
どのように記事を組み立てるか、悩んだ末に一つにしました。ツアーの最後に、稲敷市の業務用品専門店のノダに立ち寄っています。その時に店主との話がリンクしてきます。
先のキノエネ醤油の「白しょうゆ」の販売を確認するだけだったのですが、店主と話が弾んでしまいました。
コーヒーを一杯飲んでから、さほど離れていない場所に、田中酒造店があります。その隣が、奈良漬けの新六。
素人的に考えれば、奈良漬けの原材料が安定して手に入るんだから、Win-Winの関係か。
と、思いきや・・・
田中酒造店は江戸時代初期に創業、新六は明治元年創業です。
県道229号線は途中、稲敷から延びる11号線に合流していて、共に、この県道に面しています。並んだ店舗を見ると新六は、裏に駐車場があるよと書いてあります。
田中酒造店は店先のみで、なにやら看板があります。判りやすく書けば、「ここは新六の駐車場じゃ無いよ、隣に用があるなら駐めんな」ってことでしょうか。注意>だいぶ
意訳が入っています。
酒造の前に車を駐めて、まずは酒造店の中へ。出てきたのは女性で、後で稲敷のノダの店主からの話で知りましたが、三姉妹の三女のようです。小学校低学年くらいのお子さんが
店の周りで遊んでいます。こちらは規模が小さいので、商圏は、さほど広くないそうです。T氏は試飲をさせて貰って、こちらの銘柄『君萬代(きみばんだい)』の日本酒を二本購入。
私は話を聞いていただけ。
ホームページを見ると、ネット販売をやっていて、特定商取引法に基づく表記を確認すると、事業者が、「小川勢子」と書かれています。ノダの店主によれば、女性杜氏だというので、
この方かな?
買い物を終え、応対してくれた女性に、隣にも寄りたいのですが、車、置いておいて大丈夫ですかと聞いたら、快諾してくれました。
新六に入ると、いろいろな奈良漬けや漬物が並んでいて、品数が多い。店員が駐車場裏手にあるので・・・と、やたらに隣を気にする(笑)
了解取ってますよって言って、安心して貰いました。なんだこれは?物腰が柔らかい、さっきの女性では無いよなぁ。
売り場を見て、唖然とした。酒が置いてあるけど、水戸の吉久保酒造のものばかり。隣の製品は置いていない。ちょっと居心地が悪くなって、茄子の漬物を買って撤収。
これだけだと仲の悪い隣家と話が終わるのですが、人のつながりって面白い。
何故という部分は沢山あるのですが、それは読んだ人の想像に任せます。
ノダの店主というか社長は、今は隠居で経営は息子に譲っているらしいですが、元新六の社員。独立して今の店を立ち上げた模様。ノダでは業務用品の他に酒類の販売を行っています。
そして、ここでしか販売されていない銘柄が、『稲敷』と『江戸崎』。それぞれ、田中酒造と吉久保酒造の製品。会社名を全面出すと、地元の酒造に太刀打ちできないらしい。この辺の
理屈は判らないけど、両者の名前を小さくすることで売れる物らしい。取手の近くで販売すると、新六に不義理になるので、遠く稲敷で店を始めたという。本当に何があったんだ・・・
本人は取手在住とのこと。少なくても、両酒造と、この元新六社員の社長の関係は良好と思われる。
そして、一番の衝撃は、吉久保酒造と新六は親戚関係であるという事実を聞いたとき。これが吉久保酒造の銘柄、一品を取り扱っている理由。新六の規模は大きいので、
田中酒造の酒粕では足りなくなるのではという推測もできる。
決して、仲が悪い関係では無い・・・と思われる。
ノダに立ち寄ったのは、ただの偶然で、ちょっと買い物をして、私が清酒『江戸崎』のポスターが入口に貼られていて、田中酒造と書かれていたのを見つけ、T氏に話していたところ
後ろに、ノダの社長がたまたま通りかかって広がった話。
こういうドラマも直売所巡りの楽しみだなと思います。
□田中酒造店
□住所:取手市取手2-13-35
□電話番号:0297-72-0011
□営業時間:9:00~17:30
□定休日:月曜日・祝日・年末年始
□新六本店
□住所:取手市取手2-13-36
□電話番号:0297-72-0006
□営業時間:8:30~19:00
□定休日:月曜日
□ノダ
□住所:稲敷市江戸崎1274-8
