goo blog サービス終了のお知らせ 

茨城のスローフード

常総地域の食に関する情報。ホームページも見てね。

どんどん焼き

2007-05-27 19:09:45 | 県外のスローフード
今日は、千葉県を銚子・匝瑳市をドライブしてきました。幾つかの目的の一つが、どんどん焼き。匝瑳市のWebサイトに書かれていた情報を頼りに、ふれあいパークを訪問。地産地消の物産館の他に、園芸館があり、それとは別に、土日限定で営業している出店に目的のものはありました。大きさは、屋台で売られているお好み焼きの3分の1くらいの大きさで¥100。昨今の祭りの屋台のお好み焼きは500円でも驚かないので、これは手頃な値段でしょう。実際、苗木なんかも、かなり安い。ローズマリーの苗木が¥160。近所のホームセンターは¥200以上はする。しかも、かなり大きい。笑ったのが、カレープランツが¥120。激安・・・。鹿嶋からは遠いのがネックですが、かなり、気に入りました。さて、どんどん焼き。これが、数十年前に庶民の味として親しまれた味かどうかは確信は持てませんが、かなりシンプルです。刻んだ人参、キャベツ、青海苔しか具材が入っていません。肉や魚介類、卵は入っていないんです。具材を小麦に混ぜて鉄板で焼いて、できあがりです。味付けはソース。昔は醤油だったのかな。発泡トレーは16cm×9cmです。目の前で、親父が、どんどん焼いて保温庫に入れていく。だから、どんどん焼きか?
コメント

マファール

2007-05-19 14:00:00 | 県外のスローフード
清兵衛さんの家で出された茶請けです。長崎の郷土菓子で、メーカーは蘇州林。小麦粉を細く練って、螺旋状に編み上げ、油で揚げた菓子で、ある程度の歯ごたえと甘みを持ちます。メーカーのサイトには、食品無添加なのに90日の賞味期間とあるのが、にわかに信じがたいですが、熱いお茶に良く合います。もともと、中国の北京の郷土菓子で、帰化人によって、1600年頃に長崎にもたらされたそうで、麻縄のような形状、花のような脆さが名称の由来だそうです。ネット上でも情報が少ないので、本場でも知名度が低いのかな?
コメント (8)

雁月

2007-04-22 13:06:26 | 県外のスローフード
がんつき、がんづきは、岩手の郷土菓子と言われますが、今ではどこでも見かけます。 もともとは、「神搗」と表記が正しく、神前に供える物だったようです。これが訛って、雁月の字が当てられたようです。簡単に説明すると和風蒸しパンのことで、黒砂糖や重曹を小麦粉と混ぜ、さらに胡桃、胡麻を散らして蒸し上げます。スーパーでは直方体の切り身が出回っていますが、基本は円柱、ケーキと同じです。これを月に見立て、胡麻や胡桃を雁の群れに見立てた情緒のある和菓子です。「神搗」から派生していれば、こじつけということですけど。一般的な蒸しパンより甘みが強いかな。写真は福島県郡山市の生活菜香という会社の製品です。
コメント

スイスロール

2007-03-14 19:54:59 | 県外のスローフード
スイスロールの日本デビューは昭和30年代に山崎製パンが販売したのが始まりです。各社でスイスロールが販売されているので登録商標ではないようです。山崎製パンのホームページによれば、一般に「ロールケーキ」と言われることが多いそうで、薄く焼いたスポンジケーキの片面に、ジャムやバタークリームなどを塗り、巻き上げたケーキの総称です。名前の通り、スイス発祥の菓子でヨーロッパでは一般的にみられるそうです。結構なボリュームがあり、コーヒーや紅茶に良く合います。ただ、食べ過ぎると気持ち悪くなります(笑)。現地では、Roulade(ルーラード、ローラード)と呼ばれるそうです。蛇足なりますが、最近になって6月6日がロールケーキの日と認定されたそうです。写真は、同社の手頃サイズのもの。
コメント

寿甘

2007-02-01 19:19:30 | 県外のスローフード
「すあま」と読みます。写真は、山崎製パンのものです。上新粉を塩や砂糖と一緒に良く練って、周囲を着色し、スダレで巻いた素朴な和菓子です。名前が「薄甘」からと言われるように、甘さ控えめです。あまりにも単純な製法なので、発祥の地ははっきりしません。それにしても、餅は分量が少なくても食べ応えがあります。飽きますね(笑)。作っている方は差別化が難しい菓子です。
コメント

バナナカステラ

2007-01-07 10:59:47 | 県外のスローフード
ビッグハウス鹿嶋店で購入しました。岡山市にある福岡製菓所の製品です。バナナカステラは全国で見られ、輸入果物の代表のバナナを、舶来菓子の代表であるカステラという形で表現した、奥の深い食べ物です。かつて、庶民はあこがれを持って食したのではないでしょうか。基本形はカステラをバナナ状に焼き上げたカステラで、中にはバナナ風味の白餡が入っています。洋と和の組み合わせです。そしてカステラ表面に「BANANA」の文字が刻印がされています。ファンサイトは多くあるようで、「食べたいときに見つからない、バナナカステラ」と言われるように、どこにでもありそうでないんですよね。
コメント

