ミントグリーンの風に吹かれて

https://blog.goo.ne.jp/hisuinet2 (続編)もよろしくお願いします

アメリカデイゴの花にいたミドリグンバイウンカ・・・

2019年08月26日 | 長居植物園・公園

曇り空だし少し涼しく感じたので急きょ散歩モードに突入。

久しぶりに長居に行きたくなった。

しかし、着いた途端にカンカン照り!

歩いていたらいつもの夏日の暑さだった。

来週にすれば良かった・・・

 

日傘を差しながら植物園を散歩。

今日は夏休み最後の日曜日。

親子連れで賑わっていた。

思いのほか気温が上がっていた。

また汗だくになりそう。ゆっくり歩いて体をいたわろう。

今年はあまりへメロカリス園、デイゴ園を見ていない。

日影がまったくないエリアなのでついつい避けていた。

好きなエリアなので思い切って行ってみた。

そしたら、もう一度見たかったあの珍しい昆虫を見つけることができた。

 

アメリカデイゴの強烈な赤は真夏を連想させる。

 

 

しかし、すでに実もたくさんできていた。晩夏を感じる。

 

 

花の中に薄緑の小さい虫を発見。

 

 

「ミドリグンバイウンカ」(カメムシ目グンバイウンカ科)

名前の由来は

緑色の体で相撲で使われる軍配に似ていることから付けられたそうです。

せいぜい3mmぐらいのほんとに小さい虫です。

葉っぱの上にもいました。

 

 

こちらにも・・・

どうやらこの木が好きなようです。

 

 

この虫の幼虫がまた変わった形をしているのです。

下は昨年の8月に撮影したものですが、

右が頭部です。お尻から8本の放射状の糸のようなものが出ています。

(この時には数本がちぎれていました。)

この糸のようなものがロウ物質の分泌物ということです。

 

 

お尻から放射状の糸だなんて・・・何か意味があるのかしら?

しかし、けったいな虫がいるものです。

美しく変身する前の幼虫って奇妙なものが多いですね。

知識が増えることはいくつになっても喜びです。

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

 

 

 

 


枯れゆくひまわり、夏の終わりを感じて・・・

2019年08月24日 | 浜寺公園・住吉公園・住吉大社

雨が止んだので住吉公園(住吉大社のすぐそば)のひまわりの様子を見に行きました。

 

 

もうほとんどがうつむいていましたが、

遅咲きの花がちらほら。

まっすぐこちらを見ている姿が印象的でした。

 

 

うつむいた姿で種を形成中。

もう虫は寄ってきません。

 

 

黄色いお花畑は茶色い景色に変わりつつある。

枯れ行くものたち。

こういう景色もまた惹かれる私・・・

向日葵はモノクロもよく似合う。

 

 

命の終わりと同時に新しい子孫を残す準備にかかる。

休むことなく繰り返される植物の営み。

 

 

儚さと力強さ。

向日葵の魅力は奥深い。

 

ここ数日、暑さが少しましになったような気がしますが

湿度が高いのでまだまだ一汗も二汗もかきそうです。

油断は禁物、皆さま気を引き締めてまいりましょう


エルンスト・クライドルフ展(伊丹市立美術館)を鑑賞・・・

2019年08月18日 | 美術鑑賞

伊丹市立美術館で開催中の「アルプスが生んだ絵本作家 エルンスト・クライドルフ展」を見に行ってきました。

スイスの絵本作家 エルンスト・クライドルフ(1863~1956)は

美しく険しい山々、そこに咲くたくさんの花、澄んだ高原の空気と風

大自然の中で自由に暮らす人々、精神的な豊かさと文化、芸術の質の高さ

 このような国においてまさに絵本の先駆者でした。

 自然を心から愛したクライドルフは、スイスの美しい自然を舞台に

花や動物を沢山スケッチした中から彼の心を通じて見い出した新しい姿に変え

独特のいのちある姿で表現しました。    

そして、石版師(リトグラフ師)のマイスターでもあるクライドルフ自身が

美しい絵本に仕上げました。

手掛けた挿絵(主に石版画)は、多色刷りの透明感ある色彩と

精緻な観察に基づく描写がすばらしく、

絵本ファンはもちろん、版画ファンにもおすすめの展覧会です。

(記事はネットよりお借りしました。)

 

草花や虫を擬人化した作品が多く植物好きにはたまりません。

今回は絵はがきの他に「エルンスト・クライドルフの世界」という本まで購入しました。

こちらは「小さな絵本美術館」(八ヶ岳)で2015年に開催されたときの図録ですが

今回(伊丹)の図録はハガキ大で小さく見劣りしていたので(すみません)

ハードカバーの魅力的な大きな本のほうにしました。

アートのような繊細な技法で描かれたメルヘンの世界。

しばらく陶酔します。


水辺に飛び交うトンボ、チョウトンボ他・・・

2019年08月17日 | 長居植物園・公園

心配していた台風10号は予想に反して速やかに通過しました。

昨年悲惨な思いをしたので不安がよぎり、TVでも毎日脅すので気構えてましたが

幸い私の住んでいるところは何事もなく無事でした。

ほっとしたら途端にデジカメウォーキングしたくなり暑い中出かけてきました。

今日も長居植物園です。

左に歩いて行ける道があるんですが、

何と水浸し!すっかり道がなくなっていました。

昨年の台風以来水面が高くなっていたので雨量が多いとこうなります。

今日はトンボが飛び交っていました。

ギンヤンマが連結したままあちこち飛んで、その後植物に産卵していました。

オスの胸の黄緑と腹の水色の配色が美しいですね。

腹の3節目の下が銀白色でこれが名前の由来らしいです。

ちょっとわかりづらい写真ですみません。(^^;

シオカラトンボ。↓

粉を吹いたような体の色が涼しげです。

タイワンウチワヤンマ ↓

今日も暑かったから、こんなにお尻を挙げて体温調節していました。

ショウジョウトンボ ↓

目まで真っ赤です。

最後はチョウトンボの写真をたくさん並べてみました。↓

チョウトンボに出会ったらうれしくて何枚も撮ってしまいます。

日が当たるとメタルチックな青紫の翅の美しさが増します。

今日は台風が去った後の風が強く、葉が大きくうねるのでピンボケ写真ばかりになりました。

しかし、暑かった~~~倒れそうでした。

コンビニで買ったアクエリアスを飲んで生き返りましたが、

当分散歩に行くのは止めときます。


台風10号接近中、2日前の空は抜けるように青かった・・・

2019年08月15日 | なんばパークス、ミナミ

大型台風10号が四国に接近中です。

ここ大阪では15日の午後から夕方にかけて暴風域に入りそうです。

昨年の9月の台風の時に怖い思いをしたので構えてしまいます。

近所にはまだブルーシートを屋根にかけたままの家もあります。

修理の順番がまだまわってこないんらしいですが、

突風でシートが飛ばされないか心配です。

 

さて二日前に難波に出たついでに「なんばパークス」で写真を撮ってきました。

先日の長居と同じくらい素晴らしい青い空でした。

綿菓子のような雲。

シマトネリコの実がたわわに。

タワシのような実。

クロトン。

赤い色は夏によく似合う。

 

台風前ですが・・・

一服の清涼感を味わえましたでしょうか。

 

何事もなく通過してくれますように・・・

皆さまどうぞお気を付けくださいませ。