□電話番号:029-892-3945
先のキノエネ醤油の「白しょうゆ」の販売を確認するだけだったのですが、店主と話が弾んでしまいました。
コーヒーを一杯飲んでから、さほど離れていない場所に、田中酒造店があります。その隣が、奈良漬けの新六。
素人的に考えれば、奈良漬けの原材料が安定して手に入るんだから、Win-Winの関係か。
と、思いきや・・・
田中酒造店は江戸時代初期に創業、新六は明治元年創業です。
県道229号線は途中、稲敷から延びる11号線に合流していて、共に、この県道に面しています。並んだ店舗を見ると新六は、裏に駐車場があるよと書いてあります。
田中酒造店は店先のみで、なにやら看板があります。判りやすく書けば、「ここは新六の駐車場じゃ無いよ、隣に用があるなら駐めんな」ってことでしょうか。注意>だいぶ
意訳が入っています。
酒造の前に車を駐めて、まずは酒造店の中へ。出てきたのは女性で、後で稲敷のノダの店主からの話で知りましたが、三姉妹の三女のようです。小学校低学年くらいのお子さんが
店の周りで遊んでいます。こちらは規模が小さいので、商圏は、さほど広くないそうです。T氏は試飲をさせて貰って、こちらの銘柄『君萬代(きみばんだい)』の日本酒を二本購入。
私は話を聞いていただけ。
ホームページを見ると、ネット販売をやっていて、特定商取引法に基づく表記を確認すると、事業者が、「小川勢子」と書かれています。ノダの店主によれば、女性杜氏だというので、
この方かな?
買い物を終え、応対してくれた女性に、隣にも寄りたいのですが、車、置いておいて大丈夫ですかと聞いたら、快諾してくれました。
新六に入ると、いろいろな奈良漬けや漬物が並んでいて、品数が多い。店員が駐車場裏手にあるので・・・と、やたらに隣を気にする(笑)
了解取ってますよって言って、安心して貰いました。なんだこれは?物腰が柔らかい、さっきの女性では無いよなぁ。
売り場を見て、唖然とした。酒が置いてあるけど、水戸の吉久保酒造のものばかり。隣の製品は置いていない。ちょっと居心地が悪くなって、茄子の漬物を買って撤収。
これだけだと仲の悪い隣家と話が終わるのですが、人のつながりって面白い。
何故という部分は沢山あるのですが、それは読んだ人の想像に任せます。
ノダの店主というか社長は、今は隠居で経営は息子に譲っているらしいですが、元新六の社員。独立して今の店を立ち上げた模様。ノダでは業務用品の他に酒類の販売を行っています。
そして、ここでしか販売されていない銘柄が、『稲敷』と『江戸崎』。それぞれ、田中酒造と吉久保酒造の製品。会社名を全面出すと、地元の酒造に太刀打ちできないらしい。この辺の
理屈は判らないけど、両者の名前を小さくすることで売れる物らしい。取手の近くで販売すると、新六に不義理になるので、遠く稲敷で店を始めたという。本当に何があったんだ・・・
本人は取手在住とのこと。少なくても、両酒造と、この元新六社員の社長の関係は良好と思われる。
そして、一番の衝撃は、吉久保酒造と新六は親戚関係であるという事実を聞いたとき。これが吉久保酒造の銘柄、一品を取り扱っている理由。新六の規模は大きいので、
田中酒造の酒粕では足りなくなるのではという推測もできる。
決して、仲が悪い関係では無い・・・と思われる。
ノダに立ち寄ったのは、ただの偶然で、ちょっと買い物をして、私が清酒『江戸崎』のポスターが入口に貼られていて、田中酒造と書かれていたのを見つけ、T氏に話していたところ
後ろに、ノダの社長がたまたま通りかかって広がった話。
こういうドラマも直売所巡りの楽しみだなと思います。
□田中酒造店
□住所:取手市取手2-13-35
□電話番号:0297-72-0011
□営業時間:9:00~17:30
□定休日:月曜日・祝日・年末年始
□新六本店
□住所:取手市取手2-13-36
□電話番号:0297-72-0006
□営業時間:8:30~19:00
□定休日:月曜日
□ノダ
□住所:稲敷市江戸崎1274-8
□電話番号:029-892-3945
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