炭酸まんじゅう

2007-01-06 11:22:58 | 県外のスローフード
以前から興味のあった饅頭です。道の駅「おかべ」で発見。重曹(炭酸)とベーキングパウダーで、パンパンに膨らまして、炭酸の影響で皮が薄く黄色になるのも特徴です。真ん中が少し破けている点も、他の饅頭と違います。内圧で裂けるんでしょうから、膨らまし方が半端じゃないんです。中には粒餡が入っています。お焼きのように、いろいろな具材のバリエーションがあるみたいです。私が買ったのは、深谷市内の西間堂のもので、妙にしっとりした饅頭ですね。非常に食べやすい。煮ぼうとうを食べた後に、車内で食べました。本当に小麦粉が産物なんですね。群馬県や埼玉県ではポピュラーな郷土菓子です。¥105でした。
コメント

煮ぼうとう

2007-01-06 07:40:59 | 県外のスローフード
3日から、実家の古河に帰省していました。二泊で鹿嶋に戻りましたが、ちょっと埼玉の深谷に足を伸ばしました。深谷もまた、平成の大合併で、岡部など3町を吸収し新生・深谷市となっています。昨年、TVで知った煮ぼうとうに興味を持ちました。私は、今は消滅した専門学校に通っていまして、旧深谷市と旧岡部町に校舎がありました。10数年ぶりに訪れるのも目的のひとつでした。その近くに、国道17号線バイパスに、道の駅「岡部」があります。関東で私の好きな道の駅のひとつで、旧岡部町は漬物の産地です。道の駅の売店でも、たくさんの漬物が売られており、どれを買うか悩んでしまいます。その配慮として、毎月更新の漬物番付という売れ筋商品のリストが貼られていています。予定では、ここで何か買って、旧深谷市で、煮ぼうとう屋を探す予定でしたが、道の駅内の蕎麦店で、一日20食限定の煮ぼうとうがあったので、食べることにしました。正直、深谷駅前のごみごみした路地は、あまり行きたくなかったので、渡りに船というやつです。時間は11時30分。そば蔵という店です。15分くらいかかります、といわれて、出された蕎麦茶をすすりながら待っていると、黒い鉄の鍋がやってきました。あつあつです。平たいうどんと野菜がたっぷりの煮込みうどんです。「深谷・煮ぼうとう」と「山梨・ほうとう」の大きな違いは、ベースが味噌ではなく醤油。そして、基本的には南瓜が入りません。醤油ベースのスープに入っているのはサヤエンドウ、人参、大根、椎茸、しめじ、白菜、油揚げ、豚肉?、そして、深谷ねぎ。ねぎは、煮込んで入っているものと、生で上に振りかけたものの二種類。野菜の甘味が十分に染み出して、あっさり味です。深谷の土産は、ねぎみそ煎餅や饅頭など、味噌とねぎの組み合わせが多いんですが、これは味噌ではなく、醤油味。ほうとうに対する対抗心が伺えます。結構なボリュームでしたが、値段はお手ごろの¥700でした。
コメント

年越しそば

2006-12-31 19:46:23 | 県外のスローフード
「人生は細く長く生きる」。よく言われる話ですが、年越しそばの一般的ないわれです。「太く短く生きたい人」は、うどんをたべるのか。それはさておき、今日は職場で、昼飯は、生そばを前日に買っておき、日清のどん兵衛の天そばの替え玉として利用しました。安いそばは汁になじみませんでしたね(笑)。夜は帰宅して、東洋水産の緑のたぬきでした。こっちは、がんもどきと生卵を浮かべたのでカロリーオーバー。そばは、やっぱり良いですね。年を越して食べるのが縁起悪いらしいけど、それでは、いつになったら、そばを食べられるんだ!。あまり、内容はありませんが、本年、これで最後の書き込みです。皆さん良いお年を。
コメント

葬式と「がんもどき」

2006-12-30 19:36:40 | 県外のスローフード
50歳前後の、鉾田の方なんですが、小さい頃から、がんもどきを葬式で振る舞われていたんで、がんもどきと聞くと葬式を思い出すそうです。はて、そんな風習があるのか?。理屈は通るんですけどね。がんもどきは、精進料理の一角を担う食べ物です。雁の肉は食べることができないので、その代わりに作られたという説があるそうです。つまり、仏式の葬式なら、出ても不思議ではない。ただ、わざわざ各家庭で作るとなると食文化ですね。これがどのくらいの範囲で分布しているのか、興味がわきます。うちもそう、という方、コメントください。
コメント