曇り空だし少し涼しく感じたので急きょ散歩モードに突入。
久しぶりに長居に行きたくなった。
しかし、着いた途端にカンカン照り!
歩いていたらいつもの夏日の暑さだった。
来週にすれば良かった・・・
日傘を差しながら植物園を散歩。
今日は夏休み最後の日曜日。
親子連れで賑わっていた。
思いのほか気温が上がっていた。
また汗だくになりそう。ゆっくり歩いて体をいたわろう。
今年はあまりへメロカリス園、デイゴ園を見ていない。
日影がまったくないエリアなのでついつい避けていた。
好きなエリアなので思い切って行ってみた。
そしたら、もう一度見たかったあの珍しい昆虫を見つけることができた。
アメリカデイゴの強烈な赤は真夏を連想させる。
しかし、すでに実もたくさんできていた。晩夏を感じる。
花の中に薄緑の小さい虫を発見。
「ミドリグンバイウンカ」(カメムシ目グンバイウンカ科)
名前の由来は
緑色の体で相撲で使われる軍配に似ていることから付けられたそうです。
せいぜい3mmぐらいのほんとに小さい虫です。
葉っぱの上にもいました。
こちらにも・・・
どうやらこの木が好きなようです。
この虫の幼虫がまた変わった形をしているのです。
下は昨年の8月に撮影したものですが、
右が頭部です。お尻から8本の放射状の糸のようなものが出ています。
(この時には数本がちぎれていました。)
この糸のようなものがロウ物質の分泌物ということです。
お尻から放射状の糸だなんて・・・何か意味があるのかしら?
しかし、けったいな虫がいるものです。
美しく変身する前の幼虫って奇妙なものが多いですね。
知識が増えることはいくつになっても喜びです。
最後までご覧いただき有難うございました。