goo blog サービス終了のお知らせ 

茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

ごさい漬け記事

2008-01-01 19:54:05 | 茨城のスローフード
元旦の茨城新聞の特集記事で、残したい郷土料理として、ごさい漬けが紹介されていました。神栖の「フナのがりがりなます」というのも紹介されていまして、こちらは私も初めて聞きました。今後調べたい郷土料理です。この記事での「ごさい漬」の作り方を紹介します。頭と内臓を外した秋刀魚を、水に浸け血抜きし、大量の塩で秋刀魚だけを漬け込む。ブツ切りの大根と刻み唐辛子を混ぜ込む。魚の旨みと塩味を大根に移すのに二、三週間かかる。この記事は私が、書籍等で得た知識とは若干違う。秋刀魚とスライスを交互に重ねて寝かすと書かれていました。茨城新聞には、昭和20年~30年までは地引き網で採った鰯を使っていたという。しかし、その後、鹿島開発で砂浜の後退し、地引き網漁の衰退によって、銚子から廻ってきた秋刀魚に置き換わったと書かれています。大根は、市販品はブツ切りがほとんどで、スライスのメーカーは見あたりません。初期のパターンがスライスなのかも知れません。
コメント

丸池食品の「ござい漬」

2007-12-30 19:07:55 | 茨城のスローフード
今年の〆は「ごさい漬」。買ってから気がついたけど「ござい」と書いてあります。「ごさいづけ」の語源ははっきりしませんが、「ございづけ」という呼び名もあるなら、調査に広がりがでそうです。さて、「ごさい漬」は、茨城県の南東部の鹿島地方に伝わる郷土食です。鹿行地域ではなく、鹿島地方というのが特異的です。大根をスライスし、塩もみし、塩漬けの秋刀魚や鰯を交互に敷いて漬け込んだものです。今では、秋刀魚が多く使われます。魚は内臓は抜く方が多いですが、丸ごと漬ける場合もあります。漬け込むと発酵して、乳酸菌の作用で骨は軟らかくなるので骨は抜きません。しかし、それは家庭の話。市販の商品は、短期間に商品化しなければいけないので、色々問題が出ます。この丸池食品は鹿嶋市内の漬物メーカーで、大根はブツ切りになっていて、柚子と唐辛子が加わっています。骨は・・・柔らかくなっていません・・・。骨が喉につっかえて、思わず悶絶しました。唐辛子の固まりも飲み込んでしまいました。大根は酢漬け風味で、これは普通に食べられます。秋刀魚は生です。なかなか、生で食べません。鹿島地方では正月の定番で、鉾田や鹿嶋の漬物メーカーの販売品やスーパーの惣菜として出回るのは11月下旬から1月頃までです。かなり好みが分かれる一品です。
コメント (7)

五家宝

2007-10-07 23:00:00 | 茨城のスローフード
ごかぼうと読みます。御家寶と書くことも。一般的に古河と熊谷が名物として力を入れています。餅米を使って、砂糖で甘くしたあられを作り、捏ねて棒状にしたものを適当な長さに切って黄粉を塗した菓子です。円柱状に固めた軟らかいアラレといった感じでしょうか。そのルーツは諸説あってはっきりしませが、その中の一つ、地名説を取り上げれば、茨城県古河市や五霞町(五霞町では特に名物とはしていない)が発祥と考えられ、私は個人的に押したい説です。今回、古河史跡散策オフを実施し、その中で熊谷との食べ比べを行いました。古河・熊谷の一つの菓子店の比較なので、明確な違いは見いだせませんでしが、その二品の感想をあえて書けば、熊谷のものは、やや小ぶりで軟らかい。大量に黄粉を塗してある点は同じ。いずれにしろ、お茶にとても合う素朴な郷土菓子です。
コメント (2)

だるま食品のそぼろ納豆

2007-09-27 20:56:03 | 茨城のスローフード
道の駅いたこで、ひさしぶりに、そぼろ納豆を購入しました。茨城の郷土料理の一つです。大概の県内の納豆メーカーは商品として加えています。私のホームページでカタログを作っているのですが、食べたものを載せています。ひさしぶりに食べていないメーカーを購入しました。だるま食品です。ちょうどいい塩辛さで食べやすいです。たまに食べると良いですね。
コメント

もんじ焼き

2007-05-20 18:13:21 | 茨城のスローフード
昨日は、オフ会で茨城~ひたちなか~大洗を行動しました。ひたちなか市の旧那珂湊市の市役所(今はひたちなか市役所支所)の前に、もんじ焼きの店があります。今回、昼頃訪問すると休みでした。オフ会のメンバーで残念に思いながら、向かいの定食屋に入りました。満腹セットという、ミニカレーとミニカツ丼、ミニ××(ラーメンや蕎麦など)の豪華セット。800円だったかな。食事後、大満足で店を出ます。すると、向かいの建物の入口に、もんじ焼の暖簾が、はためいている。オフ会メンバー同士でしばらく絶句し、悩んだあげくに、暖簾を潜る。もんじ焼は、もんじゃ焼きの原型と言われ、江戸時代末期から明治頃に女性達が、水溶き小麦粉を鉄板の上で焼きながら、文字を勉強したと言います。この店は、30年ほど前からやっているそうで、大洗の「たらし」の影響があるみたい。基本は、「たらし」と同じみたいけど、具材に葱がない。ひたちなか市では、ここ一件のみ。具は4つで¥150。具と小麦粉と水の混ざった液体の入ったカップを渡される。これを、へがし(=はがし)で食べる。オプションで、ベビースターやコーラーなどを頼める。営業時間は、午後、不定だそうです。あまり遅く行くと、小中学のたまり場になります。
コメント (8)

