わり、トランプの政治顧問も務めたロジャー・スト

ーン。選挙に勝つためにはどんな手も使う“闇のプリンス”と呼ばれるストーンをベルギーのドキュ

メンタリー監督クリストファ・グルドブランセンが密着取材した。

 

冒頭見たこともない太い葉巻に火をつけるストーンのアップから始まり度肝を抜かれる。彼は7歳

の時に党の州大会を仕切っていた頃から葉巻を吸っていたという。「西洋文明を守るのは大変だよ」

と嘯き、ビル・クリントン、そしてヒラリーに対しての根拠のないデマを流し、あらゆる手段を使

い大衆を扇動した。

 

そして2020年大統領選でのトランプ敗北が濃厚になると、ストーンは各地の集会で「民主党が選

挙で不正をした」と根拠のない発言を始め、右派団体に「街頭で抗議しろ」と命じ、混乱に陥れ

る。バイデンの勝利が確定しても、ストーンは「選挙は終わってない、諦めるな」と群衆を煽り、

トランプが「2021年1月6日に首都に集まれ」と呼びかけた結果、トランプ支持の群集は議

事堂に乱入した。

 

すでにアメリカの共和党はトランプの影響下にあり、現在の選挙でもトランプが優位に居る。し

かし自分たちだけが正当で、支持しない人々を貶めようとする人物が大統領でいいのだろうか?

支配力を失いつつあると言われながら、未だにアメリカは強大な力を有している。0.1%とも言わ

れるアメリカの超大金持ちたちの欲望は際限がなく、有り余る資金をトランプやストーンに注ぎ

込む。トランプが再び権力を握れば、アメリカは完全に二分されてしまう。(BS世界のドキュ

メンタリー 2023年 デンマーク)

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