藤田の常陸秋そば

2007-03-27 20:14:47 | 茨城のスローフード
石岡市の藤田食品の常陸秋そばです。売れ残りで安くなっていたので買ってみました。この会社、一時、楽天に出店していたらしいが、撤退したみたい。ちょっと高いので、なかなか手が出なかったのですが。正直、地域特産品は現地でできたてを食べるべきだと思いました。パッケージには「風味豊かな茨城県産常陸秋そば使用」、「筑波山麓の伏流水で大切に造りました」などのキャッチコピーが書かれています。しかし、保存料の酢酸ナトリウムに臭いが強すぎ。台無し(笑)。これじゃ、安い茹で蕎麦と変わらない。酢酸臭は茹でると無くなるとありましたが、残っていますよ。臭いが無くなるまで煮込んだら、そばの香りは吹き飛ぶんじゃ・・・。もっと臭いの少ない保存料無いのかな。ところで、県外でも常陸秋そば造っているのでしょうか?

コメント

とろ~りクリームonプリン

2007-02-25 16:33:43 | 茨城のスローフード
オフィスで一組の男女が踊るCMが印象的なグリコ乳業のプリンです。いきなり男性社員が仕事中に、プリンを食べていて、美味しさのあまり、立ち上がって、とろ~りプリンの歌を歌い始め、同じように隠れてプリンを食べていた女性社員も同調して、歌い始め、やがて二人でペアダンスを始めるというCMですが、これって実はあり得ないCMなんです。この商品を買って始めて気がつきました。パッケージのキャッチコピーは「量と味にこだわるMen’sプリン」なんです。もっとも、買ったのは一番大きいサイズの220gだったので、小さいものは確認していないのですが。濃厚なクリームとほろ苦いカラメルの美味しいプリンで、プッチンはできません。
コメント

レンジ担々麺

2007-02-08 18:30:38 | 茨城のスローフード
先日、「レンジほうとう」を紹介しました。その製造元の埼玉県の中野食品の、同じ「レンジであったか麺」シリーズです。「ほうとう」も良かったけどこれも良い。カスミ鉾田店(SCアクロス内)で発見。スープはゼラチンで電子レンジの加熱で液化するけど、かなり少なめ。いわゆる汁無し担々麺というのでしょうか。実は、汁なしは本来の姿だそうです。担々麺と書かれるように、売り手が麺や汁を担いで、家々を訪ね、客の前で麺に汁を絡める麺料理が語源だそうです。汁気が多ければ、運びづらいわけです。この商品は、豚挽肉、タケノコ、椎茸などの入った胡麻餡が、麺の上にかけてあって、さらに、千切りの唐辛子や水菜、ネギが乗っています。よく見かける唐辛子はみじん切りでしょう?白髪ネギだと思ったら、白髪唐辛子でした。価格は¥358でした。麺は、少し堅めですが美味しいですよ。加熱時間は4分くらいです。
コメント (2)

味付けきりぼし納豆

2007-01-23 21:44:44 | 茨城のスローフード
切り干し大根の入った納豆です。額賀商事という鉾田の会社の商品です。いわゆる、そぼろ納豆のことで、味付け納豆に切り干し大根が混ざっています。写真は130g版で、もう少し大きめのサイズもあります。十分に塩辛いので、このままお茶漬けにもできます。茨城の代表的な食品です。
コメント

ごさい漬け2

2006-11-25 13:20:32 | 茨城のスローフード
以前も紹介した、鹿島郡の冬の郷土料理です。今では、サンマのブツ切りが主体で、塩漬けした生サンマを、大根と一緒に漬け込む好き嫌いのはっきりする食べ物です。昔は、正月に食べるために11~12月頃に仕込むのが通例だったそうです。たまたま、寄った鹿嶋市下津にある、地元スーパーのミズノの惣菜売り場で見てしまった。このブログのために、買うべきだったのですが、量が多すぎる。。。。¥298でした。こんなに早く惣菜として並べる点と、置いてあるパック数が10以上だったので、たぶん美味しいんじゃないのかな。ただ、この分量は食べきる自信がなかったので購入を断念。内臓付きなのかな?骨ありなのかな?これも作り手によって異なるんで、食べてみないと判らないのです。もし近くの方がいらっしゃれば、ぜひ、チャレンジとコメントをお願いします。

コメント